- 山下−宮の坂
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世田谷線の、やや下高井戸寄りにある二つの駅。庶民的な商店街ののんびりした風情ただよう山下と、世田谷八幡と豪徳寺に守られた閑静な住宅街・宮の坂。歴史あるものを大切にしながら、実は新しい店も続々登場している。この街には幸せを招く見えないパワーが働いているのかも？
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【グルメ】コッカ食堂 野菜をたっぷり摂れる牧歌的なプチ食堂
- 山下駅より徒歩6分。山下商店街を進み、赤堤通りを越えて左手。
- 世田谷区赤堤2-17-9
- 090-2935-2513
- 昼12:00〜15:00、夜18:00〜21:00
- 月曜
- http://kokkashokudou.blog.fc2.com
山下商店街を抜けた先にかわいらしい店を発見。昨年末にオープンした、季節野菜たっぷりの昼と夜のごはんを提供する食堂だ。農作物が豊富に穫れる福岡県うきは市で働いていた時に、食材への意識に目覚めたという店主の小塚さん。シンプルに目と舌で楽しめる野菜多めの洋食を主としたメニューを構成。使っているのは神奈川県伊勢原産の新鮮な野菜が中心。小さなこどもからお年寄りまで安心して食事ができる。店主ひとりで切り盛りする全12席の小さな店だが、いつもゆったりまったりな空気が流れていて心身ともに癒されそう。
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【グルメ】Taverna Alice (タヴェルナ アリーチェ) 大人が気軽に楽しめるほのぼのイタリアン
- 宮の坂駅より徒歩3分。世田谷八幡の先左手。
- 世田谷区宮坂1-21-20 ベルソードパル経堂1F
- 03-3439-7713
- ランチ11:30〜14:00（L.O.）、ディナー18:00〜21:00（L.O.） ※ディナーのみパン代150円。
- 火曜（祝日の場合は営業、翌日休）、不定休
- http://www.tavernaalice.com/
この9月で開店4周年を迎えたイタリア食堂。季節感を大切にした料理を提供。約40種がそろうイタリア産ワイン（グラスワインは600円から）とともに楽しめる。入口脇にあるクッキーやメレンゲなどのお菓子類はテイクアウトでも店内で食後のデザートに食べてもOK。この7月からはテイクアウトのランチボックス（要予約）も開始した。駒沢イル・ジョットなどで経験を積んだオーナーシェフの中田さんは、宮の坂の閑静な雰囲気が気に入っているとか。日常の忙しさを忘れて、ゆっくり食事の時間を楽しんで。
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【グルメ】冨永オリジナルデリカテッセン ドイツ人もおすすめ！手作りハム&ソーセージ
- 山下駅より徒歩2分。山下商店街を左折した左手。
- 世田谷区豪徳寺1-50-18
- 03-3420-0973
- 9:00〜19:00
- 日・月曜
昭和35年から続く老舗、地元では知らない人はいない冨永精肉店。現在の二代目ご主人が、28年前から試験的にドイツハムを手がけ、店を引き継いだ1995年より主力商品に切り替えた。製法はドイツ式に基づいているが、味は独自で開発したオリジナルレシピ。それが好評で「お肉屋さんが作るハム＆ソーセージ」として定着。今では街の名品として人気を誇っている。ロースハム、ウインナーのほか、ベーコン、サラミ、ローストビーフなどももちろん自家製。これからの季節はソーセージ入りのポトフがおいしそう。
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【グルメ】PICON BER (ピコン バー) フランスの「定番」を味わえるカフェ＆バー
- 山下駅より徒歩1分。山下商店街の手前の路地を入り緑道手前の左角。
- 世田谷区豪徳寺1-45-2
- 03-3420-9977
- 14:00〜翌2:00（1:00 L.O.）、日曜は12:00〜22:00 ※日没時からパン・おつまみ代として500円。
- 火曜（翌日が祝日の場合は開店）
フランスに古くからある薬草ハーブの苦味酒アメール ピコン。駅に近い小さな路地にあるこの店、「フランスの定番的なもの」を表現するというコンセプトのもと、この酒をその象徴として店名にした。提供するお酒は100年以上歴史のあるもの、料理は伝統的な郷土料理の保存食が主。数々の名店を経た店主の宮武さんが自分の店を出す際、自分なりの家を作りたいとこだわりを生かし1995年にオープン。18年間に徐々にファンが増え、今では遠方から訪れる人も多い。レトロで雑多なフランスのバーの雰囲気が病みつきになる。
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【グルメ】夜ごはん 月 豊富なおばんざいと希少な日本酒を堪能
- 山下駅より徒歩2分。山下商店街を左折し進んだ右手。
- 世田谷区豪徳寺1-49-2 1F-1
- 050-3682-6417
- 18:30〜23:00（L.O.）
- 月・火曜（祝日の場合は営業）
- https://twitter.com/yorugohan_tsuki
一昨年からご近所で親しまれているダイニングバー。提供しているのは常時10〜12種類くらいの日替りのおばんざい。おつまみなども含めてどのメニューも親しみやすく手料理の温もりを感じることができる。金沢出身の店主・汐井さんが地元から取り寄せる酒や食材の中には、加賀の菊姫で有名な「菊姫」が造った汐井家オリジナルの酒など、希少なものやここでしか飲めないものも。お酒のラインナップは10種類前後で週替わり。月に2回、新月会、満月会などのイベントも開催している。
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【グルメ&ショッピング】Sieges Kranz （ジーゲスクランツ本店） デパ地下でもおなじみ 世田谷のドイツ菓子
- 山下駅より徒歩7分。山下商店街を進み赤堤通りを左折、次の信号を右折した左手。
- 世田谷区赤堤2-15-14
- 03-5355-6576
- 10:00〜19:00
- 無休
- http://www.siegeskranz.co.jp
今年開店30周年、関東のデパートなどを中心に多くの支店を展開するドイツ菓子の本店がここ。14年前に同じ世田谷区内から静かな住宅街の現在の場所へ移転。よいものを提供しようと材料にはこだわりを持ち、その反面価格は抑え30年前からほとんど値上げしていないというから驚き。季節のフルーツを使った生ケーキのほか、ギフトに最適な焼菓子類が本店ならではの品ぞろえ。陶器入りのケーキなど和洋折衷なスタイルもユニークだ。シンボルのゾウさんをあしらったトートバッグやマグカップも販売。幅広い年代に愛されている店だ。
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【グルメ&ショッピング】手継手家パチャマーマ （テケテケパチャマーマ） 和装の魅力を多角度から伝えるカフェサロン
- 宮の坂駅より徒歩1分。世田谷八幡の先右手。
- 世田谷区宮坂1-26-5
- 03-5451-3181
- 11:30〜17:30 ※なるべく来店前に電話を。
- 不定休（着付けは要予約）
- http://www.pachamama.co.jp
通りかかっただけでは気づかない、一軒家の和装サロン。着付けや和服に関する各種教室、着物地や帯地を使ったオリジナルのバッグや洋服の販売、世田谷八幡に来たついでに休めるカフェもあるというアプローチ豊かな店だ。もとはオーガニックコットンの店「パチャマーマ」として2000年に開店。店主の木村さんは与論島出身で、故郷への恩返しの意も込め2010年に現在の和物中心の形に模様替えした。店内には大島紬の織機も。着物になじみのない人たちに、日本の伝統美と技を伝えるコミュニティの拠点になれたらと語る。
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※こちらの記事は、2013年9月20日現在のものです。
