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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 2月号Vol.263 / Feb / 2023毎月20日発行
  • 特集:ワイン好きが集う店
  • 今月の街さんぽ:武蔵小山
  • もらって嬉しい手土産スイーツ:PÂTISSERIE effetいちごとチョコレートのスコーン[田園都市線/青葉台]
  • 連載: 宇宙のカケラ/この街で、働く人たち/愛すべき、推したち

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。

2023/1/20:
SALUS2月号を発行しました
2022/12/20:
SALUS1月号連動・東急線ワンデーパスプレゼントにつきまして
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SALUS12月号連動・東急線トライアングルパスプレゼントにつきまして
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SHOP:

ワイン好きが集う店/角打ちでお気に入りを見つけよう


気軽に飲み比べて買える、頼りになるワインショップをご紹介。

※こちらのコンテンツは誌面の特集「ワイン好きが集う店」より抜粋してご紹介するものです。
※「抜栓料」は、購入したワインを店内で飲むときにかかる料金です。

ウィルトス 自由が丘◎東横線・大井町線/自由が丘

渋谷区神宮前にあるワインのセレクトショップの2号店が、2022年3月に誕生。店内には自然派ワインをはじめとした約1500種類を取り揃えているウォークインワインセラーのほか、カウンター席やテーブル席も。世界各地のワインを試しながら選べます。ワインに合うおつまみもあり。不定期開催の、生産者に直接会える日本ワインの試飲会なども人気です。
recommend
そのときどきでリストが変わる「グラスワイン」(¥550~)。抜栓料(¥1,100)。EU有機認証取得「ラ レオーナ2021」(¥3,289)、微発泡の白ワイン「ダスカ ヴィヴェス 2021」(¥3,190)、フランスより自社輸入しているドメーヌ・ママルタ「レ トンドゥーズ2021」(¥3,400)。

  • 住所:目黒区緑が丘2-24-8 アーブル自由が丘1階
  • ☎090-4405-3670
  • 営業時間:12:00~21:00(20:30L.O.)
  • 休:月
  • 自由が丘駅より徒歩5分

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no.506◎世田谷線/山下

自然派ワインを中心とした事業を展開する「Bottle Tokyo」による、ワイン酒屋とレストランの複合ショップ。ネオ角打ちスタイルをテーマに掲げ、バリエーション豊かな自然派ワインとともにアジア創作料理を味わえます。代表の尾藤信吾さんはイベント演出家としても活躍されているだけあって、巨大な流木やアートが飾られた空間もすてき。
recommend
「グラスワイン」(¥750~)。満月の日は抜栓料(¥1,800)が半額に。「Yoshioカベルネソーヴィニヨン 2019」(¥5,810)、系列店「no.501」オリジナル「みどりちゃん2021」(¥3,850)、「ムスカテラー ハリガリ 2021」(¥3,760)。「季節の自然栽培野菜のナムル盛り合わせ」(¥800)。

  • 住所:世田谷区宮坂2-18-1 1階
  • ☎03-5799-6506
  • 営業時間:火~金15:00~23:00(22:00L.O.)、土12:00~23:00(22:00L.O.)、日・祝12:00~22:00(21:00L.O.)
  • 休:月 ※祝日の場合は営業
  • 山下駅より徒歩12分

MAP

鯖寅酒販◎みなとみらい線/馬車道

今はなきワインバー「鯖寅果実酒商店」の姉妹店として注目を集めるボトルショップ。壁一面のセラーには個性的な自然派ワインを中心に取り揃えています。「テイスティングパス」(¥1,000)またはボトルワイン、750ml以上のクラフトビールを購入で「有料試飲メニュー」が半額に!気軽に立ち寄れるカジュアルな雰囲気も魅力です。フードは持ち込み自由。
recommend
「有料試飲メニュー」(¥600~)は常時10~15種類。抜栓料(¥500)。フレッシュな果実味が魅力「アンドレ ロレール ピノ ノワール 2021」(¥4,290)、コスパ抜群のオレンジワイン「ファネッティ」(¥2,200)、宮城県産「ファットリア アルフィオーレ スプマンテ 2021」(¥4,070)。

