MAGAZINE:

  • SALUS
  • 2月号vol.191 / Feb / 2017毎月20日発行

INFORMATION:

2017/1/20:
SALUS2月号を発行しました。
2016/12/20:
SALUS1月号を発行しました。
2016/11/30:
TOKYU CHRISTMAS WONDERLAND2016×SALUS特別号について
2016/11/21:
お詫びと訂正 SALUS 12月号の誤りについて
2016/11/20:
SALUS12月号を発行しました。

SHOP:

おいしい茶葉が買えて、
お茶も飲める専門店
せわしない日常にあって、身体を温め、心をそっと解きほぐしてくれるお茶。
知識も経験も豊富なスタッフのいる専門店で、お気に入りの1杯をどうぞ。

【中国茶】

岩茶房◉東横線/中目黒

供するのは、中国福建省にある世界遺産で、山水の名勝として知られる武夷山で採れる正岩茶。古来より皇帝専用のお茶として珍重されてきたとか。扱う20種類ほどの正岩茶は、茶作りの名人が手作業で製茶したもの。フルーティだったり、まろやかだったり、それぞれの茶葉が持つ個性が存分に引き出されています。手作りの水餃子やジャージャー麵などフードメニューも好評です。


recommend
開店以来のロングセラー「鳳凰水仙」¥3,380(30g/税込)。95℃とほぼ沸騰に近い温度のお湯で淹れると、マスカットのような芳醇な香りが引き立ちます。

  • 住所: 目黒区上目黒3-15-5
  • 電話: 03-3714-7425
  • 営業時間: 11:00~19:00(18:30 L.O.)
  • 休: 日・月(祝日の場合は営業)
  • 中目黒駅より徒歩5分

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【日本茶】

すすむ屋茶店 東京自由が丘◉東横線・大井町線/自由が丘

鹿児島で製茶卸売業を営む家に生まれた四代目が、2016年9月、自由が丘に出店。日本茶入門編は、甘味と渋味をバランスよく兼ね備えた鹿児島の茶葉を「こくまろ」「サエ」「深みとコク」など味わいごとにブレンドした3種。さらに、土地や生産者の特徴がより強く出た、ブレンドをしていない単一品種から好みの茶葉を探してみては。温暖な鹿児島の気候が育む紅茶も扱います。


recommend
「こくまろ」¥1,200。茶葉にあてず、ゆっくり注ぐと渋味が出にくいですよ。ふたをずらして乾燥させると二煎目も美味しくいただけます。

  • 住所: 目黒区自由が丘1-25-5
  • 電話: 03-6421-4142
  • 営業時間: 10:00~19:00
  • 喫茶10:30~18:30L.O.
  • 休: 不定休
  • 自由が丘駅より徒歩4分

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【紅茶】

MitsuTea◉みなとみらい線/元町・中華街

セイロン紅茶に魅せられ、スリランカで1年間紅茶修業を積んだオーナー。その確かな目で、甘味が凝縮するクオリティシーズン(乾期)に摘まれた茶葉から、日本の水に合ったものを選び抜きます。店独自のブレンドに使うのは天然のハーブやスパイスだけ。ナチュラルな味と香りが味わえます。オーナーが講師を務める紅茶教室で、奥深き紅茶の世界を覗くのもいいですね。


recommend
香ばしい「ルフナ」¥1,100(70g)。沸騰した湯をすぐに注ぎ、茶葉をジャンピングさせるのが紅茶を美味しく淹れるコツです。

  • 住所: 横浜市中区石川町2-69
  • 電話: 045-263-6036
  • 営業時間: 12:00~16:00、土・日・祝~18:00
  • 休: 月(祝日の場合は翌日休み)
  • 元町・中華街駅より徒歩12分

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【中国茶・台湾茶】

華泰茶荘◉田園都市線・東横線/渋谷

台北で1842年に創業。渋谷店を営む5代目は、日本における中国茶界の重鎮。「お茶はアジアの共通言語」と語り、お茶を通じて文化交流を続けてきました。店には、実家の茶畑のものを含め約100種類がずらり。お茶うけのクッキーやパウンドケーキも茶葉入りと、中国茶尽くし。アンティークの調度品が配された店内は異国情緒にあふれ、都内にいることを忘れさせてくれます。


recommend
「東方美人」¥900(50g)~、缶¥400。お茶を淹れ終えた茶葉は、刻んでおかゆに入れても。マスカットのような香り「鳳凰単叢」¥950もおすすめ。

