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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 5月号Vol.242 / May / 2021毎月20日発行

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。
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SHOP:

新旧が同居する街

数十年もの間、街の顔として愛されてきた老舗。
そして、街に新しい風を吹き込むニューフェース。
新旧のお店を訪ね歩き、店主たちの声に耳を傾けました。
WEBでは、特集で訪ねたお店をご紹介します。

1990年開店

レストラン アルピノ◎東横線・目黒線/日吉

  • 住所:横浜市港北区日吉本町1-3-4 たかせビル1階
  • ☎045-561-0932
  • 営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~23:00(料理L.O.21:30・ドリンクL.O.22:00)
  • 休:月
  • 日吉駅より徒歩2分

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2020年開店

食堂かど。◎田園都市線・世田谷線/三軒茶屋

  • 住所:世田谷区太子堂4-26-6 ヴィラ三軒茶屋
  • ☎03-6450-9280
  • 営業時間:12:00~15:00(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.22:00)/日・祝17:00~22:00(L.O.21:00)/テイクアウト11:30~売り切れ次第終了
  • 休:不定休
  • 三軒茶屋駅より徒歩2分

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明治時代初期開店

進世堂◎池上線/大崎広小路、五反田

  • 住所:品川区西五反田7-8-10
  • ☎03-3491-3092
  • 営業時間:9:00~19:30、土~18:30
  • 休:日・祝
  • 大崎広小路駅より徒歩5分、五反田駅より徒歩7分

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2018年開店

焼菓子工務店◎東横線/白楽

  • 住所:横浜市神奈川区六角橋2-5-24
  • ☎非公開
  • 営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)
  • 休:月・火・木・土
  • 白楽駅より徒歩10分

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1987年開店

ゆうき亭◎東横線・目黒線/元住吉

  • 住所:川崎市中原区木月1-28-16 1階
  • ☎044-434-6999
  • 営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:00(L.O.21:30)※変更の可能性あり。公式サイトで要確認
  • 休:火
  • 元住吉駅より徒歩3分

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1976年開店

Florist IGUSA◎東横線/代官山

  • 住所:渋谷区猿楽町18-12 ヒルサイドテラスG-101
  • ☎03-3461-8787
  • 営業時間:9:30~19:00
  • 休:無
  • 代官山駅より徒歩5分

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2019年開店

farm studio #203◎東横線/学芸大学

  • 住所:目黒区鷹番2-20-4 学大十字街ビル203
  • ☎03-6712-2368
  • 営業時間:12:00~14:00(L.O.13:30)、17:00~22:00 (L.O.21:00)/金・土のディナーは~24:00(L.O.23:00)
  • 休:不定休
  • 学芸大学駅より徒歩2分

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2018年開店

ふたこビール醸造所◎田園都市線・大井町線/二子玉川

  • 住所:世田谷区玉川3-13-7 柳小路南角2階
  • ☎03-6411-7125
  • 営業時間:11:30~23:00
  • 休:無
  • 二子玉川駅より徒歩5分

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1931年開店

アサヒヤ紙文具店◎池上線/久が原

  • 住所:大田区久が原3-37-2
  • ☎03-3751-2021
  • 営業時間:12:00〜18:00(店頭営業日は金・土のみ)
  • 休:水
  • 久が原駅より徒歩2分

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2018年開店

MERCATO-CONTADINO-◎東横線・大井町線/自由が丘

  • 住所:目黒区自由が丘1-3-15 BISビル1階
  • ☎03-5726-9465
  • 営業時間:10:00~20:00
  • 休:水
  • 自由が丘駅より徒歩3分

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1990年開店

Maison de petit four◎池上線/久が原

  • 住所:大田区仲池上2-27-17
  • ☎03-3755-7055
  • 営業時間:9:30~18:00
  • 休:不定休 ※公式サイトで要確認
  • 久が原駅より徒歩17分

