MAGAZINE:
- 3月号Vol.240 / Mar / 2021毎月20日発行
- 特集:姿勢から始める疲れない暮らし方
- 今月の街さんぽ:江田・市が尾
- もらって嬉しい手土産スイーツ:INITIAL Nakameguroパフェやさんのフルーツサンド〔東横線／中目黒〕
- 連載: 宇宙のカケラ／この街で、働く人たち／星が導く！お悩み相談室
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INFORMATION:
記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。
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- 2021/2/20:
- SALUS3月号を発行しました。
- 2021/1/20:
- SALUS2月号を発行しました。
- 2020/12/20:
- SALUS1月号を発行しました。
- 2020/11/20:
- SALUS12月号につきまして
- 2020/11/20:
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MACHI-SANPO:
- 江田・市が尾
- 荏田・市ケ尾は横浜市青葉区に位置するベッドタウン。 区役所や警察署など青葉区の行政機関が集う「市が尾」駅を中心に、 丘陵地であるこのエリアの隠れた名店をご紹介します。
- maaruマアル
- 横浜野菜が主役の
体にやさしい料理とワイン - 地元の農家「はやし農園」と「幸陽園」から仕入れる野菜やお米はほとんどが農薬不使用。そんな食材本来の味わいを生かすために、料理には、砂糖や精製塩ではなく自家製の調味料を使います。お昼はプレートランチやカレー、夜はワインに合う前菜や肉・魚料理、ご飯ものなどジャンルにとらわれない料理を提供。事前予約でベジタリアンメニューにも対応できます。
- ○仕入れ状況にもよって15種類ほどの野菜を取り入れている「地元野菜のおかずたっぷり日替わりランチ」（¥1,000）。ご飯は小豆入り玄米、メインは油淋鶏。○手前から、野菜をふんだんに使ったおかずの盛り合わせ「夜の野菜プレート」（ハーフ ¥580）、「ゆで鶏の生春巻きパクチーごまだれ醤油」（¥780）、ワイン（グラス¥600～）。ワインはフランス産を中心に約20種常備。
- 住所：横浜市青葉区荏田北3-3-1 INGRESSO_EDA 1E ☎045-482-9884 営業時間：11:30～14:00／18:00～23:00（金・土～24:00） 休：日（月が祝の場合、営業で翌日休）
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- Cafe Springカフェ スプリング
- 江田駅からほど近い
地元に愛される憩いの場 - 2005年オープン。パスタやピザ、サンドイッチなど充実したメニューのなかで断トツの人気は、自然豊かな山形県米沢で育てられる「紅花たまご」にこだわった「チキンオムライス」。さらに、そんな卵を使った自家製の焼き菓子も人気があるとか。つい長居したくなるほど居心地のよい店内は、ブランチからティータイム、ディナーまで幅広いニーズに対応するほかペットも同伴可。
- ○「チキンオムライス トマトケチャップソース」のお得なセット（ドリンク・サラダ付き ¥1,100）。週替わりで、ハッシュドビーフやデミグラスなどの自家製ソースも。○「ガトーショコラ」（単品¥400）と「オーガニックコーヒー」（単品¥380）のデザートセット（¥680）。ケーキとドリンクはセットで¥100引きに。○焼き菓子は、お持ち帰りもできます。
- 住所：横浜市青葉区荏田北3-2-3 ☎045-915-6345 営業時間：11:00～21:30L.O.（金・土～22:30L.O.） 休：無
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- atelier Decopanアトリエ・デコパン
- 生地から具材まで
国産素材だけで作る安心のパン - オーナーでパン職人の中川禎史さんの出身地である北海道の小麦と、その小麦から起こした自家製酵母で作るパンが評判のベーカリー。サンドイッチやデニッシュに詰める具材は、横浜市内の農家から仕入れる季節の野菜や果物を中心に使い、お店ですべて手作りしています。小さいお店ながらも提供するパンは約60種。人気No.1の食パンは予約で完売することも。