  • 住所: 渋谷区道玄坂1-18-6
  • 電話: 03-5728-2551
  • 営業時間: 10:30~19:30(3階茶藝館11:00~17:00L.O.、土・日・祝~18:00L.O.)
  • 休: 火
  • 渋谷駅より徒歩7分

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【日本茶】

GREEN TEA HOUSE 茶の葉 たまプラーザ◉田園都市線/たまプラーザ

自然に正直に作られたお茶を厳選。ブレンドせず、見た目をよくするためだけに茎や粉を除く作業も行ないません。それは本来の味を味わっていただきたいことと、無駄なコストの削減になるから。清涼感のある静岡、熟成された旨みの宇治、力強さが持ち味の九州と、土地の味が凝縮された茶から日本の豊かな風土を再発見できるはず。



recommend
ティーバッグのセット(4種類×2個)¥1,242(税込)。蒸らした後、スプーンなどでしぼるとコクが出ます。約15種から選べる喫茶の煎茶は¥540(税込)。

  • 住所: 横浜市青葉区美しが丘1-1-2 たまプラーザテラスゲートプラザ1階
  • 電話: 045-511-7515
  • 営業時間: 10:00~ 21:00(20:30 L.O.)
  • 休: たまプラーザテラスに準ずる
  • たまプラーザ駅より徒歩1分

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【紅茶】

La Théière◉みなとみらい線/元町・中華街

輸入食品店に勤めていた父がヨーロッパのワイン産地を巡りながら、現地で日常的に飲まれている紅茶に魅せられ、紅茶専門店をオープン。今は、息子さんと店を切り盛りしています。こじんまりしたお店には約80種もの紅茶があり、約半分がティーインストラクターの資格を持ったふたりによるオリジナルブレンド。世界的に認められたドイツの紅茶メーカーのフレーバーティーも。


recommend
元町をイメージしたフルーティなオリジナル紅茶¥918 (50g)、缶¥432(ともに税込)。※イートインはできませんが、無料で試飲が可能です。

  • 住所: 横浜市中区新山下1-2-1
  • 電話: 045-621-5730
  • 営業時間: 10:30~19:00
  • 休: 水
  • 元町・中華街駅より徒歩3分

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MACHI-SANPO:

松原・下高井戸
東急世田谷線の終着駅である下高井戸駅と、
ひとつ手前の松原駅。
2両編成の路面電車や、オーナーのアイデアが
あふれる個人経営のお店たちが
のどかな街の風景を創りあげています。
寒い冬こそ、温かい人情に触れに、
街へ出かけてみましょう。

Lecca-leccaレッカレッカ
一人ひとりのスタイルに合わせた
スペシャルなおもてなし
記念日のお祝いはもちろん、ひとりで気軽に訪れるお客さんも多いというイタリアン。希少な有機野菜に旬の肉や魚を合わせる、シェフのおまかせコースがおすすめ。苦手な食材にも配慮した手間暇かけた個性的なメニューがいただけます。毎朝焼くという自家製天然酵母のパンも美味。
○ジューシーな脂が生地に染みだすフォアグラのホットケーキ仕立ておまかせコースは前菜パスタメインにデザートがついて3,900~平日はおまかせ2皿にグラスワイン付きで¥2,900のコースも○クッキー生地が香ばしい熱々の林檎のクランブル
住所: 世田谷区赤堤2-44-10 電話: 03-3327- 5950 営業時間: ランチ11:30~13:00 L.O. *木は休み ディナー18:00~20:00L.O. 休: 水、不定休あり

