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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 11月号Vol.260 / Nov / 2022毎月20日発行
  • 特集:楽しい紅茶時間
  • 今月の街さんぽ:宮の坂・山下
  • もらって嬉しい手土産スイーツ:MONICAモンブランデニッシュほか[東横線・田園都市線/渋谷]
  • 連載: 宇宙のカケラ/この街で、働く人たち/愛すべき、推したち

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。

2022/10/20:
SALUS11月号連動・世田谷線散策きっぷプレゼントにつきまして
2022/10/20:
SALUS11月号を発行しました。
2022/9/20:
SALUS10月号を発行しました。
2022/8/20:
SALUS9月号を発行しました。
2022/7/20:
SALUS8月号を発行しました。

SHOP1:

自宅で本格的な紅茶を


専門店の紅茶を購入して、自宅でゆったり味わうひとときを。

※こちらのコンテンツは、誌面の特集「楽しい紅茶時間」より抜粋してご紹介するものです。

TEA & TREATS◎世田谷線/松原

recommend
左から/イギリスのブランド「ロンドン・ボロー・オブ・ジャム」のジャム(¥1,944)は、フルーツにハーブやスパイスを効かせた、ほかにはない組み合わせのフレーバーが魅力。「キャンベルズ・パーフェクト・ティー」(¥3,780/500g)。イギリスの老舗陶器ブランドのティーポット(¥4,840)。

  • 住所:世田谷区赤堤3-3-11
  • ☎050-1317-5571
  • 営業時間:11:00~19:00(金・土・日・祝のみ営業)
  • 休:月~木
  • 松原駅より徒歩1分

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TWG Tea Salon & Boutique Jiyugaoka◎東横線・大井町線/自由が丘

recommend
左から/毎年人気のクリスマス限定商品「レッド クリスマス ティー」(¥3,456)、「1837 Black Tea」(¥4,968/リーフ100g)、3種のアソート「ムーン&スカイ ティーセレクション」(¥3,240)。高級感のあるパッケージがギフトにもおすすめ。

  • 住所:目黒区自由が丘1-9-8
  • ☎03-3718-1588
  • 営業時間:10:00~21:00、サロンは11:00~(食事19:30、ティー・デザート20:00L.O.)
  • 休:無
  • 自由が丘駅より徒歩1分

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紅茶専門店テシエ◎東横線/代官山

recommend
左から/“自分に合った紅茶を飲んでほしい”との思いから生まれた「ユニゾンメイドティー」(¥880~)。専門資格をもった茶職人が一人ひとりの好みや希望、その日の気分を細かく聞き、自分のためだけにブレンドしたオーダーメイドの紅茶を作ってくれます。ホットやアイス、トッピングも自由。

  • 住所:渋谷区代官山町10-1 代官山町ビルB1階
  • ☎03-6416-3359
  • 営業時間:12:00~20:00(19:50L.O.)
  • 休:不定休
  • 代官山駅より徒歩5分

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紅茶の店 ケニヤン◎東横線・田園都市線/渋谷

recommend
左から/一番人気のアイミティー(¥500~)は、リーフ(¥1,100/100g)でも販売。リーフは数種類販売しているので、ぜひお気に入りを購入して自宅でも。

  • 住所:渋谷区神南1-14-8 南部ビル1階
  • ☎03-3464-2549
  • 営業時間:11:30~22:00
  • 休:無
  • 渋谷駅より徒歩10分

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MARIAGE FRÈRES 渋谷ヒカリエ店◎東横線・田園都市線/渋谷

recommend
左から/創業168年を記念した「LUCKY TEA 168」(¥4,752/リーフ80g)。アーモンドが香る「フィナンシェ」(¥3,780/リーフ100g)。25種類のティーバッグが楽しいアドベントカレンダー「ノエル オートクチュール」(¥11,880)。

  • 住所:渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs B2階
  • ☎03-3797-1854
  • 営業時間:11:00~21:00
  • 休:施設に準ずる
  • 渋谷駅直結

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ラ・テイエール◎みなとみらい線/元町・中華街

recommend
左から/「KINTO」の茶漉し付きポット(¥1,870)はマグ兼用。スリランカのキャンディ産をベースにブレンドした人気の茶葉「横浜元町デュエット」(¥1,080/50g)。オリジナルの保存缶(50g¥550~)。