- ○看板メニューの「ハンバーガー」（¥650）。つなぎを一切使わず、お店で手挽きした牛100％のパテが食べ応え十分。自家製のカスタードクリームと紅玉ジャムをのせた「紅玉のデニッシュ」（¥300）は4月末頃までの季節メニュー。もっちりとした食感の「地中海風フォカッチャ」（¥420）にはドライトマトやオリーブなどの具材がゴロゴロ練り込まれています。○カンパーニュやクロワッサンも。
- 住所：横浜市都筑区荏田南3-2-13 ☎045-482-9150 営業時間：9:00～17:00 土・日・祝7:00～15:00 休：火・水
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- cyclist OGGIサイクリスト オッジ
- これからのライフスタイルに
洗練されたスポーツバイクを - ロードバイクをはじめスチールバイクや電動自転車など、デザインを重視した自転車専門店。納車時には1時間ほどかけてスタッフが各パーツの説明をしてくれるほか、初心者向けの「モ ーニングライド」も開催するなど、ハードルが高いと思われがちなスポーツバイクの魅力をわかりやすく伝えます。さらに、修理やメンテナンス、カスタムなどのアフターサービスも充実。
- ○ロードバイクはヨーロッパを中心に数多くのブランドを展開しています。○〈ベネリ〉の折りたたみ電動自転車「ミニフォールド 16 クラシック」（¥158,000｜税抜）はコンパクトかつクラシックなデザイン。そのほか、人気の〈デイトナ〉〈ブロンプトン〉なども。○独創的な建物、1 階・2 階がショップ。○納車の様子。初心者にもわかりやすくパーツの説明をしてくれます。
- 住所：横浜市青葉区みすずが丘2-29 ☎045-979-1120 営業時間：11:00～19:30 休：火・水（祝の場合、営業）
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- Un Petit Paquetアン・プチ・パケ
- 贈り物を開けるように心ときめく
世界トップレベルのケーキ - フランス語で「ひとつの小さな包み」に由来する店名の通り、ショーケースには贈り物にしたくなるような繊細で美しいケーキが並びます。それもそのはず、オーナーシェフの及川太平さんは数々のお菓子の世界大会で優勝を果たした実力者。世界トップレベルの職人が組織するフランスの協会「ルレ・デセール」にも加入しています。ケーキのほかに、ショコラや焼き菓子、パンなども展開。
- ○ケーキは、アントルメとプチ・ガトー合わせて常時25種ほど並び、季節により内容が変わります。○メレンゲをアレンジしたケーキ「バシュラン・フランボワーズ」（¥540）。外はサクサク、中はふんわり軽い新食感の生地にフランボワーズが上品に香ります。カフェメニューの「ホットティー」（ポ ット ¥450）。○お店は黄色い外観が目印。
- 住所：横浜市青葉区みすずが丘19-1 ☎045-973-9704 営業時間：10:00～18:00（喫茶17:00L.O.） 休：水（火は不定休）
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- 高甲タカコウ
- 市ケ尾の住宅街で出合う
本場・仙台仕込みの牛たんの味 - 商店街にお店を構える創業30年の「高甲」は、関東では珍しいたん焼き専門店。創業当時のメニューそのままに、先代からの代替わりを機に当代の髙橋恵介さんが修業を積んだ本場・仙台のたん焼きの味を提供しています。備長炭で焼き上げる絶妙な歯応えの牛たんは、山形の特産「青菜漬け」に巻いて七味唐辛子をサッとかけていただくのが通好みの味わい方。ぜひお試しを！
- ○お昼の「たん焼き定食」（¥1,400）。たん焼きはもちろん、ネギたっぷりのテールスープ（小）も絶品。夜の「たん焼き定食」（¥2,200）はたくあん漬けではなくとろろが付きます。○お昼の「はらみ塩焼き定食」（味噌汁付き¥1,000）。○味わいのある店内はカウンター席とテーブル席。名物女将のキノイさんが温かく迎え入れてくれます。
- 住所：横浜市青葉区市ケ尾町1168-3 サンシャイン市ヶ尾1階 ☎045-971-4966 営業時間：11:30～13:30L.O.／17:30～23:00L.O. ※平日のみランチ営業 休：水
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- 磯くら 市ケ尾店
- 日本全国から仕入れる
