MAGAZINE:

  • SALUS
  • 12月号Vol.213 / Dec / 2018毎月20日発行

INFORMATION:

2018/11/20:
SALUS12月号を発行しました。
2018/10/20:
お詫びと訂正 SALUS 11月号の誤りについて
2018/10/20:
SALUS11月号を発行しました。
2018/9/20:
SALUS10月号を発行しました。
2018/8/20:
お詫びと訂正 SALUS 9月号の誤りについて

SHOP:

この冬、おいしいワインと料理に出合う
ワイン人気が高まるなか、特に注目を集めているのが
自然に逆らわず造る「ナチュラルワイン」、そして、
日本産のぶどうを使用し、日本で醸造する「日本ワイン」。
そんなスペシャルなワインを味わえる沿線のビストロをご紹介。

王道のナチュラルワインと体にやさしい料理

hugo◉東横線/都立大学

recommend
右:ル・レザン・エ・ランジュ 白/ブラン ネジュマ(2017)。人気の生産者による定番ワイン。軽すぎず重すぎず、前菜からメインまで色々な料理にマッチ。¥4,800 左:ル・マゼル 赤/ラウル(2015)。程よくスパイシーで、やわらかなタンニンと若々しい酸味も特徴。鹿や牛、鴨など肉料理との相性は抜群。¥5,500

  • 住所:目黒区中根2-13-20 内田ビル2階
  • 電話:03-5726-9728
  • 営業時間:月~金18:00~23:00(L.O. 22:00)/土・日・祝12:00~15:00(L.O. 13:30)、18:00~23:00(L.O. 22:00)
  • 休:水 禁煙

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旬の食材に合わせたワインを仕入れる

Trois◉田園都市線・世田谷線/三軒茶屋

recommend
右:ラ・スール・カデット 白/ブルゴーニュ・シャルドネ(2016)。ビオディナミ農法によるシャルドネ100%。溌剌とした酸がシャープな口当たり。¥6,300 左:ル・レザン・エ・ランジュ 赤/オマージュ(2017)。いちごなどベリー系の果実味が感じられる、軽やかでフルーティなワイン。¥5,600

  • 住所:世田谷区三軒茶屋2-15-14 ABCビル110
  • 電話:03-3419-0330
  • 営業時間:18:00~25:00
  • 休:日 禁煙
  • 三軒茶屋駅より徒歩3分

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生産者とのパイプを活かしたレアな品揃えに注目

meguro un jour◉目黒線/目黒

recommend
右:ドメーヌ・ラター 白/ヴィオニエ(2016)。フランス・南ローヌの小さな村で生産。自然な甘さは「びっくりするほどの美味しさ!」と宮内さん。¥5,600 左:ル トン デ スリーズ 赤/ブリュタル(2016)。ロゼのような色調のワイン。開栓後30分以内が最も美味しく味わえるため早く飲み切るのがオススメ。¥5,700

  • 住所:目黒区目黒4-10-7
  • 電話:03-3713-7505
  • 営業時間:18:00~25:00(L.O.23:00)
  • 休:月・祝 禁煙
  • 目黒駅より徒歩13分

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季節のジビエといただくシェフこだわりのワイン

Restaurant Unique◉目黒線/目黒

recommend
右:レオン・バラル 白/ブラン・レロー(2014)。実験精神旺盛な生産者の唯一の白ワイン。「今日の料理をイメージして選定」と中井シェフ。¥9,720 左:フランク・コーネリッセン 赤/ムンジェベル・ロッソ(2014)。イタリアのナチュラルワインの巨匠によるもの。荒々しく「攻めた」飲み口が特徴。¥8,640

  • 住所:目黒区目黒3-12-3 松田ビル1階
  • 電話:03-6451-0570
  • 営業時間:ランチ金・土・日12:00~15:00(L.O.13:00)、ディナー18:00~24:00(L.O.22:30)/日~22:30(L.O.21:30)
  • 休:月 禁煙

