MAGAZINE:

  • SALUS
  • 5月号Vol.218 / May / 2019毎月20日発行
  • 特集:ensen 1 DAY TRIP
  • 今月の街さんぽ:あざみ野
  • もらって嬉しい手土産スイーツ:WHITE GLASS COFFEE焼き菓子〔東横線、田園都市線/渋谷〕
  • 連載: 宇宙のカケラ/この街で、働く人たち/星が導く!お悩み相談室

INFORMATION:

2019/4/20:
SALUS5月号を発行しました。
2019/3/20:
SALUS4月号を発行しました。
2019/2/20:
SALUS3月号を発行しました。
2019/1/20:
SALUS2月号を発行しました。
2018/12/20:
SALUS1月号を発行しました。

SHOP:

ensen 1 DAY TRIP
美味列車で、気ままに食べ歩き
(世田谷線・三軒茶屋〜下高井戸)

「ここならでは」を探しに
いざ、世田谷線沿線グルメツアーへ

カネサオーガニック味噌工房松陰神社前

25年間培った有機農法で育てた米や大豆から、糀や味噌を手作り。定番の有機生味噌¥810~(400g)や有機生塩糀¥480、有機古代米甘酒¥490ほか、おしゃれなパッケージはギフトにも。
  • 住所:世田谷区若林4-17-11 TSビル1階 
  • 電話:なし
  • 営業時間:10:00~19:00(月により変動あり)
  • 休:不定休
  • 松陰神社前駅より徒歩2分

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食堂めぐる松陰神社前

噛むほどに甘い熊本「のはら農研塾」の有機米や天草産の魚介類を使った日替わり定食は、素朴でほっとする味わい。イートインはもちろん、テイクアウトのお弁当(個数限定)¥850も。
  • 住所:世田谷区若林4-27-15
  • 電話:なし
  • 営業時間:12:00~売り切れ次第終了、18:00~22:00
  • 休:火・水(不定休) 禁煙
  • 松陰神社前駅より徒歩3分

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京風たこ焼き たこ坊 本店世田谷

オープンして23年。京都出身のご主人が作るたこ焼き¥500~(6個)は、絶妙な水分量で独自のふんわりもちもちの仕上がりに。たこのほか干しエビやキャベツ、ネギなど具材の多さも好評。
  • 住所:世田谷区世田谷1-16-24 榎本ビル1階
  • 電話:03-3439-8300
  • 営業時間:12:00~22:00
  • 休:不定休 禁煙
  • 世田谷駅より徒歩5分

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YOUR DAILY/ COFFEE上町

カラメルにエスプレッソを混ぜ、ホイップクリームにほんのりラムを利かせたカスタードプリン¥600はコクがあり、コーヒーと相性抜群。ドリップのアイスコーヒー¥500(各税抜)とともに。
  • 住所:世田谷区世田谷2-14-3 TKビル1階
  • 電話:03-6413-5297 営 9:00~18:00(土・日・祝~19:00)
  • 休:月(祝日の場合翌日) 禁煙 
  • 上町駅より徒歩4分

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まほろ堂 蒼月宮の坂

キュートな「まねきねこどら」¥200や「芋ようかん」¥230、人気No.1の「青豆大福」¥180など、和菓子は国産の材料を使い店内で手作り。定番のほか、季節限定の華やかな和菓子も豊富。
  • 住所:世田谷区宮坂1-38-19 ウィンザーパレス103
  • 電話:03-6320-4898
  • 営業時間:9:00~19:00 
  • 休:月(祝日の場合翌日)禁煙
  • 宮の坂駅より徒歩3分

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豪徳寺宮の坂

招き猫発祥の地ともされる豪徳寺。境内には、昭和初期頃から参拝客が自然に奉納するようになったという招き猫が1000体以上も。招き猫は寺務所で販売。福をもらいに訪れてみては?
  • 住所:世田谷区豪徳寺2-24-7
  • 電話:03-3426-1437
  • 営業時間:8:00~17:00、 秋彼岸中日から春彼岸中日前日~16:30(寺務所受付)
  • 宮の坂駅より徒歩5分

