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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 6月号Vol.279 / Jun / 2024毎月20日発行

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。

2024/5/20:
SALUS6月号を発行しました
2024/4/20:
SALUS5月号を発行しました
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SALUS4月号を発行しました
2024/2/20:
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2024/1/20:
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SHOP:

疲れたら……休もう!/疲れを癒やす、おこもりアイテム

体の内側から働きかける漢方や香りのアイテム、
肌触りのよい素材のウェアで、心と体のセルフケアを。


※こちらのコンテンツは、特集「疲れたら……休もう!」より抜粋してご紹介するものです。

●漢方

LAOSI

ラオシ

◎東横線・田園都市線/渋谷

recommend
生薬やスパイス、ハーブ、茶葉をブレンドしたオリジナルのお茶4種を試せる「漢方薬膳茶詰め合わせ」(3包×4種¥1,250)。黒豆、クコ、なつめなどをブレンドした「食べる薬膳茶」(200g¥1,650)は、体質別に選べる全5種。

  • 住所:渋谷区神山町42-9
  • ☎無(問い合わせは公式Instagram:@laosi.phより)
  • 営業時間:12:30~17:00
  • 休:水・日・祝(不定休あり)
  • 渋谷駅より徒歩15分 ※キャッシュレス決済のみ。

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●漢方

台所漢方

ダイドコロカンポウ

◎東横線/中目黒

recommend
オリジナルのブレンド茶シリーズからリラックス効果が期待できる「芍薬花&薄荷茶」と、26種の和漢植物を使った新陳代謝を促す「台所和漢茶」(各14包¥1,620)。生薬5種入り参鶏湯風スープキット「元気和漢スープ」(1人前¥2,500)。入浴剤「台所和漢湯」(1包¥600)は自然由来100%。

  • 住所:目黒区東山1-3-3 アルス中目黒2階
  • ☎03-3794-4976
  • 営業時間:12:00~17:00
  • 休:日・祝
  • 中目黒駅より徒歩8分 ※漢方相談は予約制。

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●漢方

漢方鍼灸 和氣香風

カンポウシンキュウ カキコウフウ

◎東横線・大井町線/自由が丘

recommend
睡眠の質を高める「龍眼肉」(100g¥1,296)はそのまま食べてもおいしい。緊張を和らげたいときには「菊花」(20g¥1,296)のお茶を。小林さんが監修する国産素材を使った和製養生茶「○ノ茶 きよらか」5包(¥1,620)はハトムギ、キウイ、緑茶をブレンド。むくみやだるさのお悩みにおすすめ。

  • 住所:目黒区自由が丘1-16-10
  • ☎03-6315-9124
  • 営業時間:10:00~17:00(最終入店)
  • 休:月・木・金
  • 自由が丘駅より徒歩6分 ※漢方相談は予約優先制。

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●香り

OUVEA MARKET

ウベアマーケット

◎田園都市線・世田谷線/三軒茶屋

recommend
オリジナルのルームミスト「クス フルムーン/ニュームーン」(各50ml¥3,850)をはじめ、「MRDULA マッサージスクラブ」(120g¥5,270)、「CLEAN SLATE バスソルト」(150g¥2,640)」はすべて天然香料を使用。「HELLO CBD CBDオイル1500」(10ml¥14,850)はコーヒーの香り。

  • 住所:世田谷区太子堂2-29-5
  • ☎03-4363-3573
  • 営業時間:月~金13:00~20:00、土・日・祝12:00~19:00
  • 休:不定休
  • 三軒茶屋駅より徒歩5分

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●香り

Hibino

ヒビノ

◎目黒線/目黒

recommend
天然精油100%の「FUGA 森の香りのピローミスト/せせらぎ感じるピローミスト」(各50ml¥3,300)。大豆ワックスの「Posie AGIキャンドル」(250g¥5,830)はカシスやシトラス、レザーの温かみのある香り。香木のパロサントのみで作られた「Subtle Bodies お香」(25本¥4,510)。

  • 住所:品川区上大崎3-3-5 新陽CKビル103
  • ☎03-6822-7674
  • 営業時間:11:00~20:00
  • 休:不定休
  • 目黒駅より徒歩3分