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yaskesunfoodヤスケサンフード
手作りのおいしさに出合える
水・土のみのレアな焼き菓子店
富ヶ谷の人気ベーカリー「ルヴァン」で経験を積んだ店主が昨年の5月7日(粉の日)に独立。バター不使用のクッキーからパウンドケーキ、ザクッとした食感の全粒粉のスコーン、発酵バターたっぷりのガトーバスクまで、安心素材にこだわったシンプルかつ満足度の高いお菓子を提案します。
○「タルト・オ・ポム」¥450。○オレンジピールの爽やかな苦味がクセになる「オレンジココナッツ」¥220。○発酵バターの豊かな香りに木苺の甘酸っぱさが際立つ「木苺のほろほろクッキー」¥250。○ウインドーの外から呼び鈴を鳴らして注文します。
住所: 世田谷区赤堤4-33-3 電話: 非公開 営業時間: 11:00~17:00 休: 日~火、木・金

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Mon langit cafeムン ランギット カフェ
全食制覇したくなる
エスニック食堂
「月空カレー」なる黒いカレーは知る人ぞ知る名物メニュー。食べ進めるほど、スパイスの辛さと後にくるココナッツの甘さの無限ループが病みつきになります。インドネシアやタイなどの豊富なエスニック料理は、どれも試す価値あり。要予約のディナーコースは¥2,400~。
○辛味、甘味、苦味、旨味のバランスが絶妙な豚角煮入りの「月空カレー」¥900。パクチーたっぷりの「ラオスのカオソーイ」¥850。ラオスの「ビアラオ」(¥650)や「ミャンマービール」(¥650)など珍しいビールも多数。
住所: 世田谷区赤堤4-36-1 電話:03-5355-1223 営業時間: ランチ11:30~15:00 ディナー17:30~24:00/日・祝11:30~22:00 休: 月

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Liten Butikenリーテン・ブティケーン
小さな空間に
北欧の魅力がつまっています
店主が北欧や東欧から買い付けてきた民芸品や暮らしの道具を扱う雑貨カフェ。カラフルなオーナメントや手編みのミトン、愛嬌たっぷりの動物の置物などがかわいらしく並べられています。週替わりのごはんプレート(¥950)や自家製ドリンクにもオーナーのセンスが光る癒しのスポット。
○年に1回は買い付けに行くという店主。○店内の棚やテーブルに並ぶストーリーのある雑貨たち。○冬季限定のホットワイン(¥600)で芯から身体を温めながら、のんびりと読書はいかが。時折、店内でミニライブやDJイベントも開催しています。
住所: 世田谷区赤堤5-34-2 電話: 03-6379-3768 営業時間: 12:00~20:00/土13:00~19:00/日・祝12:00~19:00 休: 月・水(祝日の場合は営業)、不定休あり

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下高井戸シネマシモタカイドシネマ
昭和レトロな雰囲気が残る
老若男女のカルチャースポット
街に根ざして30年以上の名物映画館は、単館ながら幅広いラインアップで1日に5本も上映。街のあちこちで目にする上映スケジュールのパンフレットは、スタッフの手作り。映画愛にあふれた居心地の良さに、OLさんからご年配まで幅広い層の映画ファンが街の外からも集まってきます。
○ロビーには現支配人が配給を務めたという名画のヴィンテージポスターが飾られています。○一般年会費¥3,500でさまざまな特典が受けられる会員サービスも実施中。

住所: 世田谷区松原3-27-26 電話: 03-3328-1008 営業時間: 10:00~ 休: 大晦日、元日
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pizzeria TONINOピッツェリア トニーノ
世田谷線を眺めながら頬張る
本格石釜焼きのナポリピッツァ
香ばしくもっちりとした食感の生地は小麦粉と水、酵母、塩のみを使用。薪をくべた石釜で直焼きするスタイルは本場ナポリに本部を構える「真のナポリピッツァ協会」も認定。20種類以上のピッツァのほか、パスタやリゾット、肉料理も充実。釜の余熱で焼かれるピザ生地のパンもお試しを。
○人気NO.1は「マルゲリータ」¥1,440。お得なテイクアウトは¥1,030。○ピッツァ職人がお客さんの目の前でその腕前を披露してくれます。○下高井戸駅の東口を出てすぐの地中海風の建物が目印。1階、2階、テラス席を含めて全62席。
住所: 世田谷区松原3-28-10 電話: 03-3324-3090 営業時間: ランチ11:30~14:00L.O.(土・日・祝~14:30 L.O. )ディナー18:00~21:30L.O. 休: 月
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虫の巣estムシノス エスト
地元で愛されて15年
創作パスタをワインとともに
ボリューム満点の創作パスタが人気の「虫の巣est」は、「四川風ミートソース」や「たらこ&マスカルポーネチーズ」など、日本人の好みのツボを押さえたメニューを常時36種類ほど展開。サイズはSからLまで選べて味つけの微調整も可能。お酒や自家製デザートも豊富なのでパーティーにも最適です。
○週替わりで6種類から選べるランチは、サラダがついて¥980。店主の伊藤寿晃さんは「太麺を早めに湯切りし、ソースの熱で味を染み込ませながらほどよい硬さに仕上げます」とこだわりを語ります。○カウンター席の奥にはテーブル席も。
住所: 世田谷区赤堤4-45-15 イーストコート三成ビル2階 電話: 03-3324-9251 営業時間: ランチ11:00~15:00 ディナー17:30~22:30L.O. 休: 月