  • 住所:横浜市中区吉田町3-11 サウンド吉田町ビル2階
  • ☎050-3483-1826
  • 営業時間:13:00~22:00(21:30L.O.)
  • 休:無
  • 馬車道駅より徒歩10分

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マルシェ・ディ・ジュール◎みなとみらい線/日本大通り

1874年創業の老舗酒屋が立ち上げたワイン専門店として、デイリーワインから高級ワインまで多種多様なラインアップが評判!カウンター席とテーブル席があり、明るい時間からサク飲みができます。ほか、クラフトビールや日本酒などもご用意。横浜スタジアムのすぐそばにあるので、野球観戦やイベント前後の立ち寄りスポットとしても人気です。
recommend
約20種類から選べる「グラスワイン」(¥550~)。抜栓料(¥550)は平日のみ開店から18時まで無料。「ヴィノ ビアンコ」(¥4,390)、「ガズボーン エステート ピノ ノワール2020」(¥8,190)、「チェリー ボニカ&ビバリー」(¥6,600)。「国産生ハム4種盛り合わせ」(¥1,000)。

  • 住所:横浜市中区日本大通58
  • ☎045-662-5260
  • 営業時間:日~木11:00~21:00(20:00L.O.)、金・土11:00~22:00(21:00L.O.)
  • 休:無
  • 日本大通り駅より徒歩3分

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MACHI-SANPO:

武蔵小山
目黒から日吉までを結ぶ目黒線沿線の武蔵小山。昔ながらの武蔵小山商店街が街の中心でありながらも、タワーマンションの建設をはじめ、都市再開発が進むエリア。新旧が交錯し、少しずつ変わりゆくこの街の名店を巡ります。

エキゾチックカフェ CBCシービーシー
タイでもベトナムでも中華でもない、
ここだけのアジア料理
2018年にオープンした前身のダイニングバー「CBC」を現・店主の冨部麻里さんが引き継ぎ、2019年にリニューアルオープン。「食べやすいエスニック」をコンセプトに、アジアン特有の食材や調味料のクセと辛さを抑えた創作タイ料理を提供しています。そんなアレンジだけでなく、「トムヤム麻婆豆腐」なるまさしくユニークな組み合わせのメニューやオリジナルのサワーにも独自のセンスあり。
○ソフトシェルシュリンプを使った甘口カレー風味の卵炒め「クンパッポンカリー」(¥1,155)。○甘酸っぱいトムヤムクン風味に仕上げた定番人気の「トムヤム麻婆豆腐」(¥715)、お好みでチリソースをつけていただく「レモングラス香る揚げ春巻き」(1本¥462)には、タイのビール「シンハー」(¥803)が◎。○小ぢんまりとした店内にはテーブル席が2つ。
住所:品川区小山3-22-7 メゾンいずみ1-111 ☎080-4144-6654 営業時間:17:00~23:00 休:月・火
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Sherry's Burger Cafeシェリーズバーガーカフェ
バンズからパティ、ソースまで
こだわりが詰まったハンバーガー
今年でオープン12周年。アメリカンカルチャー好きが高じて、会社員から異色の転身を遂げたオーナーは、グルメバーガーの老舗で修業を積んだだけあって、香川から直送される精肉を独自配合したパティや、パティの味わいに合わせて特注している新宿「峰屋」のバンズ、自家製ソースなどオリジナルの味を追求します。ハンバーガーは定番のほか季節ものもあり、テイクアウトもOK!
○店名を冠した定番「シェリーズバーガー」(¥1,540)は、甘酸っぱいママレードマスタードソースが味の決め手。すべてのハンバーガーにフレンチフライ、ミニコールスローが付きます。○まろやかなアボカド、モッツァレラチーズに爽やかなバジルソースが絡む新メニュー「アボカドバジルチーズバーガー」(¥1,600)、
「生ビール」(S¥580~)。
住所:品川区小山3-7-12 ☎03-6426-8751 営業時間:11:30~14:30L.O./18:00~20:30L.O. ※なくなり次第、終了。日はランチのみ営業。 休:月、火は不定休(祝日の場合は営業、翌日休)
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AMAMERIA ESPRESSOアマメリア エスプレッソ
毎日飲むものだからこそ、
ワンランク上の一杯を
碑文谷にロースターを持つ、ビーンズショップ。日本スペシャルティコーヒー協会とカップ・オブ・エクセレンス国際品評会による厳しい審査をクリアした上質なスペシャルティコーヒーを販売しています。魅力はなんといっても、浅煎りから深煎りまでのブレンド5種、シングルオリジンだけで9種も揃うバリエーション。豆に迷ったら、スタッフが相談に応じてくれるはず。
○フローラルな香りの「エチオピア」を使った「カフェラテ」(¥490)、自家製「スコーン」(コーヒー¥320)、トッピング(+¥100)。○コーヒー豆は100gから販売。「エチオピア ゲルシャ アナエロビック」(100g¥1,030~)。
○お好きな豆を選べる「ドリップコーヒー」(¥420~)。おすすめは、華やかでバランスの取れた味わいの定番「アマメリアブレンド ルージュ」。
住所:品川区小山3-6-15 パークホームズ武蔵小山1階 ☎03-6426-9148 営業時間:12:00~20:00(土・日・祝10:00~) 休:第3木
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Alibi Wine Roomアリバイ ワインルーム
注目のニューワールドワインを厳選!
自然派中心のワインショップ
2021年秋にオープンしたばかりのこちらは、いわゆる「ニューワールド(新世界)」として注目されるオーストラリア・ニュージーランドの自然派を中心に250種ほどセレクト。インポーターが運営するだけあって現地ワイナリーから直輸入できるので、高品質なものをリーズナブルに提供しています。さらに店内のバーでは、セラーで販売しているワインを飲み比べできるテイスティングセットも。
○入荷次第で内容が変わる飲み比べセット「Wine Flight 1」(50ml×3種¥2,420)、「チーズ・サラミ盛り合わせ」(¥1,650)。ワインはこの日、「シドニーロイヤルワインショー」で優勝した「ヴィラン&ヴィクセン」シリーズ。○ワインセラーは、初心者にもわかりやすいように品種・価格帯を分けて陳列。○20社以上から仕入れるワインは、左から白・オレンジ・赤・発泡(販売価格¥2,190~¥38,720)、バーで飲むこともできます(追加料金+¥1,000)。
住所:品川区小山3-14-1 シティタワー武蔵小山1階 A105 ☎080-2154-4881 営業時間:11:00~23:00 休:無