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ワインも料理もシンプルイズベスト

Libertin◉東横線・田園都市線/渋谷

recommend
右:ラ・ソルガ 白/フレンチ・ワイン・イズ・ノット・デッド(2013)。柑橘系を凝縮したようなキリリとした酸が特徴。ロックなラベルにも注目。¥6,000 左:ル トン デ スリーズ 赤/フ・デュ・ロワ(2016)。ワイルドベリーのような果実感が全体を支え、フレッシュで軽快な飲み口ながら、存在感も抜群。¥6,500

  • 住所:渋谷区渋谷1-22-6 伊藤ビル1階
  • 電話:03-6418-4885
  • 営業時間:19:00~26:00
  • 休:日・祝 禁煙
  • 渋谷駅より徒歩10分

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アットホームなイタリアンで世界各国のワインを飲み比べ

+ruli-ro◉田園都市線/池尻大橋

recommend
右:ローラン・バーンワルト 白/エデル(2016)。青リンゴやライチなどを思わせる香り。細かなガスが上がり、時間の経過で味の変化が楽しめます。¥5,800 左:モリッツ 赤/ブラウフレンキッシュ・ブルゲンランド(2013)。オーストリア産。チェリーやスミレなどの香りが秀逸なバランス。¥7,000

  • 住所:世田谷区池尻3-16-3
  • 電話:03-5787-6662
  • 営業時間:月~金18:00~25:00(L.O.24:30)/土・日・祝11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~25:00(L.O.24:30)
  • 休:無 禁煙
  • 池尻大橋駅より徒歩7分

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絶妙なペアリングに心を掴まれる

Bricca◉田園都市線・世田谷線/三軒茶屋

recommend
右:カッシーナ・デッリ・ウリヴィ 白/ア デムーア(2013)。ぶどう5種を木樽で9カ月間皮ごと発酵させたことで「まるでお吸い物のような深い味わい」に。¥6,200 左:イル ヴェイ 赤/グットゥ ルニオ(2015)。いちぢくのようなニュアンスながら、爽やかな酸味が特徴。滋味深さが肉料理にぴったり。¥5,000

  • 住所:世田谷区三軒茶屋1-7-12
  • 電話:03-6322-0256
  • 営業時間:ランチ11:30~13:00、ディナー18:00~22:00
  • 休:日 禁煙
  • 三軒茶屋駅より徒歩7分

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国産の素材を使った野生肉の美味を堪能

La Boucherie du Buppa◉東横線/中目黒

recommend
右:ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー 白/BOW!(2017)。リーズナブルかつ良質なドメーヌ・オヤマダブランドの逸品。やわらかで角のないワインは前菜などと。¥5,500 左:仲村わいん工房 赤/大阪メルロー。大阪府羽曳野市で100%自家栽培のぶどうにより醸造。果実味があり、ジューシーながら密度も◎。¥6,800

  • 住所:目黒区祐天寺1-1-1 リベルタ祐天寺B1階
  • 電話:03-3793-9090
  • 営業時間:18:00~26:00(L.O. 25:00)/日~24:00(L.O. 23:00)
  • 休:月(月1回不定休あり) 禁煙
  • 中目黒駅より徒歩7分

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店主の温かいもてなしに食事とワインが一層すすむ

セキ ハナレ◉世田谷線/世田谷

recommend
右:ココ・ファーム・ワイナリー 白/農民ドライ(2017)。栃木県足利市で生産。最良の味にこだわり、ぶどうの品種を毎年変更。寿司や和食に合う粋なワイン。¥5,500 左:小布施ワイナリー 赤/ソガ ペール エ フィス ピノノワール(2016)。目指すはブルゴーニュピノノワール。柔らかくやさしいタンニンが特徴。¥5,500

  • 住所:世田谷区世田谷3-1-3
  • 電話:03-5450-5870
  • 営業時間:18:00~25:00(L.O. 24:00)
  • 休:月 禁煙
  • 世田谷駅より徒歩1分