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元祖からあげ天 世田谷豪徳寺店山下

鶏肉をはじめ九州産の材料を使い、宇佐にある本店の味を忠実に再現したテイクアウトの唐揚げ専門店。やわらかでジューシーな「ほねなし」¥270 (100g)は食べやすく一番人気。ぜひ熱々で!
  • 住所:世田谷区豪徳寺1-45-1
  • 電話:03-3420-1555
  • 営業時間:11:00~21:00
  • 休:不定休
  • 山下駅すぐ

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浜口水産 豪徳寺店山下

五島列島直送のかまぼこは、見た目も楽しい「五島巻」¥800や「龍眼」¥300、無でん粉のすり身で作った「さしみ一番(小)」¥1,000(各税抜)などが手土産に人気。揚げたてのすり身揚げも◎。
  • 住所:世田谷区豪徳寺1-45-2
  • 電話:03-6751-2171
  • 営業時間:11:00~19:00
  • 休:月
  • 山下駅すぐ

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Ulalaka下高井戸

「無農薬ホウレン草」や「干し芋」各¥280などの食事系から甘い系まで、10~12種類の自家製ベーグルが並びます。食べ応えあるもっちりとしたベーグルを買い求めに、遠方から訪れる人も。
  • 住所:世田谷区赤堤4-46-6 香松ビル1階
  • 電話:なし
  • 営業時間:12:00~17:00(L.O.16:00)、土 ・日・祝~19:00 (L.O.18:00)※売り切れ次第終了
  • 休:月・火 禁煙 下高井戸駅より徒歩1分

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MACHI-SANPO:

あざみ野
渋谷から田園都市線で約30分のあざみ野は、
駅周辺の再開発が進み、駅直結の複合施設「エトモあざみ野」が今春オープン。
日に日に暖かくなる季節、この街まで足を延ばしてみませんか?

蕎麦匠 源ソバショウ ミナモト
新鮮な蕎麦の香りを堪能できる
こだわりの十割蕎
たまプラーザの「源氏庵」が「蕎麦匠 源」としてあざみ野に創業して早20余年。十割でありながら、滑らかでコシのある味わいの秘密は、季節により戸隠や常陸など全国から仕入れる上質な新蕎麦をその日の予約分だけ挽き上げる「石臼挽自家製粉」。一貫したスタンスで手打ち蕎麦を提供する「源」は、青葉区の優良なお店として同区が厳選する「青葉ブランド」認定の実力派です。事前予約制。
○「蕎楽和膳」(¥1,728)は、蕎麦の実とともに炊いた蕎麦飯、天ぷら、小鉢などのセット。蕎麦は盛り蕎麦・かけ蕎麦を選べます。○オリジナルの「だったん蕎麦茶」(¥500)、「白蕎麦」(¥432)、「我が家の蕎麦つゆ」(¥496)。○和の設いが落ち着く店内。奇数月には、蕎麦会席つきの落語会も開催。

住所:横浜市青葉区新石川2-32-5 電話:0120-225-607 (予約専用) 営業時間:11:30~14:00/17:00~21:30(ご入店は19:00まで) 休:火・水 禁煙
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Le Potironル・ポティロン
季節を味わう西洋料理を
カジュアルに満喫
オーナーシェフの西川さんは、料理の修業のために10代より渡仏し、その後、「在ポーランド日本国大使館」で公邸料理人を務めていたという経験の持ち主。ランチ、ディナー共に、その日の仕入れ状況によって食材が変わる季節のオードブルやスープ、肉・魚のメインなどをコースで提供しています。そんな本格料理を肩肘張らずにいただけるアットホームな雰囲気もこのお店の魅力。
○ランチの「ポティロンAコース」(¥3,240)。オードブル3種盛り・ポタージュ・メイン・自家製パン・デザート・飲み物のコース。この日のメインは「牛ヒレ肉の赤ワインソース」。ワインは別料金(グラス¥648~)。○デザート盛り合わせは、パティシエ経験もある西川さんのケーキをひとつ選べます。

