街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
青葉台

田園都市沿線ベッドタウンの代表格、青葉台。新興住宅地の中でもすでに円熟した趣きを持つ。街なかにはおいしい料理や上質な物があふれ、人びとのゆとりある暮らしぶりがうかがえる。名店が集まるこの街は、訪れるたび新たな感動に出合えるはず。

  • 【グルメ】L'atelier 28番地(ラトリエ 28番地) 内緒にしておきたい小さなパン&洋菓子店

    • 駅より環状4号線を左に「つつじが丘小入口」信号を左折、「つつじが丘第4公園前」信号先左手、徒歩12分
    • 横浜市青葉区つつじが丘28-32
    • 045-983-1136
    • 10:00〜18:00
    • 月・火曜

    閑静な住宅街の中にかわいらしいお店を発見! アンティークな雰囲気の売り場にはお行儀よくパン、ケーキ、焼き菓子が並ぶ。30年間、都内の有名洋菓子店に勤めたご主人が作る品々は、子どもも安心して食べられる食材を基本にした、親しみやすいもの。ほとんどの商品は日替わりで、何に出合えるかはその日のお楽しみ。さまざまな食材を用いたオリジナリティーあふれる品も多数。しかしあくまでも奇をてらわず、ひと手間をかけながら素直に季節感を表現したいとのこと。手頃な値段も魅力だ。小規模店ゆえ、売り切れの場合はご容赦を。

  • 【グルメ】Tendre(テンドーレ) おもてなしの心に感激極上シチュー&ステーキ

    • 駅より環状4号線を右に「青葉台中学校入口」信号を左折、徒歩7分
    • 横浜市青葉区青葉台2-27-6 第1内田ビル
    • 045-983-3326
    • ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー17:30〜21:00(L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    この街で14年目になる、おなじみのシチューとステーキ専門店。本誌“ensen生活”「シチューがおいしいレストラン(2008年12月号)」読者アンケートで堂々の1位を獲得。オーナーシェフは有名ホテルのフレンチ出身、この道37年のベテランだ。3日間かけて煮込みと寝かせを繰り返し、たっぷり愛情をかけたシチューは絶品。肉は黒毛和牛の最高級5ランクを使用。料理のおいしさはもちろんのこと、お店の雰囲気づくりやサービスにも力を注ぐ。アニバーサリーコース(5,670円・要予約)では写真撮影とケーキ、奥さんによるピアノの生演奏が付く。まさに、やさしさにあふれた店だ。

  • 【グルメ】海鮮磯料理 磯くら 真夜中でも楽しめる手頃で贅沢な海の幸

    • 駅より環状4号線を右に「青葉台郵便局下」信号を左折、徒歩2分
    • 横浜市青葉区青葉台2-10-2 グリーンリーヴス1F
    • 045-984-3993
    • 17:00〜翌5:00(4:00料理L.O.、4:30ドリンクL.O.)、日曜・祝日〜23:00(22:00L.O.)
    • 不定休

    昨年暮れに開店1周年を迎えた和食の店。店内には生け簀があり、毎日新鮮な魚介をダイレクトに調理し提供している。特に自信があるのは貝類。驚きの特大サイズでも、価格は居酒屋クラスに抑えた敷居の低さがうれしいところ。平日は朝5時まで営業していて、真夜中でも本格的な和食が食べられる貴重なスポットとしても注目だ。日本酒は常時15種以上を用意。珍しい銘柄の「裏めにゅう」もあるらしい(詳しくは店長まで!)。ほかWEBでポイントを貯められるシステムや、お店情報のメール配信などIT方面の活用にも意欲的に取り組んでいる。女性ひとりでも立ち寄りやすい気さくな雰囲気も魅力。

  • 【グルメ】KEEL’S BAR HOUSE AOBADAI(キールズ・バー ハウス) 休日のランチビールは大人の密かな愉しみ

    • 駅より環状4 号線を右に、徒歩5分
    • 横浜市青葉区青葉台2-11-28
    • 045-985-7522
    • ランチ11:30〜14:30(14:00L.O.)、ディナー17:00〜24:00(22:00料理L.O.、23:30ドリンクL.O.)、土曜11:00〜24:00(同上)、日祝11:00〜22:00(21:00料理L.O.、21:30ドリンクL.O.)
    • 無休