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●香り

W*ARoMa HERB

ワロマハーブ

◎東横線/学芸大学

recommend
W*ARoMa HERBの商品は農薬不使用の国産ハーブを使用。ミントや柑橘系のすっきりとした香りの「飲むハーブボールティー oginau」(6包¥1,430)。ハーブ10種以上を使った「和草ハーブボール 結-つなぐ-」(60g¥3,300)。目元を温める「和温香 アイピロー」(各¥3,300)は安らぐ香り。

  • 住所:目黒区五本木3-17-4 メゾンベガ101(ワタシライフサロン リラ・ワリ 東京サロン内)
  • ☎03-6451-0360
  • 営業時間:10:00~20:00
  • 休:不定休
  • 学芸大学駅より徒歩6分 ※来店は予約制。

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●ウェア

Priv. Spoons Club 代官山本店

プライベートスプーンズクラブ

◎東横線/代官山

recommend
ほんのり光沢感のあるコットンサテンのなめらかな肌触りが気持ちいいシャツとショートパンツ「コットンサテンセットアップ」(¥26,400)。「パイルクラブスリッパ」(各¥4,730~)は、優れた吸水性のタオル素材を使用。レディースとメンズの2サイズ展開でギフトにもぴったり。

  • 住所:渋谷区代官山町3-13 代官山エーデルハイム2階
  • ☎03-6452-5917
  • 営業時間:12:00~19:00
  • 休:水
  • 代官山駅より徒歩8分

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●ウェア

今治浴巾 横浜元町店

イマバリヨッキン

◎みなとみらい線/元町・中華街

recommend
男女兼用の「イデゾラ オーガニックパジャマワンピース」(¥15,840)と「イデゾラプレミアム スーピマコットン無撚糸シャワータオル」(各¥7,260)には、世界三大綿と呼ばれるスーピマコットンを使用。タオル素材の「イデゾラ ナチュラルタイムパイルターバン」(各¥1,320)。

  • 住所:横浜市中区元町2-90 アンフィニ元町 CS通り1階
  • ☎045-319-6490
  • 営業時間:11:00~19:00
  • 休:無
  • 元町・中華街駅より徒歩5分

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MACHI-SANPO:

こどもの国・恩田
田園都市線の長津田がハブとなるこどもの国線こどもの国・恩田は、横浜市青葉区の緑豊かな住宅地区。こどもの国から恩田、足を延ばして寺家までをご紹介します。