住所:横浜市青葉区新石川1-6-7 電話:045-903-0388 営業時間:火~土11:30~14:00L.O.(日・祝12:00~14:00L.O.)/18:00~20:30L.O. 休:月、第1火 禁煙 ※平日ランチのみ、6歳未満のお子さんはご遠慮ください
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横浜市民ギャラリーあざみ野 
制作・発表・学習を通じて
アートの文化交流となる場所
複合施設「アートフォーラムあざみ野」内のアートギャラリー。年に3回ギャラリーがキュレーションする企画展を行う「展示室」に加えて、気鋭の作家の作品を展示する「ショーケースギャラリー」や障がいを持つアーティストによる作品を飾る「フェローアートギャラリー」など4つのスペースで作品を紹介。3階にあるアトリエでは、講座のほか、グループによる創作活動の利用も。
○施設のメインとなる展示室。個展のほか、絵画教室や学生美術部による合同展示なども行われています。○明るく開放的な館内。1階エントランスロビー横の「ショーケースギャラリー」では、7月7日(日)まで『水町文美(みずまちふみ)展』を開催中。併設する「男女共同参画センター横浜北」は、地域住民の活動を支援するための施設。交流ラウンジや健康スタジオ、音楽室などを完備しています。
住所:横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内 電話:045-910-5656 営業時間:9:00~21:00 休:第4月 ※施設保守のため臨時休館あり
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Eat & Smileイートアンドスマイル
食べる人に笑顔を届ける
自家製スイーツが自慢のカフェ
昨年12月にオープンした、姉妹が2人で営むカフェ。季節の食材を使った自家製スイーツと、カレーやラザニアなどのランチメニューを提供しています。店内で焼き上げるスコーンやパウンドケーキ、クッキーなどのほか、事前予約制のオーダーケーキも好評だそう。ランチで提供されるデリはテイクアウトも可能。半屋外のテラス席では、ペット連れで食事を楽しむこともできます。
○ランチに人気の「チキンとほうれん草のココナッツミルクグリーンカレー」(¥1,200)は、ココナッツミルクのまろやかさが食欲をそそる一品。サラダとドリンク付き。○「甘夏とチーズケーキのパフェ」(¥1,200)は5月末までの季節限定。自家製ベイクドチーズケーキのほかに甘夏のジュレやソルベも入った初夏を感じさせる味わい。
住所:横浜市青葉区あざみ野南1-16-8 大谷ビル1B 電話:045-509-1333 営業時間:11:00~17:30L.O.(ランチ~14:00L.O.) 休:水、第2・第4日 禁煙

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らーめん雅楽ガラク
醤油と味噌、2つのおいしさで
幅広い層に愛されるラーメン店
マニアからも支持されるあざみ野を代表する人気店。化学調味料を一切使わない、食材の風味を生かしたラーメンをいただけます。北海道産小麦を練り上げた麺は、醤油ベースにはコシのある細麺、味噌ベースにはもっちりとした中太麺を使用。月替わりの「今月のらーめん」(¥1,000)も見逃せません。カウンターのほかにテーブル席もあり、子ども連れや高齢の方もゆっくりと食事を楽しめます。
○「生揚げ醤油らーめん」(¥800)は、火入れや濾過をしていない"生揚げ醤油"に大山鶏のガラと阿波尾鶏の鶏油を合わせた、まろやかなスープが絶妙。自家製のチャーシューたっぷりの「玉子入り炙りチャーシューごはん」(¥400)。○国産味噌7種をブレンドし、豚・鶏・魚介のスープと合わせた「特みそらーめん」(¥1,050)。ほんのり利いたスパイスが食欲をそそります。
住所:横浜市青葉区新石川2-15-1 第2グリーンシティビル 電話:045-511-8811 営業時間:11:30~15:00/18:00~21:00 休:月、第1・第3火 ※祝の場合、翌日休  禁煙

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IL BOCCIOLOイル・ボッチョーロ
旬の食材を使ったイタリア料理を
現地のワインと一緒に味わう
現地で約3年間修業を積んだシェフ・関口芳康さんと、妻でソムリエの由美子さんがご夫婦で営むレストラン。市場から仕入れた新鮮な肉や魚介、野菜を使った本格イタリア料理を、種類豊富なイタリア産ワインとともに楽しめます。パスタはソースとの相性を考え、自家製の手打ち麺やイタリアから仕入れた乾麺を使用。ひとりでも気軽に足を運べる、親しみやすい雰囲気も魅力です。
○A5ランクの肩三角を香ばしく焼き上げた「榛名牛のタリアータ」(¥1,880)。「しらすとネギのブルスケッタ」(¥380)、ワインは「チリアーノ キャンティ・クラシコ」(グラス¥780)。○「リコッタチーズとほうれん草を詰めたトルテッリ トマトとバジルのソース」(¥1,200)と「魚介のスパゲットーニ」(¥1,380)。