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居酒屋おふろイザカヤオフロ
ひと手間かけた料理に
お酒も進む、至福の時間
下高井戸に店を構えて23年。各国から取り寄せるワインは150種類以上、日本酒や焼酎はそれぞれ20種類以上という品揃えを誇る、人気の居酒屋。全国の新鮮な食材を使った料理も、趣向を凝らした身体思いのヘルシーメニューが多いので、女性の一人客や飲み会帰りの〆に訪れる人も。
○地階に下る店内には奥ま った半個室スペースも。○弾力のある歯ごたえとクセのない旨味が特徴の古白鶏の「地鶏鍋」は、1人前(¥1,800)から注文可能。○口の中で即席の柚こしょうができあがり。「青森県産ヒラメ ゆずと青唐辛子のマリネ」¥1,400。
住所: 世田谷区赤堤4-45-10 安心堂ビルB1階 電話: 03-5300-6007 営業時間: 17:00~25:00(金・土~27:00) 休: 火
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Café bar Le Petit Lutinプティ・リュタン
有名パティスリーが手がける
フレンチレストラン
洋菓子界でも名の知れた「パティスリー・ノリエット」の永井紀之シェフがプロデュース。気軽にビストロの味に親しんでもらいたいと、パスタやグラタンのほかフランスの郷土料理であるガレットも3種類用意。赤を基調としたシックな空間で優雅なランチライムを楽しめます。
○「スモークサーモンとほうれん草のガレット」¥1,200。○1階の「ノリエット」で店頭販売される惣菜やケーキはこちらでイートインが可能。ブリオッシュサンド(¥550)は温め直して提供してくれます。○甘酸っぱいフランボワーズの「カーディナル」¥480。
住所: 世田谷区赤堤5-43-1 3階 電話: 03-6304-3443 営業時間: 11:30~14:30 *現在はランチのみ営業 休: 水、第1・第3火
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Pâtisserie Nolietteパティスリー・ノリエット
フランスの街角にある
クラシカルなパティスリーを追求
都内の人気店の立ち上げに参加しフランス留学を経た永井紀之シェフが1993年にオープン。生菓子や焼き菓子はもちろん、ペストリーや惣菜、アイスクリームまで豊富な品揃えで、本場フランスの食文化を伝えます。3階でイートインもできるので、友人とのティータイムにも◎。
○気品漂う空間に、キッシュやパテなどの惣菜が。○店名がついた看板商品「ノリエット」¥450。○人気ケーキのミニサイズを詰め合わせた「プティ・ガト ー(12個入り)」(¥1,850)は手みやげに。○モザイクタイルの看板はなんと永井シェフの手作り。
住所: 世田谷区赤堤5-43-1 1階 電話: 03-3321-7784 営業時間: 10:00~19:00  休: 水、第1・第3火
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COFFEE & ROASTER 2-3コーヒーアンドロースター ツースリー
心地良いジャズを聴きながら
自家焙煎のネルドリップコーヒーを
布フィルターで抽出するネルドリップコーヒーの味わいに惚れ込んだマスターが一念発起。新宿にある純喫茶「但馬屋珈琲店」で修業の末、8年前に店をオープンしました。自家焙煎の豆は常時10種類ほど。ジャズの名盤コレクションに耳を傾けながら、温かい1杯でほっと一息してみては。
○苦味と酸味のバランスがとれた「2-3ブレンド」(¥450)は手製のシフォンケーキとセットで¥750。○店内にはレコードやコーヒー本をディスプレー。


