MAGAZINE:

  • SALUS
  • 5月号Vol.230 / May / 2020毎月20日発行

INFORMATION:

2020/4/20:
お詫びと訂正:SALUS 5月号の誤りについて
2020/4/20:
SALUS5月号につきまして
2020/4/20:
SALUS5月号を発行しました。
2020/4/03:
お詫びと訂正:SALUS 4月号の誤りについて
2020/3/20:
SALUS4月号につきまして

SHOP:

はじめての陶芸体験
子連れOKやマンツーマン指導、電動ろくろ制作など、
希望に合った教室を見つけて陶芸に挑戦!

陶芸教室・器雑貨店 器器器◉目黒線/西小山

事前に伝えれば子守りをしてくれる子連れに優しい教室。カリキュラムは初級・中級・上級の3コースがあり、岐阜県の窯元で修業した講師の吉行恵理さんが、手びねりやタタラなどつくりの基礎からみっちり指導してくれます。年に1度、本格的な生徒作品展を開催。
教室終了後はみんなでお茶の時間。「生徒さん同士仲良くなって新たなつながりもできる」と吉行さんが話すように、アットホームさが魅力。入会金¥10,000、月会員¥10,000(月4回)・¥5,000(月2回)、チケット会員¥25,000(10回分/月2回以上受講)~、1日体験(1回)¥3,500 ※税込
  • 住所:目黒区原町1-10-9 1階
  • ☎03-5721-8330
  • 営業時間:水~日11:00~13:00/14:00~16:00(水・土は18:30~20:30の回もあり)
  • 西小山駅より徒歩2分

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焼き締め陶芸教室◉東横線/中目黒

備前焼作家の星正幸氏に師事し、現在石川県輪島市で活動する陶芸家・松本かおるさん。彼女が主宰する備前の土を使った焼き締め教室が、中目黒の「工藝 器と道具 SML」で開催。手回しろくろと手びねりで形をつくるため、土本来の素朴な風合いが楽しめます。
炭やもみ殻、わらなどの自然素材を使って色や景色を出すため、希望通りの色に焼けることもあれば想像と違うこともあり、焼き上がりはお楽しみなんだそう。「器を育てる楽しみと愛着を感じてほしい」と松本さん。参加費(1回)¥5,000、焼成費は大きさにより別途。詳細はHP(matsumotokaoru.com)へ。※税込
  • 住所:目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1階(工藝 器と道具 SML)
  • ☎03-6809-0696(SML)
  • 営業時間:毎月1回土・日のどちらか11:00~13:00/14:00~16:00 ※松本さんのHPで要確認。
  • 中目黒駅より徒歩7分

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陶芸教室 帰山窯◉田園都市線/梶が谷

陶芸家、二代目・井髙帰山氏の子息、井髙通さんがマンツーマンで教えることもある少人数制の教室。陶土は伝統的な産地のものが20種類以上、釉薬もオリジナル30種類以上と豊富な組み合わせから選べます。90分で2作品つくれる電動ろくろ体験が人気。
井髙さんのアトリエを教室として使用。「生徒さんの数だけ作品があるので自由な発想で楽しんでください」と井髙さん。入会金¥10,000、会費¥18,000(6回分)~のチケット会員制、手びねり体験(90分)¥3,600、電動ろくろ体験(90分)¥4,500、絵付け体験(90分)¥3,600ほか、さまざまな体験教室が楽しめます。※税込
  • 住所:川崎市宮前区神木本町4-23-16
  • ☎090-2910-0569
  • 営業時間:水・土・日10:00~12:00/13:30~16:00/18:30~21:00(夜の回は水・土のみ) 
  • 梶が谷駅よりバスで約10分。上作南原バス停下車徒歩1分

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陶芸教室 ceramic studio QUM◉田園都市線/田奈

一人ひとりの個性やペースに合わせた丁寧な指導が好評。国内外で受賞経験をもつ沖縄出身の講師・上江洲久実さんによるマンツーマンの電動ろくろ教室。「子どもにも伝わりやすい言葉を心がけています」と上江洲さんが話すように、親子での体験も多いそう。
電動ろくろを2台完備。4歳くらいからの子どももOKなワークショップを開くほか、カリキュラムもフレキシブルに対応してくれるので働きながらでも通いやすいのが◎。電動ろくろ体験(約2時間半)¥5,000~、手びねり体験(1時間)¥3,500、電動ろくろ教室¥30,000(9回分のチケット制)・¥13,000(週1回の月謝制) ※税込
  • 住所:横浜市青葉区田奈町43-2 アーバンハイツ土志田105
  • ☎090-9643-4638
  • 営業時間:月~日10:00~18:00(月1回程度不定休あり)
  • 田奈駅より徒歩3分

