街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
藤が丘

田園都市線・青葉台駅のお隣、藤が丘。豊かな街路樹、公園など緑の多いベッドタウンだ。駅から離れたエリアにも雰囲気のよいショップが並ぶ、色づく木々のなか散策が楽しい街。昔からの自然食品店も多く、住民の「食」に対する意識の高さもうかがえる。深まる秋に向けて、おいしいものと心穏やかになる風景を探しに出かけよう。

  • 【グルメ】旬菜 和花(しゅんさい おはな)季節の滋味を堪能 カジュアルな和食処

    • 駅正面口より藤が丘商店街をもえぎ野方面に進んだ左手。徒歩11分。
    • 横浜市青葉区もえぎ野28-2 ルミエール藤ヶ丘
    • 045-972-5273
    • 昼11:30〜14:30(14:00L.O.)、夜18:00〜22:30(21:30L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    もえぎ野の一角にひっそり佇む、しっとり落ち着いた雰囲気の和食店。季節ごとの旬の味を上品かつ親しみやすいスタイルで提供する。この街の落ち着いた並木道の風情が気に入って出店、この秋開店4周年を迎えた。店名の「おはな」とは「家族、仲間」という意味のハワイ語に由来する。日本の豊かな四季の料理を、家族や気の置けない仲間で気軽に楽しむ場にしてほしいとの思いから名付けたそうだ。日本酒はその時どきでラインナップを変えつつ常時10種類がそろう。たまにレアな銘柄の裏メニューもあるとのこと。

  • 【グルメ】9-Schubladen(ノイン・シュプラーデン) 四半世紀も愛される信頼のウィーン菓子

    • 駅正面口より藤が丘商店街をもえぎ野方面に進んだ右手。徒歩10分。
    • 横浜市青葉区柿の木台13-3 The ファミールもえぎ野101
    • 045-972-6439
    • 10:00〜19:30
    • 火曜(祝日の場合は営業、翌日休)、第3月曜

    1990年創業、今年25周年を迎えた日本でのウィーン菓子の草分け的存在、指旗誠シェフの店。ザッハトルテなどのウィーン菓子の定番から、独自に工夫を重ねた創作菓子や各種焼菓子まで、どれも確かな味わいで人気を集め、この街の顔として知られている。指旗シェフは長年店を切り盛りする一方で、後輩の指導育成にも務め、今をときめく有名パティシエたちから師匠と慕われる存在。多忙を極める今なお、ケーキ一つひとつのクオリティにこだわりを感じさせるのは、さすがの一言だ。

  • 【グルメ】Revive-Recipe TENZO(リバイヴレシピ テンゾ) 新しい発想で生まれる地産地消のカタチ

    • 駅正面口より藤が丘商店街をもえぎ野方面に進み246号を越えた左手。徒歩3分。
    • 横浜市青葉区もえぎ野1-18
    • 045-973-9933
    • 11:00〜20:00
    • 日・火曜(祝日の場合は営業)

    藤が丘駅前にある人気イタリアン「ナチュラーレ・ボーノ」の姉妹店として2012年にオープン。横浜市内で採れた野菜、米、卵、やまゆりポークなどの肉に至るまで地元の食材にこだわったお総菜、お弁当を販売する。野菜ソムリエやセミプロを集めたという精鋭の女性スタッフが考案した、親しみやすく見た目にも楽しめる創作料理を日替りでラインナップ。ベジタリアンに対応したメニューもあり。神奈川県の名産品コーナーにも興味が尽きない。地元愛がますます深まりそう。

  • 【グルメ】カネ保水産(かねほすいさん) 三浦半島直送の美味を個性派イタリアンで

    • 駅正面口より藤が丘商店街をもえぎ野方面に進んだ左手。徒歩12分。
    • 横浜市青葉区もえぎ野28-1
    • 045-511-7524
    • ランチ11:00〜14:30(L.O.)、ディナー18:00〜21:30(L.O.)
    • 無休