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1992年開店

THE GLOBE ANTIQUES◎田園都市線/池尻大橋

  • 住所:世田谷区池尻2-7-8
  • ☎03-5430-3662
  • 営業時間:11:30~19:30
  • 休:水
  • 池尻大橋駅より徒歩15分

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2020年開店

Bistro11◎東横線/学芸大学

  • 住所:目黒区鷹番3-7-13
  • ☎03-6412-8223
  • 営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
  • 休:不定休 ※SNSで要確認
  • 学芸大学駅より徒歩3分

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2020年開店

旅するコンフィチュール◎みなとみらい線/馬車道

  • 住所:横浜市中区相生町2-52 泰生ポーチ203
  • ☎無
  • 営業時間:12:00~18:00/木~19:00
  • 休:日・月
  • 馬車道駅より徒歩6分

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1950年開店

蕎麦切り 翁◎大井町線/下神明

  • 住所:品川区豊町1-7-6
  • ☎03-3781-8378
  • 営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)、18:00~22:00(L.O.21:00)、土・日・祝~15:00(L.O.14:30)、18:00~22:00(L.O.21:00)
  • 休:火・月(月は不定休)
  • 下神明駅より徒歩10分

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MACHI-SANPO:

日吉
東横線・目黒線、グリーンラインの3線が乗り入れる日吉は、 慶應義塾大学日吉キャンパスをはじめ、多くの学校が集う学生街。 駅前商店街を中心に、街で気になるスポットをリストアップしました。

REMERCIERルメルシエ
ジュエリーを選ぶように
とびきりのショコラを
「子どもの頃からチョコレートが大好きだった」と話すシェフの三本陽平さんが、ショコラやフランス菓子を身近に感じてもらいたいとの思いのもと2017年にオープン。洗練された店内のショーケースには、「ベルアメール」「ミッシェル・ブラン」などショコラの名店で研鑽を重ねてきた、自慢の「ボンボンショコラ」が常時25種ほどと、確かな技術を感じるチョコレートケーキの数々が並びます。
○ショーケースに並ぶ圧巻の「ボンボンショコラ」(1個¥248~)は定番に加え季節メニューも展開。箱入りのギフト対応も(4個¥1,301~)。○手前から、コロンビア産チョコレートのムース「コロンビア」(¥572)と、シングルオリジンのカカオを使ったビターとミルク2層のチョコレートムース「ドゥー・リッシュ」(¥649)。
住所:横浜市港北区日吉4-4-20 月村マンション101 ☎045-566-7557 営業時間:10:00~20:00 休:不定休
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MADE IN HANDSメイドインハンズ
バンズからソースまでほぼ自家製!
本格派のハンバーガー
店名に掲げられている通り、作れるものはすべて手作りのハンバーガーを提供。信頼のおける精肉業者に特注した100%ビーフのパティと添加物不使用のソース、独自ブレンドした国産小麦の生地から作るバンズ。さらに、10日間かけて仕込んだトッピングのスモークベーコンにもこだわります。おいしさを追求した約10種のハンバーガーは、イートインのほかテイクアウトにしても。
○ビーフパティやベーコン、チーズなどを贅沢に挟んだスペシャルバーガー「フライデーズ ナイト」(¥1,580)、クラフトビール(¥650~)。ビールはほかにボトルも。○世界各国をテーマにした期間限定ハンバーガー。イギリスをテーマにした「イングリッシュブレックファーストバーガー」(¥1,580)は、「マッシュドピー」ソースが味の決め手。
住所:横浜市港北区日吉2-2-16 第一マルシンビル2階 ☎045-294-9169 営業時間:11:30~14:30L.O./17:00~22:00 土・日・祝11:30~22:00 休:月(祝の場合、翌日休)
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鴨屋 そば香 日吉店カモヤ ソバコウ
妙蓮寺に本店を構える
人気そば処が日吉に
2008年、たった6席の小さなそば処を妙蓮寺で創業し、2店舗目の菊名店に続き、3店舗目となる日吉店を2020年にオープン。「鴨屋 そば香」では北海道幌加内産のそば粉にこだわり、自社工場で作る7割そばを提供しています。今年は、創業からの看板メニュー「鴨せいろ」が一新。鴨肉の改良を重ね、よりうま味を引き出す低温調理に。また、3月に姉妹店「そばうどん加とう 大倉山店」がオープン。
○「鴨せいろ」(¥1,000)はとろみのあるそばつゆがクセになる一品。そば前には、日本酒「そば香」(¥690)のお供に「鴨じゃが」(¥650)を。○鳥取の銘柄鳥「大山どり」と青森県産の卵にこだわった、ふわとろの「親子丼」(¥1,080)。「ガチでうまい横浜の商店街丼もの NO.1 決定戦」にて準グランプリを受賞。