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陶芸教室 つぼみ◉東横線・大井町線/自由が丘

生徒数は中学生から80代の方まで約100名。3名の講師のもと、和気あいあいとした雰囲気が印象的なつぼみでは、ランプや表札、ディスプレイなど、器以外の作品づくりも人気が高いそう。基礎コースと中級コース、電動ろくろができる一般コースがあり。
陶芸教室 つぼみを主宰するのは朝日現代クラフト展などで入賞経験をもつ中村直子さん。同じく講師の大屋政樹さんは、わかりやすい指導が好評です。入会金¥5,000、会費¥11,000(月4回の月謝制)・¥13,000(8週間で4回分のチケット制)、 1日体験(約2時間)¥4,000ほか。※税込
  • 住所:世田谷区奥沢7-3-13 プチブランビル1階
  • ☎03-5758-7155
  • 営業時間:火~日10:00~13:00/14:00~17:00(木は18:00~21:00の回もあり)
  • 自由が丘駅より徒歩4分

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Makers' Base◉東横線/都立大学

さまざまなものづくり体験ができる工房「Makers' Base」。陶芸のワークショップでは電動ろくろを使い、茶碗や湯のみなどの作品を2個つくります。粘土をスライスしたり縄状にして積み上げたり、講師に相談しながらできるので初めてでも心配要りません。
「陶芸は未経験だけどしっかり使えるものをつくりたい」という人におすすめの3時間のワークショップ。この日は講師の田川亜希さんが初心者にもわかりやすいよう指導。子連れでの参加もOK。現在は、水・土・日(1日2~3回)に開催。参加費¥7,000、追加制作オプション¥2,000ほか。※税抜
  • 住所:目黒区中根1-1-11
  • ☎03-6421-1571 
  • 営業時間:毎日13:00 ~15:00 /16:00~18:00など(不定休あり)※HPで要確認
  • 都立大学駅より徒歩1分

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MACHI-SANPO:

五反田
五反田~蒲田を結ぶ池上線のターミナルである五反田は、
この春、「五反田東急スクエア」がリニューアルオープン。
名店揃いのこのエリアで注目のスポットをご紹介します。