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こだわりの山梨ワインをインパクト大の一升瓶で

Café Bleu◉東横線・田園都市線/渋谷

recommend
右:北野呂醸造 白/ウインワイン甲州産葡萄酒。フルーティながらしっかりとボリュームのある一升瓶ワイン。揚げ物などにも意外とマッチ。¥7,000 左:ルミエールワイナリー 赤/南野呂 マスカット・ベイリーA(2016)。1885年創業の老舗ワイナリーが生産。軽やかで食中酒にぴったり。一升瓶。¥7,000

  • 住所:渋谷区円山町23-9 平井ビル1階
  • 電話:03-5428-3472
  • 営業時間:10:00~24:00(L.O. 23:00)/土・日・祝12:00~
  • 休:無 分煙
  • 渋谷駅より徒歩10分

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MACHI-SANPO:

二子新地・高津
田園都市線・二子玉川と溝の口に挟まれる二子新地・高津は、
かつて江戸へ向かう脇往還だった「大山街道」を中心に、
今なお昔ながらの小さな商店が多い場所。
老舗から新店舗まで、この街の個性豊かな名店を巡ります。

菌屋キンヤ
身体よろこぶ発酵食品を生かした
ユニークな家庭料理
12年続けたイタリアンから、発酵食品を使った創作料理を提供する居酒屋へ昨年一新。そのきっかけを、「お酒やお茶、チーズ、漬物、みそ、醤油など身近な発酵食品を通して日本の食文化を見直しました」と、オーナーの橋本さんは話します。お酒は自然醸造の日本酒やビオワインなどが豊富。また、昼間はピアノ教室「おとのわ」や茶の湯教室「風の間」を開催。
○冬季限定「北海道美瑛の鹿もも肉のロースト、かんずりソース」(¥2,200)は、新潟の香辛調味料「かんずり」を使ったソースがポイント。2019年春まで味わえます。○「アボカドのぬか漬けの、個体と液体」(¥750)には、自家製醤油麹をトッピング。琵琶湖を代表する発酵食品の「なれ鮨」を使った「なれ鮨のリゾット」¥2,000。

住所:川崎市高津区二子2-1-10 電話:044-814-3457 営業時間:18:00~24:00(休日前~25:00) 休:不定休 禁煙

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Dining Riz Ohnoダイニング リ オーノ
少し気取ったディナーもアットホーム
に楽しめる、街の小粋なダイニング
12月でオープンから14年目を迎える大山街道沿いのダイニング。店名の「Riz」とは、フランス語で「米」を意味し、新潟県出身のシェフが地元長岡市のコシヒカリを使用しているこだわりを込めているそう。なるほど、人気メニューの「焼きリゾット」はコンソメとお米の甘みが絶妙のマリアージュ。毎年好評な「洋風おせち」(¥20,000)も予約受付中です!
◯「生ウニの焼きリゾット コンソメスープ仕立て」¥1,900。◯手前から時計回りに「牛タン赤ワイン煮込み」(¥2,100)、「穴子とキュウリのテリーヌ フレンチマスタード」(¥950)、「本日のグラスワイン」¥700。食肉商社勤務経験のあるシェフは、肉の仕入れにもこだわりが。やわらかくジューシーな牛タンはクリスマスディナーに◎。年内は12月30日まで。
住所:川崎市高津区二子1-10-6 大和屋ビル1階 電話:044-814-5865 平日11:45~13:30L.O.(土12:00~14:00L.O.)/18:00~22:30L.O. 休:火 ※日・祝はディナーのみ営業 禁煙