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Little GREENリトルグリーン
ヴィンテージの掘り出しものが見つかる、
アメリカンキッズウェア専門店
ここ最近では日本でも人気があるブランド〈パタゴニア〉〈リーバイス〉〈カーハート〉など、アメリカ古着の子ども服に特化したお店。もともと古着好きだった店主・金澤大輔さんによるセンスで、0歳~12歳を対象とした、1950年~2000年代のアイテムを1点ずつ厳選しています。古着といっても、アメリカ製品の丈夫な作りと、ダメージの少ない状態のよさがポイント。
○おすすめの定番アイテム、「〈オシュコシュ〉のオーバーオール」(スカート・ヒッコリー)。価格は、1点ものにつき商品により異なります。○店内には、オーバーオールやカレッジもののスウェット、ジャケットなどがアイテム別に陳列。○〈リーバイス〉コーナーには、「BIG E」「501XX」など大人も顔負けのヴィンテージが並びます。○こちらも定番の「〈カーハート〉のジャケット」。
住所:品川区小山4-3-2 1階 ☎03-3787-2882 営業時間:11:00~19:00 休:無(不定休あり)

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やき鳥 まさ吉 
新潟の「越の鶏」に海水塩
おいしさを極めた焼き鳥
武蔵小山で知る人ぞ知る人気店。焼き鳥は、ジューシーでやわらかい肉質が持ち味の新潟「越の鶏」にこだわり、紀州備長炭の炭火で部位ごとに焼き加減を調整しながら1本ずつ提供しています。焼き鳥店でありながら〆に外せないのが「中華そば」。丁寧に炊いた鶏ガラが主体のやさしいスープが食事を締めくくります。『ミシュランガイド東京』ビブグルマンに4年掲載。
○注文率90%の名物「中華そば」(¥980)。○焼き鳥はこの日、レバー、手羽先、せせり、ねぎま、ささみの「おまかせ」(5本¥2,000)、酒の肴にぴったりな「鳥アボカドわさび」(¥800)、日本酒(1合¥880~)。日本酒のおすすめは、栃木の酒蔵「仙禽 無垢」。○落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター席とテーブル席。当日でもお電話を。
住所:目黒区目黒本町5-2-8 ☎03-3792-5216 営業時間:18:00~23:00 休:水
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Pizzeria la Rossaピッツェリア ラ ロッサ
イタリアを食べ歩いた職人の
本格ナポリピザ
オーナー丸山英之さんは、この道36年のピザ職人。90年代からピザ探訪のためにイタリアを度々訪れては、北から南までとにかく食べ歩いて味を学んだそう。イタリア産と国産の小麦2種類を配合した自家製生地は、600度まで上がる高温の薪窯でサッと焼き上げると、絶妙な食感と小麦の香りが絶品。ディナーだけでなく、リーズナブルな平日限定ランチもおすすめです。
○メニューに迷ったら基本の「マルゲリータ」
(¥1,408)を。○ピザは、オーダーが入ってからナポリ伝統の手ごね形成をします。○塩豚がやみつきになる人気No.1の「ジャポネーゼ」(¥1,738)、「アサリとムール貝の白ワイン蒸し」(¥1,595)、白ワイン「トレッビアーノ」(グラス¥550~)。○薪窯まで見渡せる開放的な店内。
住所:目黒区目黒本町5-33-25 JLBグランエクリュ武蔵小山1階 ☎03-6303-3533 営業時間: 11:00~14:30L.O./17:00~21:00L.O. ※生地がなくなり次第、終了 休:火・水 ※月はランチのみ営業
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Le Lieu Uniqueル・リュー・ユニーク
斬新かつ確かな技術で心をつかむ
ブーランジェリーの新星