    5年前に開店し、今年4月にリニューアルしたちょっと変わった名前のイタリアンレストラン。三崎で水揚げされた魚介、三浦産の地野菜を使った料理を提供。デリも店内で販売する傍らマグロのさく売りもあり。店主・長船さんの奥さんの実家が営んでいるマグロ卸の屋号をそのまま店名にした。三浦からの美味を届ける出張所的存在。よしずが立てかけられた窓などまさに海辺の雰囲気だ。ワインは料理に合いやすい世界各国の銘柄約15種がそろう。グラスワインは500円から。開放的な気分になれそうな海の匂いのする店。

  • 【グルメ】ここにわ 人の「輪」と「和」み くつろぎのごはん喫茶

    • 駅正面口より藤が丘商店街をもえぎ野方面に進み「もえぎ野」交差点を右折した左手。徒歩13分。
    • 横浜市青葉区みたけ台44-1 グレイスムラタH号室
    • 045-507-4300
    • 11:00〜17:00(16:30L.O.)、ランチタイム11:00〜15:00(以降はティータイム)
    • 日・月曜、不定休あり

    この11月で開店4周年を迎える何とも素朴で温かな空気に満ちたごはんカフェ。思わずほっとする家庭料理、昭和レトロなインテリア、子ども向けの絵本スペースや手づくり雑貨など、いろいろな要素がミックスされて和みの雰囲気を醸し出している。並木道が気に入りここに出店したという店主さん。ものつくりの知り合いたちと楽しみながらマイペースに続けている様子。店名はここに「わ」が広がるようにと付けたそうだ。エアポケットのような貴重な空間、これからも変わらずこの場所にいてほしいと願わずにはいられない。

  • 【グルメ】Micio(ミーチョ) 和牛と魚介を楽しむ駅近の隠れ家

    • 駅正面口よりロータリーを挟んだ左斜め向かいのビルの奥左手。徒歩1分。
    • 横浜市青葉区藤が丘2-4-5 KSプラザ103
    • 045-971-0006
    • ランチ11:30〜14:00(13:00L.O.)、ディナー18:00〜23:00(22:00L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    芝浦の食肉市場から直接買い付けた良質な黒毛和牛だけを使う専門店。肉のおいしさを主にステーキの形で提供。部位などの異なる7〜8種を用意し、10g単位で好きな量だけオーダーカットできるのもうれしいポイントだ。シーフードは毎日地元の市場で仕入れ、特にスタイルにこだわることなくグリル料理、パスタなどにも展開。昨年の4月にオープンし、早くも近隣の肉好き・魚介好きの人びとでにぎわっている。肉の専門店にしては半分以上が女性客で、おひとりさまが多いのも特徴。隠れ家で肉を心行くまで食す、大人の女性の密かな愉しみらしい。

  • 【グルメ】Cotorie(リラクゼーション&カフェ コトリエ) 好みのスタイルでカフェ&リラックス

    • 駅南口より藤が丘小学校方面に坂を登った右手。徒歩5分。
    • 横浜市青葉区藤が丘2-13-3 谷本ビル101
    • 045-777-7559
    • 10:00〜21:00(カフェ20:30L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、臨時休業もあり)

    駅南口側のエリアに今年7月オープンしたばかりのリラクゼーションカフェ。足・手のリフレクソロジーから、顔と頭、全身ケア、オーダーメイドコースまで、体の調子に合ったリラクゼーションメニューを受けられる。着衣のまま(もしくは用意した着替え)で行うのでエステより気軽で安心。もちろんカフェだけの利用もOKで、パンケーキやフレンチトーストなど、食事&スイーツのどちらも楽しめる。体の中からきれいになるメニューもおすすめ。玩具や絵本など小さい子どもを飽きさせない工夫もあり、早くも親子連れ客に人気の様子だ。

※こちらの記事は、2015年10月20日現在のものです。