街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
あざみ野

田園都市線沿線の代表的ベッドタウン、あざみ野。 横浜市営地下鉄も開通してますます便利に。 でも街に流れる空気は決してせわしくはなく、 人びとのゆったりとしたライフスタイルを想わせる。 冬晴れの空の下、散策に足を延ばせば体も気持ちもぽかぽかに。

  • 【グルメ】cafe 32°F (カフェ32ど) 自家焙煎コーヒーで至福のほっこり時間

    • 駅西口より嶮山方面に徒歩5分。「あざみ野駅西側」交差点近く。
    • 横浜市青葉区あざみ野1-12-1 松元ビル
    • 045-903-3258
    • 11:30〜21:00(20:00L.O.)、ランチタイム11:30〜15:00
    • 火曜(祝日の場合は営業、振休あり)

    駅からほど近く大通りに面した扉を開けると居心地のよさそうな空間が。店の奥の焙煎室で焼き上げたコーヒーを提供する、昨年5月に開店したカフェ。豆の芯まで熱を通したコーヒーは雑味のないおいしさで、時間が経っても味が変わりにくいのが特徴。ブレンドを含め10種ほどがそろい、テイクアウトで自宅でも楽しめる。丁寧な解説つきメニューがあるので、あまりコーヒーに詳しくない人でも選びやすい。紅茶もこだわりの茶葉が6〜7種ほど。ちょっとひと休みのつもりでも長居してしまいそう。

  • 【グルメ】串とも 四季折々の「旬」を串揚げで堪能

    • 駅西口より嶮山方面に徒歩12分。「あざみ野一小下」交差点手前。
    • 横浜市青葉区あざみ野1-26-7
    • 045-901-9906
    • 昼11:30〜14:00(13:30L.O.)、夜17:30〜23:00(22:00L.O.)
    • 水曜(祝日の場合は営業、翌日休)

    昨年末に開店10周年を迎えた串揚げ専門店。その日に市場で仕入れた鮮魚、無農薬有機野菜で知られるタケイファームからの直送野菜など、季節ごとの多彩な食材を串揚げで楽しめる。特に鮮魚へのこだわりがあり、冷凍ものは一切使用しない。まずお造りに始まりその後串揚げへ、という流れをスタイルにしている。お得なランチは女性客に大人気。夜はストップがかかるまで揚げるシステム。いろんなものを少しずつ、という欲張りさんにぴったりの串揚げ。子ども連れのファミリーにもおすすめ。

  • 【グルメ】L'eroe Ovest(レロエ オヴェスト) 和の食材を生かした洗練のリストランテ

    • 駅西口より嶮山方面に徒歩11分。カリタス女子短大の先「三規庭」内。
    • 横浜市青葉区あざみ野2-30 三規庭2F
    • 045-902-3654
    • ランチ11:30〜15:00(14:00L.O.)、ディナー18:00〜22:00(21:00L.O.)
    • 月曜、第3火曜

    ショッピングモール「三規庭」の2Fにある人気店。アザミネーゼ御用達らしく、ランチは95%が女性客だそう。京にんじん、九条ネギなど日本独自の食材を使うなど、日本人の好みに合わせたイタリアンを提供する。開店当初からの定番の手打ちパスタを盛り込んだ4つのコースを昼夜とも設定。ワインはすべてイタリア産で50種以上の品ぞろえ。店内はスタイリッシュな印象だが、オープンキッチンの開放的な雰囲気も手伝い、肩肘張らずに食事を楽しめる。

  • 【グルメ】girasol(ヒラソル) 太陽の恵みをいただく大人のスペイン料理

    • 駅西口より嶮山方面に徒歩6分。「あざみ野駅西側」交差点の先。
    • 横浜市青葉区あざみ野1-12-9
    • 045-902-6030
    • ディナー17:00〜24:00(L.O.)、土・日・祝日のみランチ11:30〜14:30(L.O.) ※平日は6歳未満の子どもは入店不可(小学生以上は可)。
    • 水曜(祝日の場合は営業)