ロンドン「メゾン・ブラン」、パリ「メゾン・カイザー」などの名門で職人を務め、来日後は「ル・コルドン・ブルー東京校」でパンの講師もしていたマニュエル・ローベルさんのお店。パンは、自家製酵母を使い、北海道産の小麦粉やバター、石臼挽きの全粒粉など国産の素材を重視しています。ハード系やデニッシュなど、基本となるパンの完成度の高さはお見事。
○白を基調としたお店には、お昼にかけて約25種のパンが並びます。○スモークサーモンとクリームチーズを挟んだ「竹炭クロワッサンサンド」(¥588)。スペシャリテは自家製フィリングを使った、濃厚なピスタチオクリーム入り「ピスタチオクロワッサン」(¥380)、甘酸っぱいラズベリークリーム入り「ラズベリークロワッサン」(¥350)。
住所:目黒区目黒本町4-3-14 ミチノサキ1階 ☎03-6451-0563 営業時間:10:00~17:00 ※パンがなくなり次第、終了 休:火・水
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手打蕎麦処 紫仙庵シセンアン
風情あふれる日本家屋でいただく
瑞々しい手打ち蕎麦
林試の森公園近くの閑静な住宅街に構える蕎麦の名店。店主は、広告代理店を定年後、蕎麦の道へ。蕎麦は、日本全国からその時最もよいものを仕入れて、その日の分だけ石臼挽きした十割。気候に合わせて繊細に水分量を調整しているからこそ、芳醇でありながら、十割とは思えないなめらかな喉ごしが叶います。2018年より『ミシュランガイド東京』ビブグルマンに掲載。週末営業。
○この時期のおすすめは、湯桶に入った「温もり蕎麦」
(¥1,050)。温かい蕎麦をシンプルに冷たい麺つゆで味わえます。○蕎麦前は、上品な味わいの「合鴨ロースト」(¥1,150)、美食の逸品「蕎麦豆腐」(数量限定¥610)、日本酒(1合¥880~)。日本酒は、20種ほどの銘柄を揃えるほか利き酒も。○和のしつらえが美しく、心落ち着く店内。
住所:目黒区下目黒6-6-3 ☎03-3712-8555 営業時間:17:30~21:00 ※金のみランチ12:00~14:00 休:月~木 ※予約優先。小学生以下の入店不可。昼は60分/夜は90分制。コースは2名以上、応相談。
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ふきだし
ふきだし
バスクの郷土料理に新風を吹き込む、モダン・フレンチ
Eme
 洗練されたグリーンショップの奥に、隠れ家のように佇む「エメ」は、フランスの古典料理とバスク地方の郷土料理をベースとしたモダン・フレンチを提供するレストラン。オーナーシェフの武藤恭通さんは、日本のほかに、ニュージーランドや台湾、そしてフランスでも料理の研鑽を重ねて2018年に独立。さまざまな経験をしてきたなかでバスク料理を選んだ理由について武藤さんはこう語ります。「その土地にあるものを使った、毎日でも食べられる郷土料理に惹かれました。素朴な味わいのなかに、おいしさや感動があります」。
 この日の前菜は、バスクを代表する「スープ・ガルビュール」。武藤さんがバスクで働いていたという老舗の加工肉食品会社「ピエール・オテイザ」から仕入れる生ハムを使ったスープは、そっと口に広がり、体温まるやさしい味わいです。さらに、メインはフレンチの王道「パイ包み焼き」。武藤さん曰く、「本来、パイ包み焼きは、中身の味がしっかりしているうえにソースをかけますが、もう少し軽くしたかったので、パイの中にはバスクの『アショア』というさっぱりとした煮込みを入れました」。重そうな見た目とは一変、中には素材の味が生かされた素朴なおいしさが詰まっています。そんな料理には、バスクのイルレギーワインをぜひ。
  • ○ディナーコース(¥6,050~)の「シェフの厳選食材スペシャルコース」(¥9,350)よりメイン「パイ包み焼き AXOA“豚肉と甘長とうの煮込み”を詰めて」、ワイン(ボトル¥5,060~)。○コースの前菜「スープ・ガルビュール」は、「La Garburade」と書かれた現地大会の愛らしいスープ皿に。○厨房も見渡せる広々とした店内。当日でも予約がおすすめ。
エメ 
住所:品川区小山3-11-2 ☎03-5751-7636 
営業時間:12:00~13:30L.O./18:00~21:00L.O. 休:月(そのほか不定休あり)
MAP