こどもの国 
自然と遊び場が融合した大型施設
「ローラー滑り台」がリニューアル!
上皇・上皇后両陛下のご結婚を記念して国民から寄せられたお祝い金を活用し、1965年に開園。多摩丘陵の自然に囲まれた約100ヘクタールもの広大な敷地には、牧場や動物園、遊具、バーベキュー場など子どもの遊び場が点在しています。今年3月、遊具の「ローラー滑り台」が一新。また、植物や昆虫、野鳥など一年を通して自然体験ができ、土・日にはイベントを開催中。
◯牧場で生産される特別牛乳「サングリーン」使用のソフトクリーム「ワッフルコーン」(¥450)。「雪印こどもの国牧場」が運営する「ミルクプラント」は、2025年春のリニューアルオープンへ向けて工事中。
◯「牛・羊の牧場」では約40頭の乳牛と約30頭の羊を飼育。◯「サングリーン」を使った「牛乳ラーメン
(温)」(¥850)は「レストランさんかくぼうし」の名物。◯「ローラー滑り台」は、これまでの長さ110mから5m延びて115mに!
住所:横浜市青葉区奈良町700 ☎045-961-2111 営業時間:9:30~16:30(最終入園15:30) 休:水(祝日の場合、開園) 料金:大人・高校生¥600、小・中学生¥200ほか
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とんかつ かつ元カツゲン
1989年創業。
地元に愛されるとんかつの名店
今年でオープン36年目。創業からほとんどメニューは変わらず、ロース・ヒレカツの定番を中心に、冬はカキ、夏はアジなど季節のフライを提供しています。塊肉で仕入れる豚肉は、仕込み段階で成形するという特殊な調理法で、衣には中目のパン粉、サラダ油にラードをブレンドした揚げ油を使用。店内同様キャベツ・ソースが付いた揚げ物だけのお持ち帰りも◎。
◯一口カツ、エビフライ、自家製カニクリームコロッケ、キスフライと、いいとこ取りの「スペシャルミックス」(定食¥1,450)。◯一番人気は「ロースカツ定食」(¥1,300)。重すぎないとんかつの味わい、約130gものボリュームがありながらも良心的な価格帯が魅力。お得なランチメニューも。◯お店はこどもの国駅から歩いて20分ほど。◯落ち着いた雰囲気の店内。
住所:横浜市青葉区奈良町1670-221 ☎045-961-2161 営業時間:11:30~14:00/17:00~20:00 休:水
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Panaderia Siestaパナデリアシエスタ
横浜小麦のおいしさを食卓に。
とことんこだわり抜いた本格のパン
創業以来、地元のみならず遠方から足を運ぶファンもいるほどの人気店。その理由は、横浜を中心とした国産小麦粉から自家製酵母、長時間発酵、手作りのフィリングに至るまで自分たちが納得できるスタンスを貫いているから。さらに、有機食材をはじめできるだけ体に配慮した素材を厳選。店内には、自慢のハード系や食パン、菓子・総菜パンなど130種もラインアップ。
◯ジャムやあんこなどのフィリングが使われる季節のデニッシュ。◯全粒粉入り「横浜小麦の食パン」
(¥626)、まるでフレンチの「ゴルゴンゾーラとハチミツ漬けくるみの天然酵母」(¥669)、昔ながらの練乳クリームを挟んだ人気No.1の「ミルククリーム」
(¥291)。◯4坪ほどの店内には、壁やショーケースにずらりとパンが陳列。◯併設された厨房の様子。
住所:横浜市青葉区奈良5-4-1 レーベンスラウム1階 ☎045-963-5567 営業時間:7:00~18:00 休:月
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Patisserie Coloris et cieパティスリークロリエシー
自然の恵みを生かす
素材を厳選したスイーツ
パティスリー「ル・ププラン」出身のオーナーのお店。食品添加物は使わず、飼料にマリーゴールドを配合した鮮やかな黄色の卵「高原ゴールド」をはじめ、体に配慮した食材を使ったスイーツを販売。おすすめは、生産者から直送される主に有機・自然栽培のフルーツが主役の季節のケーキ。フレッシュで自然な甘さが評判です。そのほか、本格的なフランス伝統の焼き菓子も。
◯ショーケースに並んだ季節のケーキ。この日は「日向夏のパイタルト」「紅ほっぺのタルト」など。土・日は夕方に完売することも。◯「フロランタン」「ガレットブルトンヌ」「ディアマン」などのフランス伝統菓子はギフトに。◯新商品「ルリジューズ」(カフェ¥691)は、フォンダンアイシングで仕上げたコーヒー味のシュークリーム。
住所:横浜市青葉区奈良1-22-1 鴨志田第二ビル103 ☎090-7575-9443 営業時間:10:00~17:00(土・日・祝日~18:00) 休:月・火

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Brunfelsia Roasteryブランフェルシア ロースタリー
住宅街の一角にある
スペシャリティコーヒーの焙煎所
イギリスのスペシャリティコーヒー協会に所属し、卸売り・コーチングをする伴 憲作さんがオーナーの焙煎所兼コーヒースタンド。ここで提供するのは、精製から流通、焙煎までの道筋がわかる豆=スペシャリティコーヒーをオランダ「GIESEN(ギーセン)」社の焙煎機で煎ったシングルオリジン約3種。ドリップコーヒーを飲み比べてからお気に入りの豆を購入しても◎。
◯仕入れ状況により豆の種類が変わる「ドリップバッグ」(1個¥200)、「シングルオリジン」(100g¥1,100~)。◯店内で焙煎をする伴さん。カウンターが1つあるだけのシンプルな空間。◯常時2、3種から選べる
「ドリップコーヒー」(¥700~)。この日は、スペシャリ ティコーヒーならではの果実味を存分に味わえる中浅煎りの「エチオピア」。
住所:横浜市青葉区奈良1-22-8 ☎03-6450-7667 営業時間:10:00~20:00 休:無 ※月~金は予約制