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麺線屋formosaメンセンヤフォルモサ
都内でも希少な「麺線」専門店
週末は遠方からの客で大盛況
台湾南部ピントン県出身のオーナー陳さんが、まだ日本では馴染みの薄かった台湾屋台の名物料理「麺線」と「魯肉飯(ルーローハン)」を目玉にしたお店を4年前に開業。店内BGMには台湾のラジオが流れ、週末には都内近郊から多くの台湾人や、台湾ファンが現地の味を求めて訪れます。紹興酒など台湾のお酒も豊富で、〆に食べる「麺線」にハマる人が続出!
◯バラ肉を甘辛く煮込み八角の風味が香る「魯肉飯」(¥600)と、生姜醤油の自家製タレがクセになる「台湾おつまみトマト」¥400。台湾茶は¥350。◯「麺線」「魯肉飯」はハーフサイズもあり、テイクアウトも可能。ランチ利用にも◎。◯「麺線」(¥600)は、鰹だしを利かせたとろみのある温かいスープに、素麺に似た細麺と丹念に煮込んだモツが絡むヘルシーさも魅力。
住所:川崎市高津区二子2-15-7 電話:050-5847-7248 営業時間:11:30~14:00L.O./18:00~23:00L.O.(日~21:30L.O.) 休:第1火 ※そのほかの火はディナーのみ営業 禁煙
MAP

Bakery & Cafe KOaAコア
芳醇なパンの香りに包まれる
住宅街のベーカリー&カフェ
"厳選素材と手作り"をモットーに、酵母は自家製酵母、小麦は北海道産を中心とした国産小麦、パンに挟むジャムやクリーム、ソースに至るまで、厳選した素材ですべて手作りしています。パンは、風味を引き出すために低温長時間発酵。テイクアウトはもちろん、店内のカフェでは、できたてのパンや人気のプレートメニューをいただけます。金・土・日の週末営業。
◯毎週メニューが変わる「今週のプレート」(¥1,380)、この日は「ハンバーガープレート」。自家製パティは、牛塊肉の手挽きからこだわります。◯ベーカリーコーナー。パンは1g~量り売り可能。◯期間限定「シュトレン」(¥1,100~)は、定番とチョコ、栗&ナッツの2種類。予約受付中です!

住所:川崎市高津区二子2-11-15 電話:044-567-0939 営業時間:ベーカリー11:00~21:00(日~17:00) カフェ11:00~17:00 ディナー18:00~21:00 (金・土のみ) 休:月~木 禁煙

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古今 はなれココン ハナレ
国産・天然素材にこだわった食材と
若い料理人の情熱が光る日本料理店
溝の口にある日本料理「古今」の2号店として、今年1月若いスタッフによって心機一転、再オープンした店舗。接待をはじめビジネス利用で本店を気に入ったお客さんが、家族連れでお祝いに利用することが多いとか。スッポンや松茸は料理人自ら収穫に出かけ、全国各地の小さな酒蔵から取り寄せる日本酒、焼酎のマニアックな品揃えも人気の理由です。
◯会津坂下の「飛露喜」、山形の「十四代」など日本酒ファンには嬉しいプレミア銘柄を含む名酒が常時100種類以上ずらりと揃う。◯手前から時計回りに「お刺身」「A5ランク米沢牛ミスジの炭焼き」「スッポンと松茸の葛煮」など旬の食材が楽しめる「おまかせ会席」(要予約)は、¥5,500、¥8,000、¥10,000の3コース。1名からでも予約できるのが嬉しい。
住所:川崎市高津区二子5-5-24 電話:044-813-7887 営業時間:11:30~14:00L.O./18:00~22:00L.O.(日~21:00 L.O.) 休:月 ※祝の場合は翌平日 禁煙