SWEETS:

  • 撮影=福井 馨 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • PÂTISSERIE effet
  • 〔田園都市線/青葉台〕
  • いちごとチョコレートのスコーン

果物×チョコがとろける、さくほろスコーン

 ホワイトとブラック、チョコのモノトーンに、愛らしくのぞくイチゴの赤。つい手を伸ばしたくなるスコーンやフルーツタルトなどが美しく並ぶ「PÂTISSERIE effet」は、2021年夏にオープンするや瞬く間に人気店となった「カヌレと焼き菓子専門店 galbe」の姉妹店だ。新潟「阿部農園」の洋梨がタルトになったり、福島「あんざい果樹園」の紅玉がパウンドケーキになったり。全国の農家からじかに仕入れる完熟フルーツが、至福のお菓子へと姿を変えていく。スコーンもフルーツたっぷりで、旬をしっかり楽しませてくれる。イチゴは地元神奈川の愛川町「陽だまり農園」から。焼かれたイチゴは水分が飛び、一層味が凝縮するよう。少しリベイクして食べると、いちごジャムを練り込んだチョコ生地がほろっとほどけるなかで、塊のまま潜ませていたチョコがとろり。濃密なカカオ感とイチゴの甘酸っぱさ、果実味の調和がたまらない。ショコラシーズンの気取らない手土産に。

ミルクティーを飲んでいるような豊かな香りの「アールグレイとホワイトチョコのスコーン」¥350。「いちごとチョコレートのスコーン」(¥380)には、優雅で力強いアロマのチョコレートがたっぷり。160℃のトースターやオーブンで、2分ほどリベイクするのがおすすめ。

  • PÂTISSERIE effet(パティスリー エフェ)
    住所:横浜市青葉区しらとり台1-4 プレミールS101                     
    ☎045-507-8387
    営業時間:10:00~19:00(売り切れ次第閉店)
    休:月 ※2022年10月オープン
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。