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寺家乃鰻寮ジケノマンリョウ
寺家の田園風景を眺めながら
昔ながらの鰻・そばを
隣接する町田市の今はなき名店「うな俊」の姉妹店として、寺家ふるさと村の総合案内所「四季の家」内に2007年開店。静岡・駿河区から仕入れる鰻は、白焼きにしてから長時間じっくり蒸し、本店から受け継いだ秘伝のタレにくぐらせて焼き上げる江戸前鰻。そばはバランスの取れた二八そばで、最高級の本枯節と利尻昆布、あごだしを使った麺つゆと絶妙に絡みます。
◯献立に迷ったら、大ぶりのえび2匹、季節野菜の天ぷらを盛り合わせた定番の「天せいろ」(¥1,650)を。◯奥ゆかしさのある木造の「四季の家」。落ち着いた雰囲気の店内は、囲炉裏を囲んだカウンター席と外の景色を眺められるテーブル席。◯お重箱2段に分かれた「上うな重
(松)」(肝吸・香の物付き¥4,730)。香の物は、自家製のぬか漬け。
住所:横浜市青葉区寺家町414 寺家ふるさと村「四季の家」 ☎045-962-7338 営業時間:11:00~20:00 休:火 ※交通アクセスは、こどもの国駅より「市が尾駅行」のバスで「鴨志田団地」下車、徒歩4分
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JIKE STUDIOジケスタジオ
アート×衣食住
寺家の文化発信地
作家による絵画や彫刻などの作品展をはじめ、ジュエリーや山ぶどうかごなどの展示会、音楽会を行う“ギャラリー”、洋服や革靴などを販売する“ショップ”、自社農園で栽培する野菜をふんだんに使ったプレートランチや手作りの焼き菓子が評判の“カフェ”、3つの要素から構成される施設。寺家ののどかな環境で、さまざまな作家ののびやかな感性に触れられる場所です。
◯画家・西川克己さんの作品集『西川克己の世界 Bienvenue』(¥16,500|JIKE STUDIO出版)。◯ギャラリーの様子。2024年6月15日(土)より美術家・岡田杏里さんの個展を開催。◯カフェの「本日のランチ」
(¥1,760)。◯焼き菓子4種の詰め合わせ「petit bonheur」(大¥3,024)。
住所:横浜市青葉区寺家町435-1 ☎045-479-6777 営業時間:11:00~18:00 休:火 ※交通アクセスは、こどもの国駅より「市が尾駅行」のバスで「鴨志田団地」下車、徒歩13分
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SHEiシー
愛犬と人の健康を支える
ライフスタイルストアが誕生
2023年オープン。オーナーの武本 淳さんと愛玩動物看護師の資格を持つ妻の瑠美さんが営むこちらは、愛犬と一緒に利用できる高気圧酸素ボックスが目玉。さらに、セルフウォッシュ専用の個室、厳選されたグッズが並ぶ売り場も。併設のドッグカフェは、横浜の自然栽培野菜を使い、発酵を取り入れたプレートメニューが中心。もちろん犬用のフードも充実しています。
◯広々とした店内。◯グッズのセレクトは瑠美さんが担当。◯「O2カプセル」の高気圧酸素ボックスは30分¥2,800~。◯日替わりの「お肉のプレート」(¥1,550~)、自家製甘酒アイス添え「ベリーソーダフロート」(¥780)。
住所:横浜市青葉区若草台10-1 プラトゥモリ104 ☎045-532-5509 営業時間:11:00~18:00(金・土~21:30、日~19:00) 休:木 ※交通アクセスは、こどもの国駅より「青葉台駅行」のバスで「桂台」下車、徒歩8分
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カフェ 明玉庵メイギョクアン
築50年以上の
古民家を生かした和カフェ
お店があるのは、美しい恩田山を見渡せるのどかな田園地帯。お店を営む姉弟が、かつて祖父母が暮らしていた古民家を改装して2022年に開業。店名はもともと敷地内に建てられた茶室の名前で、宇治の老舗「小山園」の抹茶やほうじ茶、神奈川・清川村の煎茶などの飲み物と、お団子やおしるこなど手作りの甘味、軽食を提供しています。不定期で和風カレーのランチも。
◯「小山園」の濃い抹茶シロップが爽やかな夏季限定「抹茶かき氷」(¥550)。北海道産小豆を丁寧に炊いた、トッピングの「粒あん」(+¥50)。◯「お抹茶(薄茶)」
(¥350)、その日作りたてのやわらかい「みたらしだんご」「粒あんだんご」(各¥180)。◯恩田駅から徒歩20分ほどの場所にあるお店はのぼりが目印。◯店内はすべてテーブル席。
住所:横浜市青葉区恩田町2581 ☎045-961-6810 営業時間:11:00~17:00L.O. 休:不定休 ※営業日はHP(meigyokuan.com)にて公開。交通アクセスは、恩田駅より「青葉台駅行」のバスで「苗万坂」下車、徒歩5分
MAP
ふきだし
ふきだし
梅雨時の旬を味わう、寺家のひととき
寺家 ひらさわ
 自然豊かな寺家の小山。白い暖簾がかけられた門から石段を登ると、奥ゆかしい日本家屋が現れます。ここは、和食一筋の料理人、平田洋一さんと長澤勇さんが2017年に創業。青葉近郊の生産者による旬の野菜をすぐに取り入れられるのは、季節を表す和食にとって最も理想的な環境です。
 味の決め手となるだしについて平田さん曰く、「昆布だしを大事にしています。関東では鰹が強いところが多いのですが、昆布の風味を強く出します。北海道産昆布と3種ほどの昆布をブレンドし、やわらかく仕立てるようにしています」。この日、コースのメインは「治部煮(じぶに)」。「メインの豚肉『あつぎ豚』は、甘みがあって特有のクセがない。やわらかくておいしいんです。もともと『治部煮』は片栗粉をまぶしてだしで煮るものですが、うちでは角煮にしてから、片栗粉をまぶしたものを揚げます。そこに、だしの餡をかけました」と平田さん。脂質が気にならないように香ばしく揚げて表面をコーティングした「治部煮」は、脂っこさを感じさせない絶妙な一品。
 こちらのコースでは、メインを含む全6品と季節の釜飯、デザートを提供。最後に平田さんは、「6月は、初夏の鮎や鰻、イサキ、尾長鯛など魚介が増えます。なすや、きゅうりなどの野菜もおいしくなりますね」。
  • ◯コース「祥」(¥10,285)より、外はカリッと中はフワッとした食感のメイン「治部煮」、「シャンパン」(ボトルのみ¥10,648)。内容は仕入れ状況により変動あり。◯コースの「八寸」はこの日、たけのこのフライやイワシの山椒煮など(写真は2人分)。◯落ち着いた雰囲気の店内。美しい庭の眺めも楽しめます。当日でもお電話を。
住所:横浜市青葉区寺家町602 ☎045-482-4923 営業時間:11:30~15:00/17:00~21:00 休:月・火(祝日の場合は営業、翌日休) ※ディナーコースは予約制。交通アクセスは、こどもの国駅より「市が尾駅行」のバスで「鴨志田団地」下車、徒歩5分 MAP