住所: 杉並区下高井戸1-2-14 蒲原ビル1階 電話: 03-3327-9923 営業時間: 11:30~20:00 休: 月(祝日の場合は営業、翌日休み)
MAP
ふきだし
ふきだし
身体に染みわたる、
滋味深い広東料理
世田谷 火龍園
 日本における中国・広東料理の重鎮、周富徳氏に師事し研鑽を積んだ唐朱興氏が、2001年に独立しオーナーシェフを務める「世田谷火龍園」2007年に六本木の東京ミッドタウン内に2号店「火龍園」をオープンするなど、その評判は舌の肥えた美食家からもお墨付き。松原駅近くの「世田谷 火龍園」では昨年10月より、香港出身の鄧國輝氏が新料理長に就任し、唐シェフが受け継いだ周富徳氏の教えの通り、最上の素材で作る繊細な味を守っています。  五島列島の魚や北海道の帆立貝、関東近県の季節野菜など、食材は各地から厳選。素材の味を活かしてあっさりとした風味に仕上げます。胃腸を整えるために本場でもよく食べられるという薬膳スープや5時間かけて丁寧に作る中華粥はこの店おすすめの一品。また、おめでたい日にはぜひふかひれの姿煮を。「銚子産のヨシキリザメの乾物を、中華ハムや牛のスネでだしをとった最高級の上湯スープで戻します。じっくり味を染み込ませて、深みのある上品な味わいを引きだすのが料理人の腕の見せどころ」と唐シェフ。高級料理も「ふかひれの姿煮と北京ダックのコース」(¥8,800)ならリーズナブルにご堪能いただけます。
  • ○繊維が太く肉厚で、贅沢な食感の「国産ふかひれの姿煮」¥7,400。香港の赤酢を加えると、またひと味違うさっぱりとした味わいに。○奥の間には会食や法要に最適な仕切りのある円卓。ランチタイムはお子様連れも安心のカジュアルな雰囲気。○小龍包やふかひれ餃子、ニラ餃子、大根餅、春巻きなどの点心(各¥250)も自慢の品。
セタガヤ ファン・ロン・ユェン
住所: 世田谷区赤堤2-11-14 電話: 03-5376-0141 
営業時間: ランチ11:30~14:30 ディナー 17:00~21:00 休: 火・水(祝日の場合は営業)

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣
  • 文 = chico
LES CACAOS
|東急池上線/五反田|
ボンボンショコラ詰め合わせ
  • 住所: 品川区東五反田2-19-2 第2東都ビル1階
  • 電話: 03-6450-2493 営業時間: 11:00~ 19:00 休: 火
    五反田駅より徒歩9分

MAP

カカオ豆から作る、
ボンボンショコラのオリジナリティ
Bean to barの勢いは今年も健在。それはカカオ豆から焙煎、精錬などすべてを手がけて作るチョコレート。タブレットにとどまらず、ボンボンショコラや生菓子まで展開する店も出てきた。「レ・カカオ」ではガトーやショコラのコーティングまでチョコは100%自家製。手間もコストもかかるし農作物ゆえ常に一定ではないBean to barだけでとは、実はかなり珍しい!「豆からじゃないと本当の自分の味にならないですから」と黒木琢磨シェフ。「ピエール マルコリーニ」でBean to barを扱ううち、製菓用チョコでは物足りなくなったという。ボンボンショコラをほおばると、表面は薄氷のようにパリッと砕け、ガナッシュが舌にすっととろける。とりわけ軽やかな「シトロンバジリック」はクリームを使わない分、レモンと生バジルの清新さとガーナ産カカオのまろやかなナッツ香がくっきり。小さな一粒にはしっかり素材の恵みが息づいていた。

○20種揃うボンボンショコラは1個¥300。詰め合わせは3個(¥1,150)からで、写真の16個入りは¥5,150。エッジの効いたラインはモザイク画みたいな美しさを醸す。

chico/スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。