Ne Quittez pasヌキテパ
ミネラルを豊富に含んだ土と魚介
素材の個性を引き出す独創的なフレンチ
フランスのミシュラン3ツ星レストランで修業を積んだオーナーシェフ田辺年男さんが1994年にオープンした名店。ドイツ大使の元邸宅を生かし、サンルームやテラスがある開放的な店内では三崎近海の魚介と野菜を使ったコースを提供。技術の高さを感じるユニークな料理のなかでも、野菜が栄養を吸収する安全な「土」料理が名物。世界の美食家が認める唯一無二の味わいです。
○コースは昼・夜共に¥6,500~。この日のメインは「イサキ海藻風味」。鱗から内臓まで丁寧に下処理した魚を丸ごと味わえる定番「磯魚のスープ ニース風」。ワインはロワール地方の自然派ワイナリー「サンセール」(グラス¥1,000~)。○ほとんどの人が選ぶ、看板メニュー「土のブリュレ」。
住所:品川区東五反田3-15-19 ☎03-3442-2382 営業時間:12:00~13:00L.O./18:00~20:00L.O.(日~19:00 L.O.) 休:月 禁煙
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7025 Franklin Avenueフランクリン・アベニュー
グルメバーガーの老舗が伝える
LAフランクリン通りの味わい
アメリカ・ロサンゼルスのレストランで修業を積んだオーナー松本幸三さんが1990年にオープン。その日最も品質のよいフレッシュな野菜と、牛脂と赤身を独自の配合でブレンドしたアンガス牛100パーセントのパテを、都内のベーカリーに特注したフカフカなバンズで惜しみなくサンド。食べ応えある現地のハンバーガーを忠実に再現した本場の味を五反田で楽しめます。
○デンマーク産のブルーチーズが芳醇に香る「ブルーチーズバーガー」(ラージ¥1,540)。赤ワイン(グラス¥700~)とぜひ。○「フランクスバーガー」(¥1,970)は歯ごたえのよい新鮮なアスパラガスをサンド。テイクアウトのハンバーガーにはフレンチフライとオニオンリングが付きます。
住所:品川区東五反田3-15-18 ☎03-3441-5028 営業時間:月11:00~14:30L.O.(月が祝の場合~16:30L.O.) 火~土11:00~21:00 日・祝11:00~18:00 休:無 禁煙
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TRATTORIA ARIETTAトラットリア アリエッタ
カジュアルな快適空間で
上質な本場イタリアンを
トスカーナでの修業経験もあるシェフ鈴木康二さんの、イタリアンにフレンチや洋食の要素がうまくブレンドされたオリジナリティあふれるメニューの数々が評判の人気店。天井が高く開放感のあるニューヨークテイストの店内は、テーブル席以外にカウンター、ペット同伴も可能なテラス、完全個室とバリエーションも豊かでシーンによって使い分けが可能。コスパも秀逸。
○手前から、10日間かけて乾燥させたマッシュルームが口いっぱいに広がる1日限定5食の「キタッラ トリュフ風味のデュクセル温泉玉子添え」(¥1,700)、「おすすめ前菜5種盛り」(¥1,400)、グラスワイン(¥600~)。○シンプルに塩で仕上げた「骨付き仔羊のロースト」(¥2,200)。○ソニー通り沿いのホテル1階。
住所:品川区東五反田2-5-2 アリエッタビル1階 ☎03-5791-2466 営業時間:11:30~15:00L.O./17:30~22:00L.O.(土・日・祝17:00~) 休:無 禁煙
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Sign GOTANDAサイン ゴタンダ
「五反田東急スクエア」のカフェが
洋食がメインのダイニングにリニューアル!
新生「Sign GOTANDA」が提案するのは、モーニングからランチ、カフェタイム、ディナーまで1日を通して洋食を提供するカジュアルダイニング。名物「若鶏の唐揚げプレート」をはじめ、名店「マルディ グラ」の和知シェフ監修「ハンバーグナポリタン」、チキンカレーなど、メニューは種類豊富。さらにオリジナルの「チーズフォームティー」はテイクアウトができます。
○人気メニューがひとつのプレートになった「ハンバーグナポリタン」(¥1,630)。○ランチの「若鶏の唐揚げプレート」(¥1,100)は香味ネギソースでいただきます。○カフェタイムのおすすめは、軽い味わいとふんわりした食感の「バターミルクパンケーキ」(¥940)。コーヒー(¥450)は南青山「リトルダーリンコーヒーロースターズ」の豆。
住所:品川区東五反田2-1-2 五反田東急スクエア4階 ☎03-5421-1532 営業時間:7:00~23:00(フード22:00L.O./ドリンク22:30L.O.) ※ランチ11:00~15:00 休:無(施設休館日に準ずる) 禁煙

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よし鳥ヨシチョウ
店主の真摯な姿勢が光る
予約必須のシャモロック地鶏
青森の養鶏所と契約し、専用鶏舎で飼育された特別な雌鶏のみを提供。骨格に沿って丁寧に処理された大きめのポーションを、この道36年の店主・吉本憲司さんが紀州備長炭で焼き、旨味と香りを絶妙に閉じ込めます。素材への絶対的な自信から、タレは使わず、味の決め手は肉質によって厳選した岩塩など7種の塩のみ。接待利用客も多いため、希少部位に限らず予約は必須。
○人気のカウンター席のほかテーブル席、個室含め全22席。○左からだしの風味が濃厚な玉子を包む「温泉玉子のジュレがけ」(¥350)、蔵元直送の希少な「大吟醸 斗瓶囲い八咫烏(やたがらす)」(¥1,500)をはじめこだわりの日本酒が豊富。○「おまかせ五本コース」(¥1,800)と口直しに最適な「葉わさび醤油漬け」(¥550)、ビール(¥650)。
住所:品川区東五反田1-12-9 イルヴィアーレ五反田ビル2階 ☎03-5793-5050 営業時間:18:00~22:30L.O. 土17:30~22:00L.O. 休:日・祝 禁煙