SWEETS:

  • 撮影=星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • 自由が丘ロール屋
  • [東横線、大井町線/自由が丘]
  • マドレーヌ

しっとり溶け広がる、マドレーヌの至福

「改めて、生地のうま味に回帰しました」。辻口博啓シェフが「モンサンクレール」に次ぎ、「自由が丘ロール屋」を構えたのが2002年のこと。長く愛される店を昨年、がらりとリニューアルした。一番の革命はオーブン。厚い生地にも火が入り、ウェット感を保てるものに替えたとか。配合や製法も見直し、もっとしっとり口溶けよく。ロールケーキはより生地を味わえるスタイルに一新した。さらには生地そのものを楽しめる焼き菓子を揃え、「ロールケーキと焼き菓子の店」として新フェーズへ! 焼きっぱなしのお菓子はこまめに焼き、出来たてが次々と運ばれる。目を引くのが北海道産小麦粉やバターの香りに満ちた、黄金色のマドレーヌ。レモンのマドレーヌはレモン糖衣をまとってさくふわ、しっとり。鮮やかな酸味を那須御養卵のやさしいコクとバニラコンフィチュールでまろやかに。レモン皮がさわやかな余韻を残していく。マドレーヌの新たな喜びを贈ろう。

「マドレーヌ」5種。手前から、自家製コンフィチュール入りの「フランボワーズ」、レモンケーキ感覚の「シトロン」各¥400、やわらかなコクが広がる「和三盆」¥350(すべてオンライン予約可)。ほのかに効かせたレモンの果汁と果皮の香りが心地よい「プレーン」、オレンジが隠し味の「ショコラ」各1個¥300(ともに3日前までに電話予約可)。作り置きせずなくなり次第終了のため、必ず欲しい場合は予約が安心。

  • 自由が丘ロール屋 
    住所:目黒区自由が丘1-23-2
    ☎03-3725-3055
    営業時間:11:00~18:00
    休:水・第3火(そのほか不定休あり)
    自由が丘駅より徒歩8分
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。