住所:横浜市港北区日吉2-1-5 尾嶋ビル1階 ☎045-624-8837 営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00 休:無(不定休あり)
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東急フードショー 
「日吉東急アベニュー」の食料品フロアが
4月22日(木)リニューアルオープン!
1995年の開業から約25年、すっかり日吉の街に根ざした「日吉東急アベニュー」。この春、本館1階の食料品フロアが「東急フードショー」へ生まれ変わります。特に、毎日の生活に欠かせないグロッサリーゾーンが「THE MARKET PLUS」として大きく一新。生鮮食品の豊富な品揃えはもちろん、「個食・簡便・即食」の商品や値頃感のある商品も魅力です。
○ 製菓・製パン材料などを展開する「TOMiZ(富澤商店)」。○「精肉あづま」の「山形県産手ノ子牛 サーロインステーキ」(100g¥2,700)。○豊洲市場で買い付ける「中島水産」の「マグロづくし刺身」(¥1,998)。○明るい雰囲気の生鮮食品売り場。
住所:横浜市港北区日吉2-1-1 日吉東急アベニュー本館1階 ☎045-560-1511(代) 営業時間:10:00〜20:00 休:施設の休館に準ずる

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HOAHOAホアホア
日吉にいながらベトナム気分を味わえる
ベトナム料理の名店といえばここ
2005年オープン。異国情緒漂う店内では、生春巻きやフォー、ベトナムサンドイッチのバインミーなどベトナムを代表する屋台料理から、独特な食感の米麺「ブン」を使った「ブン・ボー・フエ」やここの名物でもある土鍋ご飯「コムタイカム」など日本ではまだ珍しい郷土料理までさまざまなメニューを提供しています。ベトナム気分を味わえる料理のお供には現地のお酒をぜひ!
○しっかりとした食感がクセになる「ブン・ボー・フエ」(¥1,045)、おつまみには「フエ風揚げ春巻き」(2本¥737)。「フーダビール」(¥825)のほか日本のクラフトビールも豊富。○特注のバゲットに挟んだ「レバーパテとベトナムハムのバインミー」(¥825)。バインミーは全3種で、プレートランチ(¥1,250)のほかテイクアウトも可能。
住所:横浜市港北区日吉本町1-4-25 モア日吉2階 ☎045-561-2297 営業時間:11:30~15:00/17:30~23:00(金・土~24:00) 休:無