    「ひまわり」という名のスペイン料理店。すべてアラカルトで、素材の味を重視した本場さながらのメニューを楽しめる。天然食材にこだわり、季節の食材(山菜、ジビエなど)は山梨県須玉産の直送ものを使用。ワインはスペイン産のみ40〜50種の品ぞろえ。グラス735円から。海外渡航者が多い地域のためか、現地の食事を懐かしんで来店する人も。開店からもうすぐ4周年、地域密着型の店として継続していきたいそう。平日はディナーのみの営業で、店内のインテリアもいい雰囲気。大人がじっくり食事を楽しむのによい店だ。

  • 【グルメ】金のフライパン 洋菓子の先駆者によるデイリースイーツの店

    • 駅東口より徒歩8分。駅前の通りを右手に、アートフォーラムの先。
    • 横浜市青葉区あざみ野南1-16-6
    • 045-910-4147
    • 9:30〜19:30
    • 無休

    以前たまプラーザの東急百貨店に出店していた、この界隈では有名な洋菓子店。2010年、自社ビルの1Fに店舗を統合した。オーナーの藤井克昭さんはその昔政府給費学生として渡仏し、帰国後アンドレ・ルコント氏と日本でのフランス菓子普及に努めた人物。日仏両国で数々の賞を受賞し、中でもフランスロワール アンジェ地方食味料理大使資格受賞の印、ポワロンドール=「金のフライパン」は店名の由来になっている。ケーキ、焼き菓子のほか、2年前から始めたパンも親しみやすく好評を集めている様子だ。

  • 【グルメ】Le Potiron(ル・ポティロン) 親近感の中に潜む「西洋料理」の気骨

    • 駅東口より徒歩2分。「あざみ野駅東側」交差点を渡って直進。
    • 横浜市青葉区新石川1-6-7
    • 045-903-0388
    • ランチ11:30〜15:00(14:00L.O.)、日曜・祝日12:00〜、ディナー18:00〜23:00(21:30L.O.) ※平日ランチのみ6歳未満の子どもは入店不可。
    • 月曜

    昨年開店10周年を迎えた「西洋料理」店。フレンチを基本としているが、土・日・祝日のみ単品でパスタやピッツァなども提供し、誰でも気軽に入店できるようあえて敷居を低くしている。コースはランチが1,650円(プレートコース)から、ディナーは2,980円からとリーズナブルに設定。家庭的な店内の雰囲気もマッチして、温かな気持ちになれる店だ。料理は近隣の地野菜を使うほか、シェフの奥さんが栽培する無農薬野菜も登場。昨秋フロアを拡張したので、ゆっくり食事を楽しんで欲しいとのこと。

  • 【グルメ】KARUTA(かるた) 丘の上の隠れ家的創作和食ダイニング

    • 駅東口より徒歩10分。駅前の通りを右手に、赤田大橋を渡ってすぐ。
    • 横浜市青葉区あざみ野南2-1-21 ベオラプレイス2F-B
    • 045-911-4340
    • ランチ11:30〜14:30(14:00L.O.)、ディナー18:00〜24:00(23:00L.O.)
    • 火曜

    駅から坂を上って江田駅との中間点辺り、ビルの2Fにある不思議な空間。花札のデザインに彩られた創作和食の店だ。10年ほど前の開店時、世間はちょうど「癒し」ブームの頃。その流れに乗るまいとアバンギャルドな印象に店を作ったそうだ。花札は「花カルタ」とも呼ばれ、その遊び心や真剣勝負に出店の意気込みが重なった。和食をベースに世界各国の味が織り込まれた料理は、まさにミクスチャーの妙。竹皮の箱にみっしり詰められたお弁当も、どこかへ持って出かけたくなる楽しい品だ。

※こちらの記事は、2012年1月20日現在のものです。