街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
渋谷 並木橋

渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に進んだ並木橋エリア。かつては閑静な雰囲気に包まれ、隠れ家的な店が点在する大人の街だったが近年はオフィスビルも増え、勤め人向けの飲食店群が活気を印象づける。代官山・恵比寿からも徒歩圏内で、路地に入れば静かな住宅街も健在。さまざまな街の要素が出合う交差点が、ここ並木橋なのかも。新しい地下の渋谷駅から行くなら、ヒカリエから地上に出て歩道橋を渡るか、出口16が歩道橋を越えた場所に出られて便利。

  • 【グルメ】JYRO & BUM (ジャイロアンドバム) 交差点を見下ろしてお疲れさまの一杯を

    • 出口16より徒歩5分。明治通りを進み「並木橋」交差点の左角。
    • 渋谷区渋谷 3-14-4 2・3F
    • 03-6805-1324
    • ランチ11:30〜15:00(14:30 L.O.)、ディナー18:00〜翌5:00(4:00 L.O.)※祝日はディナーのみ ※お通し代300円(夜のみ)
    • 日曜(翌日が祝日の場合は営業、翌日休)

    並木橋交差点のちょうど角地に位置する建物内2〜3Fにあるダイニングバー。2011年8月にオープン。待ち合わせや仕事の帰りに立ち寄るのにちょうどいいスポットだ。幅広く楽しめるドリンク類は、中でもシーズンごとに入れ替えている世界各地のビールがおすすめ。常時20種以上の品ぞろえ。生ビールは490円から、ワインはグラス590円から。料理はおつまみからしっかりした食事まで対応。ごはんメニューだけのオーダーもOK。ポップでレトロな内装は、手作り感が気取らない雰囲気を演出している。「ジャンクでワイルド、ちょっとだけおしゃれ」を目指しているそうだ。

  • 【グルメ&ショッピング】rdv o globe (ランデヴー オ グローブ) ゆっくりお茶しながらお気に入りと出合うセレクトショップ

    • 出口16より徒歩8分。明治通りを進み「東交番前」交差点を左折した右手。
    • 渋谷区東 2-22-1
    • 03-6419-7384
    • 平日12:00〜24:00(23:00 L.O.)、土曜・祝日12:00〜20:00
    • 日曜

    昨年2月オープンしたセレクトショップ。ヨーロッパやアメリカで買い付けているウエアとファッション雑貨は、有名ブランドから若手デザイナーまで幅広くセレクト。レディースに関してはカジュアルがメインだが、手作り感のあるデザイナーが多く、アイテムによってはちょっとしたアート作品のテイストも感じさせる。店内に併設しているカフェでは、この店まで足を運んでくれるお客さんにゆっくり時間を過ごしてもらいたいと、平日の夜はフレンチをベースにした料理も楽しめる。前菜600円から、グラスワイン300円から。カップルや夫婦で訪れてもよさそう。

  • 【グルメ】Saint-Jean-Pied-de-Port (サンジャン・ピエドポー) 心温まるバスク料理をワインとともに堪能

    • 出口16より徒歩6分。明治通り沿い右手、「並木橋」交差点の先。
    • 渋谷区東 1-27-5 シンエイ東ビル2F
    • 03-6427-1344
    • ランチ11:45〜14:00(13:30 L.O.)、ディナー18:00〜24:00(23:30 L.O.) ※チャージ 300円(ディナーのみ)
    • 日曜

    フランスとスペインの国境にまたがるバスク地方。ピレネーの山の幸と、大西洋の海の幸をふんだんに使ったバスク本場の味を提供する専門店だ。今年2月にオープンした。店名はオーナーシェフの和田直己さんが実際に働いていたフランスバスクの街の名前。ランチは週替りの「本日のメインディッシュ」3品から選ぶシステムで1,050円から。ディナーはすべてアラカルトで季節や仕入れにより頻繁に替わり、組み合わせによりコース風に楽しめる。ワインはフランス産を約50種そろえ、グラス735円〜(ランチタイムは525円〜)。バスク産シードル(630円)もぜひ味わいたい。