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ねむの木の庭 
池田山の閑静な住宅街に佇む
プライベートガーデンのような公園
城南地区の高台「池田山」にある上皇后陛下のご実家・正田邸の跡地に2004年開園。上皇后陛下が学生時代に作詩した「ねむの木の子守歌」に園名が由来し、ねむの木がシンボル。ほかにウメやシラカバ、ヤマボウシなど詩に登場する四季の植物も育てられています。1966年、英国「ディクソン社」から美智子さまへ献呈されたバラ「プリンセス・ミチコ」の見頃は、5月・10月。
○品格のある「プリンセス・ミチコ」は、濃いオレンジ色、丸みを帯びた花弁、やわらかい香りが特徴のバラの品種です。○中央にあるのが公園のシンボル・ねむの木。開花は毎年6月中旬。 ○園内には正田邸にあった暖炉の煙突をモチーフにしたガス灯も。
住所:品川区東五反田5-19-5 ☎03-3777-1111(品川区役所) 営業時間:9:00~17:00 休:年末年始
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信濃屋+シナノヤ プラス
創業70年以上の鶏肉専門店による
鶏だし・お惣菜専門の2号店
五反田住民に長く愛される鶏肉専門店が、2018年に鶏だし、スープ、お惣菜を専門にするテイクアウト店をオープン。毎日、約100羽の鶏ガラを沸騰させずに3~4時間丁寧に炊いて作るこだわりの「信濃屋だし」(400ミリ¥460、1リットル¥1,080)をはじめ、すべて着色料、化学合成食品添加物未使用の無添加。鮮度が何よりも重要な鶏肉ゆえに、専門店の強みが生きます。
○「豆腐ハンバーグ~鶏だしソース~」(¥180)をはじめ、お惣菜は近隣ビジネスマンのランチにも人気。○手前から、「手羽先ギョーザ」(¥270)、「週替わりのスープ」(Rサイズ¥320)と人気の「鶏おこわ」(¥250)。○だし工場をイメージしたスタイリッシュな店内。○週替わりのスープは、常時3種を用意。写真は「発汗覚悟!グリーンカレースープ」(Lサイズ¥450、LLサイズ¥850)。
住所:品川区西五反田1-11-5 1階 ☎03-6417-4136 営業時間:10:00~19:30(鶏だし10:00〜、スープ・お惣菜11:30~)※売り切れ次第終了 休:日・祝
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東京豆漿生活トウキョウトウジャンセイカツ
体が喜ぶ優しい豆乳スープ
台湾スタイルの朝食専門店
昨年2月にオープンしたばかりの台湾朝ごはん専門店。近年の台湾ブームも手伝い、近隣住民のみならず遠方からも訪れる人で開店前から行列ができるほど。メニューは、毎日早朝から国産の大豆を用いて仕込む「豆漿(トウジャン)」や、本場のレシピで焼き上げるパン「小吃(シャオチー)」など、どれも目新しいものばかり。優しい味で「毎日食べたくなる」というリピーターからの声も納得です。
○開店と同時に焼きあがる台湾では定番のパン類9種(¥180~)。○お酢の利いた1番人気の「鹹(シ ェン)豆漿」(¥450)。上から定番「焼餅(シャオビン)」(¥180)、揚げパン「油条(ヨウティヤオ)」(¥180)にネギ入りの薄焼き卵「葱蛋(ツォンダン)」(¥100)をトッピング。○胡麻の風味であっさりとした「胡麻豆漿」(¥380)ほか、豆乳スープはホットかアイスを選択可。ネギと肉を生地で包んだ「葱肉酥餅(スービン)」(¥280)とともに。
住所:品川区西五反田1-20-3 ☎03-6417-0335 営業時間:8:00~14:00 ※なくなり次第終了 休:日 禁煙
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ECHEGARAYエチェガライ
45種のシェリー酒を楽しめる
本場仕込みのスペインバル
マドリードの有名バルがある通り名からつけられたという店名が表す通り、カジュアルながら豊富なシェリー酒と本格的なスペイン料理が堪能できます。食前酒のイメージが強いシェリー酒ですが、店長の大森栄治さん曰く「アンダルシア地方では地酒の白ワインという位置付けで、どんなお料理ともペアリングができます」。週末には不定期でフラメンコショーを開催しています。
○現地ではパエリアより食べられるというおじや「海の幸のメロッソ」(¥1,580)。○「前菜盛り合わせ」(¥1,180)と、調味料をほとんど使わず、ハムのだしの優しい味がクセになるスペイン風豚肉とひよこ豆の煮込み「コシード」(¥980)。シェリー酒は左が「アモンティラード」(¥880)、右が「マンサニージャ」(¥700)でどちらも辛口。○現地で買い付けた小物で雰囲気も満点。
住所:品川区西五反田1-32-4 東京MORRISビル2階 ☎03-3492-2778 営業時間:18:00~26:00 休:無 禁煙
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ふきだし
ふきだし
斬新なアイデアが生む
創作イタリアンとワイン
Restaurant Yoshi's High
 「ヨシズハイ」は歓楽街のビルの一角にある隠れ家のようなレストラン。オーナーシェフでソムリエの山内良高さんは、最初にフレンチ、次にイタリアン、そしてフュージョンを学び8年前に独立。ここで提供されるのは、料理がサーブされた瞬間、思わず歓喜の声が上がるような見事な演出の創作イタリアン。そのスタイルについて、山内さんは「イタリアンをベースに、フレンチや懐石の要素を少しずつ足していきました」と、話します。
 料理には「白ワインが合わせやすい」という山内さん自らが厳選したワインは赤・白合わせて約120種。ペアリングでコースを味わえるのも魅力のひとつです。山内さん曰く、「同じ食材でも季節ごとに美味しさは変わります。それを召し上がる人によって、シェフも食材の調理や味付けを変えますよね。同じ料理でも合わせるワインが変わるんです。ここでは好みのワインに合わせた料理の提案もできます」。
 この日のメイン、国産黒毛和牛サーロインには南仏のブドウの品種「グルナッシュ」を使った赤ワイン。そして、北海道の養鶏場から取り寄せる卵「米艶」を使ったスペシャリテ「トリュフの冷製カルボナーラ」には白ワイン。コースはパスタ含むおまかせコースのみ(約101万円〜)。
  • ○メインの「黒毛和牛サーロイン」。付け合わせは珍しいピンクのジャガイモ「ノーザンルビー」のマッシュポテト、カシスのパウダー。グラスワインは¥1,200~。○スペシャリテの「トリュフの冷製カルボナーラ」はイタリア産フレッシュトリュフの味を邪魔しない淡黄色の卵が組み合わせの妙。○店内はカウンター4席、テーブル12席。
ヨシズハイ
住所:品川区東五反田1-12-9 イルヴィアーレ五反田ビル6階 ☎03-3447-5007 
営業時間:18:00~23:00(21:00L.O.) 休:日・祝 禁煙