  • 住所:横浜市中区新山下1-2-1 丸善ビル1階
  • ☎045-621-5730
  • 営業時間:10:30~19:00
  • 休:水曜不定休
  • 元町・中華街駅より徒歩2分

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MITSUTEA◎みなとみらい線/元町・中華街

recommend
左から/ミルクティー専用紅茶ディンブラ(¥1,296/リーフ80g)。マサラチャイ(¥712/ティーバッグ5個)。日本では珍しいルフナ(¥1,512/缶入りティーバッグ10個)。

  • 住所:横浜市中区石川町2-69 メゾンリブレ1階
  • ☎045-263-6036
  • 営業時間:12:00~17:00
  • 休:月
  • 元町・中華街駅より徒歩12分

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SHOP2:

紅茶にぴったりの沿線スイーツ


スイーツライター・chicoさんが紅茶と相性抜群の焼き菓子をセレクト。

※こちらのコンテンツは、誌面の特集「楽しい紅茶時間」より抜粋してご紹介するものです。

やきがしや SUSUCRE
クラフティリムーザン
◎田園都市線・世田谷線/三軒茶屋

もっちり食感がクセになる、卵とミルクベースのやさしい生地に、たっぷり入った洋酒漬けさくらんぼの果汁とシロップがじゅわり。フランス・リムーザン地方の家庭的なおやつは、さっといれた紅茶をお供に気軽に頰張って。¥372。
  • 住所:世田谷区下馬2-2-18 B1階
  • ☎03-5856-6284
  • 営業時間:10:00~19:00(12~4月は12:00~)
  • 休:水・木
  • 三軒茶屋駅より徒歩12分

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MERCI BAKE
キャロットケーキ
◎世田谷線/松陰神社前

自然栽培人参がたっぷり入ったフルーティーなキャロットケーキは、太白胡麻油とてんさい糖のおかげで、食べ心地軽やか。オーガニックのシナモンとジンジャーのやさしい香りと、くるみ入りクリームチーズフロスティングも名脇役。¥490。
  • 住所:世田谷区若林3-17-10
  • ☎03-6453-2389
  • 営業時間:11:00~17:00
  • 休:水・木
  • 松陰神社前駅より徒歩2分

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Comme’N GLUTEN FREE
シフォンケーキ スコーン
◎大井町線/九品仏

米粉100%のシフォンケーキ(¥173)は空気を抱くようにフワッフワ。スコーン(¥238)はサクッとクリスピーでいて米粉ならではの繊細な口溶け。リッチなバターの香りもクセになる。おいしいグルテンフリーで心躍るティータイムを!
  • 住所:世田谷区奥沢7-19-12
  • ☎無(問い合わせは公式ウェブサイトhttps://commen-gf.jp/より)
  • 営業時間:7:00~18:00
  • 休:火・水
  • 九品仏駅より徒歩1分

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bake&coffee taik
アプリコットケーキ
◎目黒線/目黒

コーヒーとベイクの店でも、紅茶に最高に合う焼き菓子を発見!ミルキーな香りとコクに満ちた生地に、シロップ煮したドライアプリコットがフローラルな香りと果実味をプラス。すっきりしたお茶ともミルクティーとも好相性。¥430。
  • 住所:目黒区三田2-5-11 吉田ビル1階
  • ☎03-6303-2881
  • 営業時間:8:30~17:00(16:00L.O./日~15:00)
  • 休:月・火
  • 目黒駅より徒歩9分

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Maison romi-unie
メゾンセット1
◎東横線/学芸大学

お家の箱に収まるレモン・クッキー、シナモンとバニラ香るサブレなど6種全9枚のクッキー。かじるとさらりとほどけてバターの香り広がるショートブレッドは、ミルクティーと相思相愛。好みのペアリングを見つけて。¥1,650。
  • 住所:目黒区鷹番3-7-17
  • ☎03-6666-5131
  • 営業時間:10:00~19:00
  • 休:無(年末年始を除く)
  • 学芸大学駅より徒歩3分

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LIFE IS PÂTISSIER
リーフパイ3種
◎東横線・大井町線/自由が丘

ザクザクと層が砕けるクリスピーなリーフパイ。フローラル香を放つエクアドル産アリバ種カカオのチョコたっぷりのパイや、甘酸っぱいミックスベリーコンフィチュールのパイサンドなど3種各2枚入り。アートな箱はギフトにも◎。¥2,916。
  • 住所:世田谷区奥沢6-33-14 第一大塚ビル1階
  • ☎080-4770-8309
  • 営業時間:11:00~17:00
  • 休:月~木
  • 自由が丘駅より徒歩5分