    昨年5月にオープンしたばかりのビアダイニング。オーナーがヨット好きとのことで、店内は居心地のいいクラシカルな海の家風。くつろぎながらビールと食事を楽しめる明るい雰囲気の店だ。生ビールは通常7〜9種で650円から。瓶ビールは世界各国のブランドが32種ほどそろう。ニースで修業した女性シェフが料理を手がけ、フレンチスタイルにはこだわらず、ビールに合うものを提供している。平日のランチビールはアサヒスーパードライのみだが、品質管理や注ぎ方でなじみの銘柄でも全く違うおいしさになるという。客層の99%は女性。青葉台マダムがひととき羽を伸ばすのに最適のスポットのようだ。

  • 【グルメ】Un-deux(アン・ドゥー) 地元っ子から慕われる季節のごはんカフェ

    • 駅より松風台方面に進み「榎が丘」信号を右折、徒歩7分
    • 横浜市青葉区青葉台2-18-11
    • 045-983-1992
    • 11:30〜21:00(L.O.)、ランチ11:30〜15:00(L.O.)
    • 火曜

    駅から少し離れた街並みに溶け込んだシックなカフェ。「バランスのよい食事」をモットーに、和洋ミックスした家庭料理を提供している。近郊の地野菜を使い、季節感を重視したメニューを週替りで設定。ごはんは五穀米、おかずは一品一品手がかけられたバラエティに富んだ料理。野菜中心なのでボリュームは多めでもヘルシーだ。常連さんからの要望で、節分には恵方巻(予約受付中)や、ひなちらしなど四季の暦に沿った限定テイクアウトメニューも展開している。季節の移ろいとともに店を切り盛りするご夫婦を、「青葉台のお父さん&お母さん」と感じている人も少なくないのでは。

  • 【グルメ】中国家庭料理 具琥(ぐこう) 普通なようで非凡なり中華料理の人気店

    • 駅より環状4号線を左に「つつじが丘小入口」信号先右手、徒歩10分
    • 横浜市青葉区しらとり台34-4
    • 045-984-3931
    • ランチ(日曜を除く)11:30〜14:30(L.O.)、ディナー 平日18:00〜22:00(21:30L.O.)、土日祝17:00〜22:00(21:30L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    比較的人通りの少ない、駅から南側のエリアにありながら、週末は行列ができるほどの人気店がここ。オープンしてから8年目になるこの店は、中華の定番メニューを中心に提供する。中にはアレンジメニューもあるが、基本はなじみ深いものばかり。食材も特別なものは使っていない。が、技術面に関しては自信ありとの弁がおいしさの秘密。オリジナリティーを生かし、家庭で真似できそうでできない味を実現している。店名は故事成語「愚公山を移す」の人名「愚公」を当て字にしたもの。日々怠らず持続すれば大事は成功する、という意味。シンプルな中にも一本筋の通った、気持ちのよい店だ。

  • 【グルメ】Ground(グラウンド) 滋味たっぷりの大地の恵みをいただく

    • 駅より環状4号線を左に「つつじが丘小入口」信号先右手、徒歩10分
    • 横浜市青葉区しらとり台34-5
    • 045-983-7890
    • ランチ11:30〜14:30(14:00L.O.)、ディナー17:00〜23:00(22:00L.O.)
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    一見レストランとは気づきにくい、素朴な店構えのイタリアンダイニング。葉山、湘南の良質な野菜にこだわり、シェフ自ら頻繁に畑に出向き調達している。生産者と常に近い関係にいるので、いいものを仕入れられるのだそう。新鮮なうちにおいしい形で提供するため、こしらえは手をかけても、味付けはオイルやバターにこだわりながら、なるべく素材の風味を生かすよう努めている。肉や魚のメニューもあり、野菜だけでは物足りないという人もOK。シェフはイタリアンの出身だが、料理はイタリアンに凝り固まりたくないと言う。マイペースに、自由に、素材重視で続けていきたいとのこと。

※こちらの記事は、2011年1月20日現在のものです。