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みずさわ珈琲店 
30年以上地元住民に愛される
本格自家焙煎珈琲店
岩手県水沢市(現・奥州市)出身の店主・小野さんが、故郷の名を店名に冠したのは1987年のこと。鮮度の良い生豆を仕入れ、その生豆に合った焙煎方法を日々模索しています。休日も毎日2回の焙煎を欠かさず、「味の独創性を確立するのに20年」と語るブレンドは、香り高くまろやか。一口目からスーッと入り、程よい酸味を感じる極上の一杯です。
◯料理研究家・舘野真知子さん直伝の「スパイシーカレー(サラダ、ドリンク付き)」(¥950)は、14種類のスパイスをじっくり煮込んだ人気のランチメニュー。◯「みんながゆっくり集える町の医院」をイメージしたというクラシカルな店内は、ドラマや映画などの撮影に使われたことも。◯「みずさわブレンドコーヒー」(¥550)とともに奥さまの手作りケーキ(¥460)を。
住所:川崎市高津区二子5-11-23 電話:044-812-1475 営業時間:9:00~20:00 休:木、第2水 禁煙
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BODEGAボデガ
しだれ桜の並木が情緒満点
二ヶ領用水沿いのオーセンティックバー
2003年にオープンし、宮崎台にも支店を持つオーセンティックなシガ ーバー。重厚感ある1枚板のカウンターにゆったりと設けられた8席の椅子は、極上の座り心地。そこから700種類を超える圧巻の酒棚を眺めていると、それだけで仕事の疲れがじんわり癒されてくるから不思議。「シガーを楽しむお客様は半分くらい」で、女性のひとり客も多い。
◯シガーはスイスから輸入するキューバ産。「コイーバ ロブストス」(¥3,950)には和菓子のようにもったりとした甘みがおいしい「フレッシュフルーツ(柿)のカクテル」(¥1,300)を。◯20年越えのスコッチ「アラン」(¥1,800)をはじめ、年代物のウイスキーも。ご来店は3名様まで。

住所:川崎市高津区溝口3-1-12 広部マンション103号室 電話:044-822-8130 営業時間:18:00~26:00 休:年末年始 喫煙可
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TETO-TEOテトテヲ
新しいのにどこか懐かしい
街のみんなが集えるカフェビストロ
昼はカフェ、夜は本格的なビストロとして近隣住民で賑わう店内は、昨年夏にオープンしたばかりとは思えないリラックスした雰囲気が魅力。「地域密着をテーマにしたライフスタイルショップ」として、料理には地元農家の野菜を使用し、近隣駅の知る人ぞ知るベーカリーのパン、各地のオーガニック食材、調味料、各種雑貨なども取り扱っています。
◯左から、おひとり客にも嬉しい「お惣菜プレート(ご飯付き)」(¥1,080)、「新名物牛カツ(M:約130g)」(¥1,680)、「日替わりクラフトビール」S¥500。◯信楽焼や美濃焼のお皿、ビールグラスなどオリジナルデザインの食器も販売。◯「TETO-TEOドルチェ 3種盛り」(¥1,080)は、プチサイズが女性客に人気。
住所:川崎市高津区溝口1-18-4 プラウド溝の口1階 電話:044-387-2579 営業時間:11:30~22:00 休:不定休 ※年末年始休業あり 禁煙
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川崎市大山街道ふるさと館 
江戸時代に思いを馳せながら
川崎の発展の歴史を味わえる場
江戸時代、「赤坂御門」(現江戸城外堀跡)を起点に、雨乞いで有名な「大山阿夫利神社」のある大山(現・神奈川県伊勢原市)までを結ぶ道として「大山街道」は、年間20万人もの参詣者が行き交い栄えました。その歴史的資料を保存・展示している施設。展示室、関連書籍を読める休憩所は無料。また、イベントホールや和室、会議室も有料で利用できます。
◯民具や衣類等の民俗的資料を時代に沿って展示するコーナー。◯人間国宝第一号としても知られる益子焼の陶芸家・濱田庄司の作品。◯濱田は、溝の口に生まれ、大山街道沿いの生家で幼少期を過ごした。生家跡はふるさと館の隣。◯濱田が英国から林喜楽(自由民権運動活動家)に送った絵葉書。「武蔵國溝ノ口」という簡潔な住所に注目。
住所:川崎市高津区溝口3-13-3 電話:044-813-4705 営業時間:9:30~21:30(展示室10:00~17:00) 休:年末年始
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ふきだし
ふきだし
本格フレンチを、
アットホームな空気とともに
BISTRO POPCORN
 今から36年前の昭和57年。羽田東急ホテルのフレンチレストランから独立したオーナーシェフの鈴木喜久雄さんは、「本格的なフレンチをもっと気軽に、身近に楽しんでもらいたい」との願いで、この地に「ビストロポップコーン」を開業。フレンチなのに〝ポップコーン〞とはいかに? 
 鈴木さんは、「店舗探しの際、レンガを使った重厚感ある内装が気に入って決めたのですが、高齢の方からお子さんまで親しめる名前だなと、実は前のお店のものをそのまま使わせていただいたんです」と、屈託無い笑顔で話します。旬の食材に合わせて考案される本格フルコースと、デザートをパティシエの娘さん、フロントを奥さんが担当するアットホームで温かいおもてなしは、地域の方々に愛され続けています。
 港北市場から毎日届くシーフードが、特においしくなるこの季節。丁寧に裏ごしした肝をソースにした「鮑のグリル」をはじめ、「なるべく手を加えず、素材の旨味を活かしたい」と話す鈴木さん。また、色鮮やかな盛り付けへのこだわりも、大切な人とのかけがえのない時間をより印象的にしてくれます。少しドレスアップして出かけたくなる、古き良き時代の面影を残した豊かな空間。大切な人たちとの〝ハレの日〝にぴったりなレストランです。
  • ◯おまかせフルコース「トレゾア」のメインは、やわらかいお肉に赤ワインのソースが香る、「牛フィレ肉のグリエ季節の野菜を添えて」。◯「トレゾア」(¥5,500)は、「鮑のグリルとサーモンとイクラのアスピック仕立て」、「真鯛とオマール海老のポーピエット」など全8品。◯83席の広い店内。
ビストロポップコーン
住所:川崎市高津区北見方2-8-1 電話:044-811-6677 
営業時間:ランチ11:00~14:00 ティータイム14:00~17:00 ディナー17:00~21:30L.O. 休:年末年始 禁煙