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • cafe The SUN LIVES HERE Factory
  • 〔田園都市線・世田谷線/三軒茶屋〕
  • シュークリーム

シュークリーム派にも、チーズケーキ好きにも

 ごろっとした無骨さもしずるこのシュークリーム、その正体はチーズケーキだという。実はこれ、チーズケーキ専門店「cafe The SUN LIVES HERE」の新店限定の新作。もともと、こちらではバターを生クリームから自作していたが、そのバターとバター作りの際に出る副産物=バターミルクをふんだんに使い、焼き上げたのがこのクッキーシュー。そして、このバターの香味に満ちたシュー生地には、"生クリームチーズケーキ"があふれんばかりに詰まっている。北海道十勝産のクリームチーズと北海道根釧地区の生クリーム(新鮮な牧草だけを食べ、放牧で育つ牛の生乳のみからできた生クリーム)で仕立てたチーズケーキは、淡雪みたいにまったりふんわり。注文後に詰められる出来立てを頬張れば、サクサク軽快な生地の香ばしさに包まれながら、ミルキーなこくを放ちチーズケーキがとろけ出す。食感も酸味もどこまでも心地よく、大ぶりだけど余裕でいける。

MAP

  • シュークリーム1個¥463(税抜)。自家製バター用の生クリームも根釧地区のもの。プレーンのほか、季節のフレーバーも楽しみ。
  • cafe The SUN LIVES HERE Factory
    (カフェ ザ サン リブズ ヒア ファクトリー)

    住所:世田谷区三軒茶屋2-46-1
    ☎03-6875-1730
    営業時間:10:00~18:00
    休:無
    アクセス:三軒茶屋駅の「世田谷線」出口を出たら左折して世田谷通りへ。1つ目の角を右折し、そのまま直進、1つ目の角を左折して弦巻通りに入る。8分ほど直進した前方右手。三軒茶屋駅より徒歩10分。※今年2月オープン。