住所:横浜市青葉区あざみ野1-12-1 松元ビル201 電話:045-530-9512 営業時間:11:00~14:00L.O./17:00~22:00L.O. 休:水 禁煙
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AOKATI COFFEE and roasterアオカチコーヒー アンド ロースター
風味豊かなスペシャルティコーヒーを
ゆっくり味わえる場所
奥深いコーヒーの世界に魅せられ、独学で焙煎を学んだ店主が昨年末にオープンした自家焙煎コーヒーの店。南米やアフリカから取り寄せた生豆を店内で焙煎し、挽きたての1杯を提供しています。それぞれの豆の個性に合わせて焙煎した7~8種のコーヒー豆は、100グラム¥600~という手頃な価格で購入可能。パスタやフレンチトーストなどの食事メニューも充実しています。
○「カフェ・ラテ」(¥500)には風味豊かなフレンチローストのコロンビアを使用。○ドリンクはすべてテイクアウト可能です。 ○豆の香りの違いを体験できる試飲コーナー。ファミリー層が多いあざみ野の土地柄に合わせて、カフェインレスのコーヒーも提供しています。


住所:横浜市青葉区あざみ野1-26-1 すみよしビル1階 電話:045-507-8656 営業時間:9:00~20:00 休:火
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IZUMO[utsuwa]イヅモ ウツワ 
閑静な住宅街にある器屋で
日常をそっと彩るものに出合う
もともと趣味で陶磁器を集めていたという店主・助野いづみさんが「日本各地の魅力的な器をもっと知ってもらいたい」との想いで自宅の一角で始めたショップ。長い歴史を持つ窯元から注目の若手作陶家まで、取り扱う器の幅は広く、独自の目線で厳選した作品を販売しています。2階にあるスペースでは、作家による新作の展示会や、金継ぎ教室や苔玉作りのワークショップの開催も。
○藤枝市を拠点とする作家・村上祐仁さんの蓋椀(¥4,500)、カップ(¥2,000)、マグ(¥2,000)。○竹村良訓さんの器は、色の違う釉薬を重ねることで実現した美しいコントラストが特徴。椀(¥8,000)、花器(¥5,000)、マグ(¥7,500)。○真鍮作家・yutaさんのフォーク(¥2,500)とコーヒースプーン(¥2,800)。○輪島塗の作家・赤木明登さんの「能登・一ノ椀・赤」(¥14,000)。

住所:横浜市青葉区大場町387-27 電話:045-972-4230 営業時間:11:00~17:00 (水~16:00) 休:不定休
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丘の上のパン屋 
素材のおいしさを味わえる
小さな丘に佇むパン屋
駅からバスで約10分。昨年春、緑に囲まれた丘の上に開店。都内の人気店で約15年経験を積んだ店主・黒沼さんが、およそ30種のパンを一つひとつ丁寧に焼き上げています。国産素材と天然酵母にこだわり、デニッシ ュや惣菜パンには、神奈川県にある「青葉ファーム」の無農薬野菜・果物を使用。開放的で心地よいテラス席では、コーヒーやビールなどのドリンクの提供も。
○時間帯によって陳列するパンが変わるので、焼き上がり時間はホームページでご確認を。○お店の代名詞ともいえる「パン・ド・カンパーニュ」(¥650)。北海道産小麦による酵母をじっくりと発酵させ、もちっとした食感とほどよい酸味が特徴。○手前は人気の「エッグタルト」(¥220)。サクサクのパイ生地と卵の自然な甘みが相性抜群。