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • Libertable 渋谷ヒカリエShinQs店
  • 〔東横線・田園都市線/渋谷〕
  • アントワネット

クリスマスを彩る、2段ケーキの特別感

 煌く赤とグリーンのカラーリングに、幻想的に零れ落ちるベリー。極めつきは夢の2段仕立てで、ひと目で心が踊りだす。「クリスマスですから、大切な人と囲む特別感を込めて華やかにしました」と「リベルターブル」森田一頼シェフ。下段のショコラムースにはフリュイルージュ(赤い果実)のジュレとクレーム、上段のピスタチオクレームにはアプリコットジュレを潜ませて。口にするとショコラやピスタチオの深味に、果物の甘酸っぱさがパッと鮮烈! 濃密ながらフルーティな酸味で、子どもでも食べやすいのがクリスマスにはことさら嬉しい。しかもこのアプリコット、長野産だが実は「リベルターブル」がオーナーになっている木から採れたもので、火を通してもしっかり酸味たつ「新潟大実」という品種。ピュレにしてから、このアプリコットで作った自家製ブランデーで香りをさらに深めている。姿だけでなく味わいもまた華やかで、きっと忘れられない聖夜の幸せを届けてくれる。

MAP

  • 渋谷ヒカリエShinQs店限定のクリスマスケーキ、アントワネット¥5,400(税込/直径12cm)。ナイフをお湯などにつけて温めてカットすると切りやすい。 https://www.tokyu-dept.co.jp/ec/p/18Xmas-SQ-09 から要予約。予約期間:~12/16(日)の17時まで。売り切れ次第終了。受け取り:12/23 (日)、24(月)
  • リベルターブル 渋谷ヒカリエShinQs店
    住所:渋谷区渋谷2-21-1
    渋谷ヒカリエShinQs B2階
    電話:03-6434-1848
    営業時間:10:00~21:00
    休:施設に準ずる
    アクセス:東横線・田園都市線「渋谷駅」15番出口直
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。