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FIKAFABRIKEN
FIKA COOKIE BOX オリジナルクッキー缶
◎世田谷線/山下

スウェーデン菓子を楽しめる、ちょっと珍しいクッキー缶。幸せを運ぶとされる馬をモチーフにした紅茶のクッキーや、ラズベリージャムの赤がきらめくさくほろクッキーなど、7種のお菓子をお供に、ゆるりとFIKA(お茶の時間)を。¥2,500。
  • 住所:世田谷区豪徳寺1-22-3
  • ☎:無(問い合わせは公式ウェブサイトhttps://fikafabriken.jp/より)
  • 営業時間:11:00~18:00(17:30L.O.)
  • 休:無
  • 山下駅より徒歩2分

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EN VEDETTE 渋谷スクランブルスクエア店
リーヴルクーヘン プティ
◎東横線・田園都市線/渋谷

本かと見まごうバウムクーヘン。ページのように層が重なるアーモンド生地に、甘酸っぱいパート・ド・フリュイが果実味を添えて。抹茶生地×しょうがとアプリコット、プレーン×フレーズ、紅茶×アップルなど、6冊の甘い物語。¥2,376
  • 住所:渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン1階 東急フードショーエッジ内
  • ☎03-6450-6755
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 休:施設に準ずる
  • 渋谷駅直結

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MACHI-SANPO:

宮の坂・山下
2両編成の電車、世田谷線沿線の宮の坂・山下は、宮の坂に「豪德寺」が鎮座する、都内でも歴史あるエリア。個性派ぞろいの山下商店街を中心に注目のスポットをご紹介します。

豪德寺 
世田谷に来たら一度は訪れたい、
福を招く、招き猫で知られる寺院
文明12(1480)年に建立された寺院を、万治2(1659)年に2代彦根藩主・井伊直孝の法号にちなんで「豪德寺」と改称。今では江戸時代の大名墓所が保存された国指定史跡に。境内は、法堂や招福殿、三重塔などの見どころも。小判を持たない「招福猫児(まねきねこ)」は、報恩感謝の気持ちがあれば自然と福が訪れるという教えから右手をあげた今に至るそう。
○「招福殿」は、昭和16(1941)年建立、今年改修されたばかり。家内安全、商売繁盛、開運招福を願い、毎年多くの人々が訪れます。○昭和42(1967)年に造営された「法堂(本堂)」。○南部の山門は、外の世界と境内を隔てるために建てられたとか。○参詣者が奉納した大小の「招福猫児」は圧巻。
住所:世田谷区豪徳寺2-24-7 ☎03-3426-1437 営業時間:6:00~17:00(3月下旬まで) 休:無
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世田谷城阯公園 
世田谷城の跡地を生かした
世田谷区唯一の歴史公園
昭和15(1940)年に開園した東京都指定文化財の公園。南北朝時代に築城、天正18(1590)年に廃城となった世田谷城。その面影を残す土塁や空堀、郭(くるわ)が今なお存在し、松をはじめとする樹林地を持つ自然豊かな環境は、区民投票で選出する「せたがや百景」にも認定されています。園内には遊具や広場にベンチの設備があり、今では地域の憩いの場に。
○南東側の入り口周辺にある郭跡は樹林に囲われた広場になっていて、木陰が休憩に最適。○西側の入り口にある遊具広場。○石造りが立派な土塁。このほか園内南北に延びる細長い土塁や、その間を隔てる堀などもきれいに残されていて、散策するだけで歴史に触れることができます。この地に伝わる『さぎ草伝説』の主人公・常盤姫も住んでいたとか。
住所:世田谷区豪徳寺2-14-1 ☎03-5431-1822(北沢公園管理事務所) 営業時間:常時開放 休:無
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chouette torréfacteur laboratoireシュエット トレファクチュール ラボラトワール
独自の低温焙煎にこだわった
街角のコーヒーショップ
オーナーバリスタの高山健二さんは星つきレストランで料理人をしていた経歴の持ち主。その繊細な味覚を生かし、試行錯誤を重ねてたどり着いたお店のコーヒーは、果実のみずみずしさや、甘さを最大限に引き出した低温焙煎にこだわります。ハンドドリップコーヒーはもちろん、カフェラテをはじめとするエスプレッソドリンクには、相性抜群の自家製焼き菓子をぜひ。
○シグネチャーコーヒー「ニュメロゼロ」使用の「カフェラテ」(¥500~)、パン、ソーセージ、マスタードすべて自家製の「ホットドッグ」(ドリンクとセットで¥500、単品¥750)、「チーズケーキ」(¥400)。○深煎りでありながらフルーティーな味わいの「ニュメロゼロ」(¥950)。○店内の焙煎機は毎日稼働。豆のランクによりドリンクの価格が変わります。○お店は世田谷線を望む街角に。
住所:世田谷区宮坂1-39-11 ☎03-6413-9450 営業時間:12:00~19:00 土・日・祝7:30~18:00 ※売り切れ次第、終了 休:火(そのほか不定休あり)
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Ketokuケトク
自由な発想で作るおつまみに
酒好きが集う、街の居酒屋
三軒茶屋にあるビストロの名店「uguisu」出身の店主・松岡 悠さんが目指すのは、ビストロではなく“街の居酒屋”。たとえばリストには、フランのような茶碗蒸し、自家製シャルキュトリーの間に煮込みがラインアップされるなど、和にも洋にも偏らない絶妙な居酒屋メニューが並びます。料理は、旬の魚介や新鮮な野菜など季節感を重視。野菜は、世田谷近郊のものだけでなく店主の故郷・秋田の山菜も。
○珍しい北海道産の赤身肉「あずま牛 内もも肉のロースト ビーツとプルーンの煮込み添」(¥2,500)。○常連が集うカウンターの奥にはテーブル席も。○お酒が進む「真鯛のマリネ きゅうりのとも和え添」(¥800)、「鶏の白レバーといちじく 酒粕のクランブル」(¥800)、スパイスが爽やかに香る「いいちこカルダモンサワー」(¥600)。そのほか、クラフトビールやウイスキー、ワイン、日本酒なども。○お店は通り沿いの看板が目印。
住所:世田谷区宮坂2-26-4 豪徳寺コーポラス1階 ☎03-6413-7569 営業時間:17:00~24:00(フード23:00L.O.、ドリンク23:30L.O.) 休:日・祝日(そのほか不定休あり)

