街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
江田−市が尾

横浜市青葉区内にある田園都市線の2駅。各駅停車だけが停まる駅の周辺一帯は住宅街。緑や起伏が多く、適度な運動量のウォーキングにもよさそうなエリア。野菜など食材の品質にこだわった店が多いのも真面目な街の印象。普段は降りることのない駅でも、素敵な出合いが待っているかも。

  • 【グルメ】maaru(マアル) 「地元愛」を召し上がれ 野菜とワインのお店

    • 江田駅西口より徒歩2分。東急ストア左手の信号を渡ってすぐ。
    • 横浜市青葉区荏田北3-3-1
    • 045-482-9884
    • ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー18:00〜24:00(L.O.)※夜のみお酒オーダーに限りお通し代324円。 21:00以降は全面喫煙可。
    • 月曜

    駅からすぐの場所にある静かな路地に佇む自然派ダイニング。青葉区産の野菜を使った料理とワインを楽しめるナチュラルな雰囲気の店だ。三つの契約農園から毎日届く野菜は無農薬や有機栽培のものが中心で、なんとお米も地元産。店内の黒板にはその日に仕入れた「本日の青葉区産・無農薬野菜」が明記されている。多くの品目を食べられて、ほぼ毎日少しずつ調理法を変え変化を付けているプレートは昼夜ともに人気。とはいえベジタリアン専門店という壁はなく肉を使ったメニューも常備。誰でも気軽に利用が可能だ。

  • 【グルメ】木かげ茶屋 街道沿いでひと休み レストラン&洋菓子店

    • 江田駅東口より徒歩5分。信号を渡り246号沿いに市が尾方面に進んだ左手。
    • 横浜市青葉区荏田西1-3-22
    • 045-911-1337
    • 11:00〜22:30(21:30 L.O.)、ランチタイム11:00〜17:00
    • 無休

    246号線(厚木街道)に面したレストラン。カジュアルフレンチを主体とした洋食と、フランス菓子はテイクアウト用の店舗も隣に並んでいる。オープンしたのは31年前の1984年。荏田城跡(私有地のため立入禁止)にある木と湧き水にちなみ、街道で「一服する場所」という意味を込めこの店名を付けたそうだ。幹線道路沿いで駐車場完備という典型的な郊外型スタイルの店だが、どの街にもあるようなチェーン系の店と勘違いするなかれ。料理もケーキも本格的でここでしか出合えない手作りの確かな味わい。街の誇りとも言える代表格的存在の店だ。

  • 【グルメ】横浜スパイシークラブ 京野菜とインド料理のおいしいマッチング

    • 市が尾駅東口より右手に進んだ左手。徒歩4分。
    • 横浜市青葉区市ヶ尾町1052-5
    • 045-530-0148
    • ランチ11:00〜14:30(L.O.)、ディナー17:00〜23:00(L.O.)
    • 不定休

    ピンクの外壁が印象的なカレー屋さん。オーナーの畠山さんがなじみのこの街を盛り上げようと考え、インド人シェフと共に創作的なスタイルで昨年4月オープン。畠山さんの友人のご実家・京野菜専門商「岩市」から取り寄せる京野菜を使用したカレーを提供。京野菜特有のおいしさはもちろん、生産者の顔が見える安全性、京都とインドのコラボというオリジナリティの表現も兼ね備えている。京野菜の種類は今後さらに増す予定だとか。スパイスは抑え目にし辛さはリクエストで調整可。コーヒーはミシェラドーロのエスプレッソというこだわりも。

  • 【グルメ】BUONO(トラットリア ヴォーノ) いつ何時でも頼もしい街角のトラットリア

    • 江田駅西口より徒歩2分。東急ストアの左手の坂を上った右手。
    • 横浜市青葉区荏田北3-1-6 江田スクエアビル1F
    • 045-500-9611
    • ランチ11:00〜15:00、ディナー15:00〜23:00(22:00 L.O.)
    • 水曜(祝日の場合は営業することもあり)