住所:横浜市青葉区美しが丘西3-8-8 電話:045-530-9683 営業時間:8:00~18:00 休:月 ※祝の場合、翌日休 「あざみ野」駅より、「田園調布学園大学キャンパス」行きのバスで「蓮谷戸」下車。
MAP
ふきだし
ふきだし
五感に触れる、
日本料理とワインのマリアージュ
あざみ野 割烹SEKIDO
 店内へ足を踏み入れると、白木の一枚板のカウンター。奥には、アールヌーボーを彷彿とさせるモダンな設いのテーブル席が広がります。今でこそワインを取り扱う鮨処や割烹店は珍しくありませんが、その先駆的存在として知られる名店「割烹小田島」をはじめ、パリやバルセロナなど海外でも研鑽を積んだオーナーシェフの関戸茂さんは、2013年に「割烹SEKIDO」をオープン。料理はもちろん、器から空間に至るまで、和と洋が見事に融合したお店を展開しています。
 炊き合わせにはココット、茶碗蒸しにはカマンベールチーズなど、日本のベースを守りながら西洋の要素を取り入れる、ここならではの逸品は、〈ル・クルーゼ〉の鍋を使った季節の釜炊きご飯。関戸さん曰く、「釜炊きご飯には旬の天然ものの食材を使います。4月頃が旬の桜エビは、生のものを素揚げしてから炊き込みます。素揚げすることによってエビの香ばしさが引き立ち、きれいな桜色がご飯に移り、料理を華やかにしてくれます。春はタケノコ、夏は鮎。使う素材に合わせて、鰹と利尻昆布のダシに塩やお酒などの味つけを少しずつ変えています」。
 料理と合わせるお酒に迷ったら、ソムリエであり、唎酒師でもある関戸さんにおすすめを尋ねてみてはいかがでしょうか。
  • ○夜のコース「葵」は、先づけからデザートまで全8品。この日の釜炊きご飯は、駿河湾の天然桜エビ。白ワインとともに。○フランス産カマンベールチーズでコクを加えた茶碗蒸しは、エスプレッソカップで提供。○割烹スタイルのカウンター席。釜炊きご飯を含む「葵」(¥7,700/税別)。
アザミノ カッポウ セキド
住所:横浜市青葉区新石川1-9-8 アイケービル1階 電話:045-511-7099 
営業時間:11:30~ 13:30L.O./18:00~20:00L.O. 
※ご予約のお電話は15:00~18:00にお願いします。 休:月、第1・第3火 禁煙

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • 焼き菓子
  • 〔東横線、田園都市線/渋谷〕
  • WHITE GLASS COFFEE

カカオとコーヒーのおいしい関係

 萌える緑とコーヒーのアロマに誘われ扉を開ければ、しっかりしたショーケース。ロースターカフェなのにお菓子屋並みにスイーツが揃うのも、ビーン・トゥ・バーの人気店「green bean to bar CHOCOLATE」のプロデュースと聞けば納得だ。そのクラフトマンシップはここでも健在、良い食材を使い店内で手作りしたできたてが次々運ばれてくる。やはり外せないのはカカオを知り尽くす職人ならではの、「green~」のカカオニブ(発酵・焙煎して細かく砕いたカカオ)やチョコレートを使ったアイテム。スコーンはコーヒー片手に気さくにかじれるバータイプ。プレーンをざくりと頬張れば、ニブのカリカリの食感がにぎやかで、かむほどにあふれるワイルドなカカオの風味とクランベリーの華やかな酸味がなんともよく合う。店内で焙煎されるコーヒーは、「このお菓子に合うのは?」なんてスタッフに聞いて選ぶのも手。コーヒー×スイーツの最高のペアリングを贈ろう。

MAP

  • 手前:「アップルパイ」(¥600)はシャクシャクしたりんごの甘酸っぱさに全粒粉のパイが軽くて、大きめでもペロリ。中:「スコーン(プレーン、チョコレート)」各¥400。奥:ほんのりラム香る「レーズンサンド」¥300(全て税抜)。コーヒーは豆で、ドリップパックで、カップに注いでと、シチュエーションに合わせてテイクアウトして。
  • ホワイト グラス コーヒー
    住所:渋谷区桜丘町23-18
    ビジョナリーアーツ1階
    電話:03-6416-4550
    営業時間:8:00~21:00(土・日・祝11:00~20:00)
    休:無
    アクセス:渋谷駅8番出口を出て、国道246号の歩道橋をわたり、セルリアンタワ ー方面に降りる。
    歩道橋後方のファミリーマートを左手に見て、上り坂を3分ほど直進した左手。※2019年1月18日オープン。