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WOHOS MARTオホズ マート
“飲んで食べられるカレー食堂”の
ひと癖もふた癖もある、個性派カレー
2019年9月に山下駅近くでスタートしたお店が、昨年11月に現在地へ移転オープン。そもそもこのお店、大のカレー好きである店主の織田博貴さんがフードトラックで移動販売をすることから始まったそう。定番人気の「カキ山椒カレー」や季節限定のカレー、おつまみの「アチャール盛り合わせ」など、スパイス使いが巧みなアイデアメニューに、織田さんのカレー愛を感じられるはず。
○人気No.1「カキ山椒カレー」(¥1,200)は、カキのだしと山椒の爽やかさが一度食べると癖になる味わい。そのほか「チキンカレー」「ビンディキーマ」なども。○自宅で本格の味を作れる、オリジナルの「チャイキット」
(1個¥400)。○クラフトビール(写真は「ベルジャンホワイト」¥1,100)と合わせるなら、季節の「アチャール盛り合わせ」(3種¥600 ~)、「キーマナチョス」
(¥750)がおすすめ。
住所:世田谷区豪徳寺1-45-1 ☎03-6878-0299 営業時間:11:30~22:00(日~15:00) 休: 水

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1stファースト
イタリア×オーストラリアが出合った
自由で、クリエイティブなひと皿
2周年を迎えたレストラン&ワインバー。カウンターだけの店内ではオーストラリアに留学経験のあるシェフ・吉田一大さんが、イタリアを基本にオーストラリアの要素を織り交ぜたフュージョン料理に腕を振るいます。肉料理が中心のオーストラリアで日常的に食べられるカンガルーやラム、牛のほか、なんとワニも提供。鴨の昆布締めやカニ味噌バターなど食材の絶妙な組み合わせも◎。
○おすすめのメインディッシュは、鹿肉のような味わいの「オーストラリア産 カンガルーフィレグリル」
(¥1,950)。○ワインにぴったりな前菜の「フレッシュマッシュルームとパルミジャーノ」(¥900)、「鴨ロース昆布締め ハム仕立て」(¥1,100)、世界各地から厳選したワイン(グラス¥650~)。お酒は、オーストラリア産クラフトビールをはじめ、ウイスキーやサワー、カクテルなどが充実。
住所:世田谷区豪徳寺1-43-6 白樺ビル1階 ☎03-6413-6335 営業時間:18:00~23:00L.O.(ドリンク24:00L.O.) 土・日12:00~14:30L.O./18:00~22:00L.O.(ドリンク23:00L.O.) ※ランチはなくなり次第、終了 休:月(そのほか不定休あり)
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MYE blend tea atelierミー ブレンドティーアトリエ
伝統技法でブレンドした日本茶を。
お茶の「老舗 大佐和」が手がけるアトリエ
江戸時代より続く「老舗 大佐和」が日本茶の新しいスタイルを提案するアトリエ。週2回の「オープンデー」では、“本とお茶のある空間”をテーマに、美術やお茶に関する本を読みながら日本茶を試飲できる寛ぎの時間を提供。予約制の「ユアブレンド」では、お茶をブレンドする伝統技法「合組(ごうぐみ)」を用いて、日本全国から厳選した約20種の茶葉から“自分だけの味”を作ることができます。
○「オープンデー」では、試飲のほかに10種ほどの日本茶を購入することも可能。○吹き抜けの天井から自然光が差し込む洗練された店内。○「ユアブレンド」
(100g¥3,780~)の一例。「合組」には古来の農具「箕
(み)」を使います。○最初にその人のテーマに沿った3種のお茶を用意。カウンセリングを経てお好みの味に茶葉をブレンドする約75分のプログラム。
住所:世田谷区豪徳寺1-45-8 ☎03-6413-5018 営業時間:12:00~18:00(日~17:00) 休:月・火・金 ※予約制の「ユアブレンド」は水・土。翌月の予定は、HP(www.myeblendtea.com)にて毎月20日頃公開。
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コトリベーカリー豪徳寺 
焼きたての小麦の香りに誘われる
山下の人気ベーカリー
用賀「ラ・パニョッタ」2号店。オープン以来、できたてのパンを求める人が絶えない人気店に。その秘密は、北海道産小麦や自家製天然酵母を使い、一部は低温長時間発酵にこだわりながら小麦の風味を生かしたパン作り。オーナーがイタリアン出身なだけに、そんなパンのほかに、チーズケーキをはじめとするお菓子やジャム、ジェラートなどもハイレベル。店内にはカフェも併設しています。