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洋食 Bistro 時遊ジユウ
昔ながらの洋食×ワイン
次世代が継ぐ、新たな洋食店のカタチ
老舗洋食店で長年修業を積んだシェフ後藤俊彦さんが、「好きなお酒と一緒に洋食をつまみながら食事を楽しんでもらいたい」という思いで2019年にオープン。老舗の味を継ぐ自慢のデミグラスソースは、牛塊肉を香味野菜と赤ワイン、香草などとともに6日かけて煮込んだコクが絶品。さらに注文ごとに作るハンバーグは、肉の歯ごたえとジューシーな味わいが見事な看板メニューです。
○ディナーのおすすめは、7 時間煮込んでトロトロになった「牛タンシチュー」(¥3,300)と「カニクリームコロッケ」(¥1,320)。ワイン(ハーフボトル¥1,900~)のほかビールやウイスキーも。○ランチの「特製デミグラスハンバーグ」(ライス付き ¥1,320)。+¥500 でスープ、ドリンクがセットに。
住所:横浜市港北区日吉本町1-20-9 重田ビル1階 ☎045-534-9076 営業時間:11:30~14:30L.O./17:00~22:00L.O. 休:月、第3火
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とんかつ和栗トンカツワグリ
街で愛されるとんかつの名店
主役は肉厚の銘柄豚「林SPF」
蒲田の名店「とんかつ檍」出身の和栗兄弟が2014年オープン。とんかつ激戦区・日吉のなかで一線を画すこだわりは、やわらかい肉質と脂質の甘さが持ち味の千葉の銘柄豚「林SPF」を約2センチの厚さで提供すること。さらに純正ラードで揚げるからこそ、サクッと軽い歯ごたえでありながら濃厚なうま味が口に広がります。ロレーヌ岩塩をはじめ厳選した塩でいただいても◎。
○定番人気の「特上ロースかつ定食」(¥2,200)。ボリュームたっぷりなのに、思わずペロリといただけるおいしさ。 ○「上ヒレかつカレー」(¥1,800)は、鶏ガラと豚ガラを 5 時間煮込んだスープに数種類の香辛料をブレンドしたお店の隠れた人気メニュー。和栗さん曰く「お子さんでも食べられる辛さ」なんだとか。
住所:横浜市港北区日吉本町1-20-16 ☎045-565-9762 営業時間:11:00~15:00L.O./17:00~21:00L.O. 休:第3月
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O'Brien's Irish Pubオブライエンズ・アイリッシュ パブ
本格アイリッシュパブで
おつかれさまの一杯を
2009年オープン。サラリーマンから異色の転身を遂げたオーナー川井英司さんは、「昔からギネスが好き」だというほどのアイルランド好き。お店では「シェパーズパイ」「フィッシュ&チップス」など本場さながらの料理をビールとともに提供しています。ビールは定番「ギネス」「キルケニー」、限定ドラフトビールなどを揃えるほか、¥100サービスになるハッピーアワーも。
○右から、歴史的エールビール「キルケニー」、ゆっくり味わいたいスタウトビール「ギネス」(共に 1 パイント¥1,000)、モルトビネガーでいただく「フィッシュ&チップス」(M¥800)、特製ミートソースとマッシュポテトのオーブン焼き「シェパーズパイ」(¥900)。○「ラムソーセージ盛り合わせ」(¥1,000)は「ギネス」に◎。
住所:横浜市港北区日吉本町1-19-2 ☎045-563-5460 営業時間:18:00~24:30L.O.(日~22:30L.O.) 休:月
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日吉の丘公園 
日吉の街を一望できる
小高い丘の公園
地域特有の丘陵地を生かして、2002年に誕生。遊具はなく、樹木に囲まれた広場があるだけのシンプルな公園でありながらも、街の人々にとって必要不可欠な憩いの場として人気です。広場のサクラをはじめ、アカガシやコナラ、ムクノキなど植物の多さが魅力で、特に新緑の季節は森林浴気分を楽しめるかも。公園の「箕輪町側入口」までは駅から歩いて約12分ほど。
○住宅街にある公園南部の「箕輪町側入口」。看板が目印です。そのほか北部の「日吉本町側入口」も。○「箕輪町側入口」にある長い階段。○園内中央に位置する「林間広場」は、運動やレクリエーションなど多目的に利用できるほか、リフレッシュにも最適。○広場の「富士見台」から見渡せる日吉の穏やかな街並み。
住所:横浜市港北区箕輪町3-13 ☎045-531-7361(港北区港北土木事務所) 営業時間:常時開放 休:無
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ふきだし
ふきだし
絵を描くように創作する、
自由な発想のイタリアン
trattoria
Mon GATTO
 お店は商店街の一角。入り口から2階へ階段を上ると、ムードのあるテーブル席が広がります。店名の「モンガット」(私の猫)がイタリア語とフランス語の造語であるように、国に縛られず、おいしいもの、楽しい時間をミックスした場所にしたいという思いのもと2014年オープン。営業を続けるなかで、その時最もおいしい食材をコースで提供する現在のスタイルに昨年リニューアルしました。オーナーシェフの北川洋介さんは、料理について「1年ほどイタリアで修業を積んできたので、ベースがイタリアンの創作料理です。料理やお皿、ワインなど、ひとつのキャンバスに絵を描くような感じで、お客さまによって提供する内容も味つけも変えています。決めごとのない店なんです」。
 この日のメインは、隅々まで手がかけられた「佐賀県産黒毛和牛のステーキ」。部位はサーロインだけでなく、その時々でヒレやイチボなどにも変わるとか。「イタリアンが好きなお客さまには手打ちのパスタをご用意しますし、ご要望があればピザも焼きますし、もっとシンプルな料理もお出しします」と北川さん。
 今回ご紹介した「おまかせコース」(9品¥8,800〜)には、食材や品数、ご予算などリクエストに応じた「スペシャルコース」(1週間前までの要予約)も。
  • ○メインの「佐賀県産黒毛和牛のステーキ 玉ねぎのタルトとアンチョビのペースト」。シェフ自らが料理に合わせて厳選したイタリア産のワイン(ボトル¥6,600~)。○仕事の細やかさを感じるコースの「真鯛のアローストとホワイトアスパラガスの前菜 ハマグリの泡のソース」。○席数に限りがあるため、特別な日はご予約を。
トラットリア モンガット
住所:横浜市港北区日吉本町1-4-21 三笠会館ビル2階 ☎045-565-9702 
営業時間:18:00~21:30L.O. ※ランチは完全予約制(2名さまより貸切制) 休:不定休 
※営業日はインスタグラム(アカウント:@mon_gatto)にてご確認ください。 MAP