    坂の途中のビル、通りに面した階段を数歩上がった場所に扉を構える開店6年目を数えるイタリアン。人気の秘密は親しみやすいおいしさと、ランチ・ディナーが通し営業なのでどの時間帯に訪れても食事が可能な点。料理はイタリアンの枠に縛られずに和の要素なども取り入れ、おいしいものをより親しみやすくアレンジして提供している。普段は比較的年齢層が高めの大人のお客さんが中心とのことだが、休日は親子三代そろって訪れる家族連れも。どの年齢層でも気さくに楽しめそうな、頼りになる店だ。

  • 【グルメ】NASCHKATZE(ナッシュカッツェ) ウィットを感じさせる個性派洋菓子店

    • 江田駅東口より徒歩7分。「江田駅東」交差点の歩道橋を渡って坂を上り「富士塚」信号先右手。
    • 横浜市青葉区荏田西2-15-1-102
    • 045-211-4533
    • 11:00〜19:00
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)、不定休

    2月に8周年を迎えたウィーン菓子をベースにした洋菓子店。オーストリア国家公認製菓製造マイスターの資格を持つシェフが作る定番のザッハトルテなど、ウィーンやドイツ、フランスなどのケーキ、焼き菓子が並ぶ。伝統を守りつつ創作にも意欲的に取り組んでいて、品ぞろえはユニーク。普段使いはもちろん、手みやげにも適している。店名は「甘党・よくつまみぐいをする人」という意味だそう。店内では生ケーキのみイートインが可能で、ドリンクはセルフサービス。ご近所の人びとがひと時を憩う場となっている。

  • 【グルメ】La oeuf(ブーランジェリー ラ・ウフ) 牧歌的かつ素材重視のブーランジェリー

    • 江田駅西口より徒歩2分。東急ストアの左手の坂を上った右手のビル半地下。
    • 横浜市青葉区荏田北3-1-6
    • 045-910-6780
    • 8:30〜19:00
    • 火曜(祝日の場合は営業、翌日休)、第3水曜は不定期で休み ※催事出店のため臨時休業3/4〜11

    自家製天然酵母をはじめ、ミネラルやヨードを多く含む"ピンクの宝石"ヒマラヤ岩塩、レンゲはちみつ、国産小麦など多くの厳選素材を使用したパンやお菓子を販売しているブーランジェリー。みすずが丘にオープンしたのが11年前。6年前に駅に近いこの場所に移転してきたそうだ。小さな店だが客足が絶えず、人気を集めている様子。看板商品のパンドカンパーニュやバゲットをはじめ、カンパーニュを使用したサンドイッチや菓子パンも充実。ほかの食材との組み合わせや食べ方の提案も細やか。かわいいだけでなく骨のあるパン屋さんだ。

  • 【グルメ】LEAF(リーフ) 気さくに集えるイタリアンダイニング

    • 市が尾駅西口より徒歩4分。246号を渡り、市が尾商店街を進んだ右手。
    • 横浜市青葉区市ヶ尾町1167-1
    • 045-971-0012
    • ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー17:30〜22:30(21:30 L.O.)
    • 火曜、月に一度月火連休あり

    市が尾商店街を進んだ右手にある、ガラス張りで明るい雰囲気が魅力の店。ミントグリーンの壁がさわやかな印象で、ひとりでも気軽に訪れられる。店主の竹内さんによると、特にターゲットを絞らずあらゆる人に日常的なセカンドダイニングとして利用してもらいたいとのこと。2002年にオープンしてそろそろ街の中堅どころ。地元の人びとに根付いている様子だ。料理はできるだけ手作りで添加物を使わず、体に負担がかからないように気を配っている。イタリアンメニューだけでなく、焼きカレーなども人気の、親しみやすい店だ。

※こちらの記事は、2015年2月20日現在のものです。