新鮮な魚介をカジュアルに満喫 - 青葉台と市ケ尾で展開する海鮮磯料理店。なんといっても売りは日本全国より厳選して仕入れる旬の魚介。その日の仕入れ状況によって内容が変わる「刺身盛り」をはじめ、一品料理からお食事、鍋物まで板前が腕を振るう創作料理をリーズナブルに提供しています。さらに日本酒の豊富さも美点。ランチや飲み会、コース料理での会食などさまざまなシーンに利用できます。
- ○ここに来たら一度は頼んでみたい、名物の「おまかせ刺身盛り〈6種3貫〉」（¥2,900）は記念日やお祝いに。人数に合わせた対応もできます。○テイクアウト限定の「オードブル」（2日前までの要予約、4名¥5,000～）。写真の「オードブル」（¥8,000）は、黒あわび磯焼きや刺身盛りなどを贅沢に詰め合わせたもの。
- 住所：横浜市青葉区市ケ尾町1054-5 市ヶ尾田園ビル1階 ☎045-530-3883 営業時間：11:30～16:00L.O.／16:00～23:00（フード22:00L.O.、ドリンク22:30L.O.） 休：木
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- Beef Starsビーフスターズ
- 品質にこだわったアンガス牛を
存分に味わうならここ - 2017年、市ケ尾にオープンしたステーキハウス。自慢のステーキは、サシと赤身のバランスが取れた「アメリカンリーグ」（米国産リブロース）と、上品な赤身の「ナショナルリーグ」（豪州産キューブロール）の2種。穀物飼育された「グレインフェッドビーフ」、そして一貫して冷蔵状態で保存されるものだけにこだわっているからこそ、やわらかくてジューシーな肉の味わいを楽しめます。ステーキ肉で作るハンバーグも◎。
- ○人気No.1はディナーの「アメリカンリーグ」（200g¥1,980～）。プラス¥480でライスまたはパン、スープ、サラダ、ドリンクがセットに。○ステーキ肉2種をお店で粗挽きにした手ごね「ハンバーグ」（200g¥1,280）。自家製デミグラスソースでいただきます。そのほか、ステーキハウスだからこそのビーフシチューも絶品。
- 住所：横浜市青葉区市ケ尾町1156-4 朝日市ヶ尾マンション103 ☎045-972-8929 営業時間：11:30～14:00／17:00～23:00 休：月
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- Surge Coast Storeサージコーストストア
- カリフォルニアの風が吹く
市ケ尾のカルチャースポット - 古きよきカリフォルニアのサーフカルチャーに魅了されたオーナーが1994年に始めたライフスタイルストア。西海岸を彷彿とさせる小さなコンテナ式のショップでは、ボードやウエットスーツなどのサーフグッズはもちろん、国内外のサーフブランドの衣服、現地で買い付けた古着、服飾雑貨、美術書などを展開しています。敷地内には系列のアメリカンダイナー「バブルオーバー」も。
- ○写真左がサーフコーナー。ショップにはアイテムが所狭しと並びます。○ショップのオリジナルキャラクターが刺しゅうされた「メロームードEMB キャップ」（全4色¥3,300）。バックプリントにオリジナルサインが入った「サインロングスリーブTシャツ」（全5色¥5,940～¥6,380）。イギリス〈クラークス オリジナルズ〉の名作「デザートブーツ」（¥23,000）。
- 住所：横浜市青葉区市ケ尾町540-1 ☎045-979-1225 営業時間：12:00～20:00 休：火
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大皿で味わう、創作イタリアン
TRATTORIA BUONO
開放的な空間の「ヴォーノ」は、青葉区にあるおいしいお店として区民と認定委員会が選出する「青葉ブランド」認定のレストラン。オーナーシェフの深尾浩之さんは銀座「三笠会館」出身で、フレンチをベースにしたカリフォルニアフュージョンで8年、イタリアンで5年修業を積んで地元・江田で独立。深尾さんは「メニューはだいたいイタリアンなんですが、たとえばソースだったり、ところどころにフレンチの要素を取り入れています」と話します。
ここの料理は、最初にサラダ、次にパスタ、ピザ、最後にメインを食べるというように複数人でシェアしながら楽しむ大皿が基本。メインの「黒毛和牛カイノミのステーキ」について深尾さんは、「A5ランクのみを使っていますが、とにかくやわらかくて黒毛和牛ならではの味がおいしい。ステーキに添えたのは、肉や香草を1日かけて煮込んだガーリックソースです」。
野菜はできるだけ地元の農家から仕入れ、自家製パスタやピザ生地、ドレッシングなど作れるものはすべて手作り。そんな料理をサーブする妻の良枝さんが「この前カイノミを食べたから今日は仔羊のロースト、という感じで、日頃から利用してくださる方が多いです」と話すように、気負うことなくごちそうを味わえる居心地のよさも魅力です。