○菓子・総菜パン、食パン、ハード系などをずらりと陳列。○カスタードクリーム入りのブリオッシュ「ショコラ バナーヌ」(¥230)、イタリア産ブルーチーズとはちみつの「ゴルゴンゾーラ」(¥270)、天然酵母100%の「クランベリーとホワイトチョコ」(¥280)。○イートイン限定の自家製バニラジェラートをトッピング
(+¥200)した「フレンチトースト」(¥700)、自家製生チョコで作る「ショコラカプチーノ」(¥450)。
住所:世田谷区豪徳寺1-46-17 アルファニッシュ世田谷豪徳寺1階 ☎03-5716-3140(ラ・パニョッタ) ※予約・お問い合わせはラ・パニョッタまで。 営業時間:12:00~17:30 休:日(月は不定休)
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VEINヴェイン
ユニークな形や、色彩のコントラスト
日常に遊び心をプラスする花をセレクト
2016年に千駄ヶ谷でスタートした注目のフラワーショップが、今年7月に移転オープン。「野草のような色やおもしろい形の葉が好き」とフローリストの山口香織さんが話す通り、その時期おすすめの個性的な切り花や珍しい形の葉ものなどが店内に並びます。そんなユニークな花材で作る絶妙なバランスのフラワーアレンジメントをはじめ山口さんのセンスにファンも多数。
○アンティークのフラワーベースに生けられた色とりどりの切り花。花束だけでなく、1本からでも楽しめます。○力強さと繊細さが自然に同居する、暖色を基調としたフラワーアレンジメント(¥4,000)。オーダーは¥3,500~。○アンティークショップのような店内。山口さんは、「ザ・リトル・ショップ・オブ・フラワーズ」から独立。花の仕入れは、毎週月・金に行います。
住所:世田谷区赤堤1-8-15 Nsハイム101 ☎非公開 営業時間:土14:00~19:00 日・月13:00~18:00 休:火~金 ※不定期営業のため、営業日時はインスタグラム(@veintokyo)にてご確認ください。お問い合わせは、Eメール:veintokyo.info@gmail.comまで。
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ふきだし
ふきだし
世代を超えて愛される、ヌーベルシノワ
世田谷 火龍園
 閑静な住宅街の一角に構える「火龍園」は、2001年創業、六本木に姉妹店を持つ中華の名店。1980年代に香港で発祥したヌーベルシノワを日本にいち早く取り入れ、今なお創業当時と変わらないスタイルを貫きます。ヌーベルシノワとは、伝統の中華よりも油脂を減らし、素材の持ち味を生かす和食やフレンチの技法を使った中華料理のこと。店長の唐 朱維(トウシュイ)さんは当時をこう振り返ります。「料理人の周 富徳さんが、この広東料理のスタイルを日本に広めました。お店を始めたのは僕の弟・朱興(シュキョウ)ですが、高校を卒業してからずっと周さんから料理を学んできました」。
 特別な日のおすすめは、中華の王道「ふかひれ姿煮ディナー」(要予約)。その姿煮について、料理長の鎌田友美さん曰く、「気仙沼産吉切鮫のふかひれは、世界でもトップクラス。釜で天日干ししているので、煮込んでも身がしっかりしていて、味の含み方も全然違うんです。スープのベース『シャンタン』は、金華ハム、ワイン、鶏、豚、牛などを丸1日煮込んで作ります。ゆっくりやさしく煮詰めて味を出すので、ほぼ手を加えずに仕上がります」。
 そんな料理と世田谷の住宅街という土地柄も相まって、お店は家族連れはもちろん、三世代にわたって利用される常連客も多いそう。
  • ○要予約の「ふかひれ姿煮ディナー」
    (¥9,800)より、「国産吉切鮫のふかひれの姿煮」、「本日の海鮮料理」、「ペキンダック」。甕出し紹興酒(ボトル¥3,280~)。○コース前菜「特選前菜6種の盛り合わせ」には、鯛の刺し身サラダや半熟ピータン、焼き豚。○広々とした店内。特別な日はご予約を。ディナーコースは¥6,800~。
ファン ロン ユェン 
住所:世田谷区赤堤2-11-14 ☎03-5376-0141 
営業時間:11:30~14:30L.O./17:00~21:30L.O. 休:火(祝日の場合は営業、翌日休)、第1・3水
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SWEETS:

  • 撮影=福井 馨 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • MONICA
  • 〔東横線・田園都市線/渋谷〕
  • モンブランデニッシュほか

レストラン発、デザートパン

 レストランの心躍る食体験をパンでも。「MONICA」は大地の恵みを尊ぶフランス料理で知られる、「LATURE」が始めたパン屋。室田拓人シェフが時には自ら仕留めるジビエで作るパテやソーセージのサンドなど、唯一無二のパンが並ぶ。甘い系も豊富で、とりわけ目を引くのがモンブランなどのお菓子と融合したパン。手がけるのは「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」はじめフランス菓子の名店で経験を積んだパティシエ、橋本将樹シェフ。生地には仏産石臼挽き小麦粉や、香り高いノルマンディーのイズニー産バターを使い、折り方もひと工夫。冷蔵してもサクフワっと軽やか、それでいてバターが染み出すリッチな生地にしてみせた。焼き上がりにダークラムを打ったら、カスタード、ホワイトチョコ入り生クリーム、愛媛栗のクリームをこんもりと。頰張れば栗のほくほく素朴な香りに、デニッシュの塩気と粉の旨味も重なって。お菓子とパンのいいとこどりの美味しさが口いっぱいに!

「モンブランデニッシュ」(手前)。季節のフルーツで彩る「MONICAデニッシュ」(奥)は、今はいちじく。ベースのデニッシュには、モンブランはプレーンの、いちじくはスパイスを効かせたアーモンドクリーム入り。千葉県産「とよんちのたまご」のカスタードがコクを添える。各¥810。

  • MONICA(モニカ)
    住所:渋谷区渋谷2-2-3 青山ルカビルⅡ B1階                     
    ☎03-6419-7500
    営業時間:昼過ぎ~売り切れまで(デニッシュ系は14時頃並ぶ)
    休:火~木曜(金~月のうち3日ほど営業。 Instagram@monica_tokyoで確認を)
    渋谷駅より徒歩7分 
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。