  • 【グルメ】Il Fiume (イル フューメ) 気軽に楽しめる本格ダイニング&カフェ

    • 出口16より徒歩5分。明治通りを進み「並木橋」交差点を左折した左手。
    • 渋谷区渋谷3-14-2 ベルティス渋谷1F
    • 03-6434-1072
    • ランチ12:00〜15:00、ティー15:00〜18:00、ディナー18:00〜翌1:00(フード0:00、ドリンク0:30 L.O.)※土日祝はディナーのみ営業。
    • 無休

    並木橋交差点のすぐそばに雰囲気のよい空間がある。料理はイタリアで修業したシェフが作る本格イタリアン。食材は有機野菜を使い、魚介は築地で買い付ける。ジビエ(現在は子羊のみ)は必ず一頭買いしているとか。カクテルには必ずフレッシュフルーツを、コーヒーや紅茶は最高ランクのものを使用するなどこだわりポイントも多い。ワインはイタリアものが中心で、100種以上の品ぞろえからソムリエが厳選。グラス600円から。日替り野菜のビュッフェが人気のランチはドリンク付きで950円。カジュアルに楽しんでほしいからこその「ダイニング&カフェ」なのだと納得。

  • 【グルメ】agoo's cafe (アグーズ カフェ) やさしさあふれる野菜たっぷりごはん

    • 出口16より徒歩7分。明治通り沿い右手、「東交番前」交差点の先。
    • 渋谷区東 2-23-1 氷川橋ビル1F
    • 03-3409-0570
    • 平日8:00〜19:00(L.O.)、モーニング8:00〜11:00、ランチ11:00〜15:00、日祝11:30〜18:00(L.O.)
    • 土曜

    開店7年目を迎えるこの街ではおなじみのダイニングカフェ。管理栄養士の店主さんが野菜をたくさん摂れるように考えたメニューを提供。毎日利用してもらえるように、バラエティに富んだメニューはお財布にもやさしい。ランチ以降も、気軽にごはんを食べたい人が多いことを察し、ティータイムでも丼ものを提供している。現在では、「いつでも丼ランチが食べられるカフェ」として定着した。店名のアグーとは沖縄の豚の種類。店主さんが沖縄好きかつ豚も好きということだ。豚さんに囲まれてほっこり時間を過ごして。

  • 【グルメ】Sweet Leaf (スウィートリーフ) アットホームな飾らないキッチン&バー

    • 出口16より徒歩9分。「東交番前」交差点左手の小道へ、1つ目の路地を左折し突き当たりを右に。
    • 渋谷区東 1-24-9 平野ハイム1F
    • 080-3425-5951
    • ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー18:00〜23:00(22:30 L.O.)
    • 日曜・祝日

    静かな住宅街の中にひっそり佇む洋風食堂。大手ピザ店出身で米軍基地のキッチンマネージャーも勤めた平野さんが2011年6月に始めた店。渋谷らしからぬアットホームな温もりあふれる雰囲気は、どこか郊外を訪れたようにホッとさせる印象。料理はパスタやカレーライスなど親しみやすい洋食系メニューが中心。しょうが焼きなどの家庭料理もあり。お客さんのリクエストに応え、メニューが増えていったのだそう。音楽関係の仕事も持っている平野さん。店内ではジャズやロックのミニライブを開催することも。気取りのいらない隠れ家として利用してみては。

  • 【グルメ】キミドリ 一日の〆を笑顔で!自然派立ち呑みバー

    • 出口16より徒歩4分。小さい歩道橋を過ぎ2本目の路地を左折した右手。
    • 渋谷区渋谷 3-12-24
    • 03-5468-3289
    • ランチタイム11:30〜15:00(L.O.)、バー(月・火・木・金曜)17:00〜23:00(22:30 L.O.)※ハッピーアワー17:00〜19:00。水・土曜は18:00〜の開店。
    • 日曜・祝日

    明治通りから路地を入ったところにある、小さな立ち呑みバー。ここはオーガニック&エコロジーをコンセプトに、安心な食材を使い生産者の情報発信も兼ねている。音楽系のイベント企画会社が母体で、7年前の開店当初は仲間内のたまり場的な店が欲しくて始めた。誰でもウェルカムな雰囲気で、近隣の会社員も足を運ぶようになり、今ではカルト的人気店に。女性のおひとりさまも多く訪れるとか。イベントで訪れた土地土地では生産者との出会いを大切にし、ネットワークを今も広げている。食にも自由なコラボから始まる楽しさがあることを実証している店だ。

※こちらの記事は、2013年6月20日現在のものです。