ここの料理は、最初にサラダ、次にパスタ、ピザ、最後にメインを食べるというように複数人でシェアしながら楽しむ大皿が基本。メインの「黒毛和牛カイノミのステーキ」について深尾さんは、「A5ランクのみを使っていますが、とにかくやわらかくて黒毛和牛ならではの味がおいしい。ステーキに添えたのは、肉や香草を1日かけて煮込んだガーリックソースです」。
野菜はできるだけ地元の農家から仕入れ、自家製パスタやピザ生地、ドレッシングなど作れるものはすべて手作り。そんな料理をサーブする妻の良枝さんが「この前カイノミを食べたから今日は仔羊のロースト、という感じで、日頃から利用してくださる方が多いです」と話すように、気負うことなくごちそうを味わえる居心地のよさも魅力です。
- ○メインの「黒毛和牛カイノミのステーキ」（200g¥5,200）はお店の看板メニュー。オーダーは100gからできます。ワイン（ボトル¥3,000～）はヨーロッパを中心に25種ほど常備。○「広島県産かきとほうれん草のクリームパスタ 自家製タリアテッレ」（¥1,800）。○広々とした店内。アラカルトのほか、要予約でご予算に応じたおまかせコースも。
トラットリア ヴォーノ
住所：横浜市青葉区荏田北3-1-6 江田スクエアビル1階 ☎045-500-9611
営業時間：11:00～14:00L.O.／17:00～20:00L.O. 休：水（祝の場合、翌日休）、月2回火
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住所：横浜市青葉区荏田北3-1-6 江田スクエアビル1階 ☎045-500-9611
営業時間：11:00～14:00L.O.／17:00～20:00L.O. 休：水（祝の場合、翌日休）、月2回火
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SWEETS:
- 写真 = 福井 馨 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
- INITIAL Nakameguro
- 〔東横線／中目黒〕
- パフェやさんのフルーツサンド
フルーツサンドに咲く、かれんな花
どんなときも心を和ませてくれる、かわいいものと甘いもの。その化身のごとき「INITIAL」のフルーツサンドは、断面に果物の花が咲いている。北海道のシメパフェ文化を東京に広めたこちらのフルサンは、萌え断なだけでなく見えないフチまでこれでもかと、大ぶりフルーツがゴロゴロ。「最後の一口までフルーツを存分に」、そんなパフェ専門店の気概を感じさせる。イキのいい果物を受け止めるのは、「The Little BAKERY Tokyo」の北海道産小麦のブリオッシュ食パン。もっちりとした弾力があり、かむほどに小麦の甘みが広がるよう。みかんの花咲くサンドを頬張れば、ふんわり軽いクリームの中でジュワッと果汁がほどばしりなんとも爽快。あんバターとの融合が楽しいミックスフルーツのサンドは、色とりどりの果実の甘酸っぱさとバターのコク、あんのほっくり優しい甘みが、クリームのミルキーな口溶けの中でひとつに。あの愛らしい姿は消えても、幸せな食後感はいつまでも続くのだった。「パフェやさんのフルーツサンド」。左から「あまおう」（¥880）、「みかんのお花」（¥780）、「北海道産あんバターサンド ミックスフルーツ」（¥900）。フルーツサンドは常時10種ほど。お花シリーズは3種揃う。
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INITIAL Nakameguro イニシャル ナカメグロ
住所：目黒区上目黒1-16-6 ナチュラルスクエアビル1階
☎03-6452-4994
営業時間：平日12:00～23:00／土・日・祝11:00～23:00
休：無
アクセス：中目黒駅正面改札を通過し、「西口1」へ。山手通り沿いを3分ほど進み、2つ目の信号手前を右折した前方左手。 ※表参道店に続き、2020年12月23日オープン。
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chico ◉チコ
スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』（ギャップ・ジャパン）シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』（ぴあ）。