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • いちご大福と茶菓のお店 あか
  • 〔東横線/学芸大学〕
  • いちご大福

いちごの個性を味わう、いちご大福食べ比べ。

 すべすべの白い大福の断面に現れる、パッと花咲くようないちごの赤……と思いきや、白も!? 「いちご大福と茶菓のお店 あか」では、土壌の手入れにこだわる香川県「苺ファーム森本」の「女峰」と、循環型農業で育てた神奈川県「嘉山農園」の「嘉山苺」を軸に常時2~3種、品種も産地も異なるいちごを使った大福が並ぶ。この日は滋賀県「高野いちご園」の白いちごの大福が、美しく存在感を放っていた。世にあまたあるいちごの中でも使うのは、「甘味と酸味がしっかりあり、みずみずしいもの。餡と相性がいいんです」と、姉妹でこの店を始めた竹内さん。ひとつ頬張れば、練りたてふわふわの求肥と滑らかな白餡に包まれた、甘酸っぱいいちごの果汁がじゅわりとあふれ出す。酸味と食べ応えのある甘さが心地よく調和する女峰に、こっくりとした熟香がたまらない嘉山苺、さわやかな果実味を放つ白いちごと、食べ比べるとそれぞれの個性があらわになり、いちごがもっといとおしくなった。

いちごが堂々主役を張りつつ、白餡、求肥と見事に三位一体! 手前から時計回りに「女峰」、「嘉山苺」1個¥390、「白いちご」1個¥580。1日200個限定。いちごはもちろん、すべて生産者が見える食材を使う。求肥は滋賀県の「羽二重餅粉」、白餡は北海道の「大福豆」。夏場のみマンゴーや黒いちじくなどのフルーツ大福も登場予定。

  • いちご大福と茶菓のお店 あか
    住所:目黒区中央町1-1-3
    ☎03-5724-3182
    営業時間:11:00~売り切れ次第終了
    休:月(祝日の場合営業、翌火休)

    アクセス:学芸大学駅東口を出て、学芸大学東口商店街へ。3分ほど直進し、目黒区立鷹番児童遊園を越えた1つ目の角を左折。1分ほど進み、1つ目の角を右折。そのまま8分ほど直進し、中央通りに出たら交差点を右折。1分ほど進んだ前方右手。学芸大学駅より徒歩11分。 ※今年2月にオープンするや、昼過ぎには完売が続く人気店に。予約可。予約方法はinstagram(@aka_ichigo15)で確認を。
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  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。